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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2011年07月31日

マスメディアとソーシャルメディアの違い


マスメディアは、スケールメリットを持っています。
一気に、大量に、短時間で、ということですね。

デメリットはコストが掛かり過ぎることで、規模の小さな会社や
個人では、なかなか手が出ないと。

ま、一方ではマスメディアにはニュースというものがあります。
取材、記事、報道ですね。

これは彼らの組織が公共性に立脚していることに起因し、セクションが
「営業」「制作」「報道」に分かれていることから、営業マターではない
公共と貢献が働くわけです。

僕がテレビ制作の番組プロデューサーであれば、新規性と社会性、
さらに話題性のあるネタなら、取材して放映したいと想います。

だから、話題づくりというスキルを活用して、マスメディアに登場
するという手段がありますよね。

さて一方、ソーシャルメディアは、デメリットから言えば、一気に、
大量に、短時間で、ということがやりにくい側面を持っています。

これは、人間関係をベースにし「信頼の連鎖」を本質にしている
以上、やむを得ないこと。

ただ、ネガティブに言えば「炎上」という言葉がある通り、ネタ
次第で、一気・大量・短時間を達成するケースもあります。

僕らが目指すべきは、炎上ではなく「共感のビッグバン」ですよね。

特にフェイスブックは実名顔出しの実社会であり、
その仕組は、「超・巨大なクチコミ発生装置」です。

「クチコミの加速装置」と言ってもいいでしょう。

クチコミの伝達スピードは、ソーシャルメディア以前と以後では、
まるっきり違いますから。

ただここで注意したいのは、

クチコミとは「自然に起きる」ものであって、
「故意に起こす」ものではないということです。

 ひとえに、実際の商品の良さと、
 ひらすら、企業の持つ「人柄」をベースに、
 自然発生、するものであり、
 なおかつ、クチコミが起きるだけの「価値」が求められます。

正しいクチコミを加速したいですね。

ありがとうございます。


 松尾のフェイスブックアドレスは以下。
 http://www.facebook.com/kouki.matsuo

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Posted by しるばーうるふ at 20:50Comments(0)しごと

2011年07月28日

もう食べましたか?ぺるり


さて、

繁盛するための販促留意点は、

●認知度を高めること。
●興味を持たせること。
●強みを際立たせること。
●話題をつくること。
●最後のひと押しをつくること。

であり、それぞれ戦略的に行うことになりますが、

今日は、中でも「話題をつくること」に焦点を当て、そのツールと
しての「 料理 」についてお伝えしてみたいと想います。

冒頭でも書きましたが、例えば伊豆の多くの旅館さまでは、提供する
料理素材が、伊勢海老、アワビ、金目鯛と、あらかた一緒です。

謳っていることは、ほぼ一緒(^_^;)。

こうなると、お客様は迷ってしまいます。

今回は、とある旅館の、とある料理について、僕の創作ではあるものの、
「料理を使って話題を創るとはこういうこと」です、という例をご披露したい
と想います。


その宿は、伊豆を代表する宿。

まずは、ブランディングも兼ねて「黒船御膳」というコースを考えました。

それ自体の魅力とともに、そのなかにサプライズを仕掛けたメニュー
で話題をつくろうとしたもの。

幕府がペリー一行を接待した料理は、日本古来の本膳料理だった
そうなので、その再現や、文明開化のイメージのある料理(和風洋食)
を加えたりした全体を構成。

・黒船盛り(金目鯛のお造りなどを黒い船型器に盛る)
・黒船焼き(ビフテキ、魚のバターソテーなど)
・黒船鍋(牛鍋、シチューなど)
・黒船丼(ハヤシライスなど)

そして一番の仕掛けは、

なぞの料理「ぺるり」

「黒船御膳」の一品として用意します。



 ・・・・ぺるり(^_^;)?


正体はワンスプーン料理なのです。

実は「ぺるり」とは、ペリー提督のことで、当時の人たちの発音が
「ぺるり」だったことから、料理名を思いつきました。

で、「ぺろりとひと口で食べられる料理」ということで発案。

以前やっていたテレビ番組の「魂のワンスプーン」がヒントに
なりました。

番組では、超・豪華な食材を見た目も麗しくスプーンに盛り付けて
いたのですが、そこまでできずとも、アイディアとして調理場に
ぶつける分にはいいでしょう。

それにしても、

 ぺろりとぺるり。。。

発案した自分自身が気に入りました(^^)。←これ大切です。

広告代理店とも話し合い、
「ぺるり」は、「謎の料理」にしよう!ということに。

(ディスカッションした「いちげ」さんという広告マンは、
 僕の中では最高の方でした。本稿も彼なしでは書けないほどの
 プランナーです。ちなみに僕のホームページのトップページに
 も、僕を応援するひとりとして登場しています。
 しかもこの7月から独立!彼とも関わって行きますよ~)

広告などでは内容は出さずに名前だけ広めます。

「ペルリって何?」
「もうペルリ食べた?」
「ペルリって実は…」

などとブロガーを中心にクチコミをつくっていくネタとしたいと
考えたのです。ソーシャルメディアという強い味方がありますからね。


――――――――――――――――――――――――――――――
 「もう食べましたか?ぺるり」
――――――――――――――――――――――――――――――


ぺるりとはすなわち、金目鯛のカルパッチョなど和洋折衷の創作料理を、
スプーンに載せた料理のこと。


ここから「ぺるり」のクチコミ戦略がスタート。

「ぺるり」は、季節毎に数種類用意します。

金のペルリ(金目鯛)
赤のペルリ(伊勢海老)
黒のペルリ(イカスミ)
青のペルリ(海藻)
茶のペルリ(あわび)等々

料理の色に合わせて名前を付け、その人気投票を行ないます。

投票の仕方は、
その場で用紙に記入していただくか、
後でウェブから投票していただきます。

投票していただいた人には抽選でプレゼントを用意し、住所、氏名
などを書いていただくことを条件とします。

料理内容は毎月変わり、毎月順位を発表。

一位のメニューは、チャンピオンとして残り、
翌月の新メニューと対決します。

ときには、有名料理人を招いてペルリ対決をしたりして、
マスコミの注目を集めます。

(有名料理人でなくとも、地元の飲食店のシェフ対決でも
 話題性は充分あると想います)

ペルリ対決のときには、影響力の大きいブログを書いているブロガーや
プレスなどを招待して、PR効果を高めます。

また、ペルリに合わせるドリンクも用意します。

ペリーに招かれた幕府高官は、シャンパンやパンチ(炭酸割カクテル)を
好んで飲んだというので月代わりでさまざまなパンチを準備。

サービスするスタッフの衣装も、明治維新の頃をイメージする服装
にするなどして、雰囲気を盛り上げる演出も工夫を凝らしたいところです。

・・・ということで、

●料理アイディア
●噂マーケティング

このふたつの組み合わせで、拡販を図ろうとしたケースでした。

今はソーシャルメディアの時代です。

特にフェイスブックは、クチコミ加速装置のようなプラットホーム。

愛のある活用をしてゆきたいですね(^^)。



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Posted by しるばーうるふ at 20:30Comments(0)しごと

2011年07月26日

ソーシャルメディアに乾杯(^^)in仙台


「ソーシャルメディアに乾杯(^^)in仙台」というフェイスブック
グループを生成しました。

ちょっとづつ盛り上がってきましたね♪

非公開グループなのでここでは独白になっちゃいますが、

後藤さん、先崎さんというテクニカルマスターが居て、
企業戦略&戦術推進マスターの僕がいるので、

両輪が噛み合うからいいのだと想います。

もちろん受講されているメンバーの方々も実は一騎当千!
僕も含め、みんなで勉強、みんなで実践です。

スタートしたばかりですが、
年内に「仙台にこのグループあり」という
互助互恵のチーム、実績のある仲間たち、になってゆきたいです。


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2011年07月23日

言葉ひとつでお馴染みさんになって頂く方法


お馴染みさんとは、常連さんのことですよね。

辞書を引くと「特定の店や場所によく行き、その場の空気に慣れて
いる人」とか「その興行場・遊戯場・飲食店などに、いつも来る客。
常客。例/画廊の常連となる。」

なんて出てきます。

お馴染みさんが増えると、商売は楽になりますよね。
そして楽しくもなります。

まずは、言葉ひとつでお馴染みさんになって頂く方法をお教え
しましょう(^^)。これは本当に効果があります。

僕にも行きつけがあります。

●床屋さん2箇所

内1ヶ所は速さを求めています。ベルトコンベアー方式で安価。
ただ、何度も通っている僕としては、言って欲しい言葉があります。

●夜のクラブ数ヶ所

社名が株式会社 乾杯・KANPAIなので、僕はいつも飲んでいる
イメージがあるようですがそんな飲みまくってませんよ(^_^;)。

もとい、たま~に逢う彼女たちが発する残念な台詞があります。

上記ふたつに共通する、僕が言って欲しい言葉は、

「いつも、ありがとうございます。」です。

床屋さんは、僕の顔を知っているはずなのに「いつも、ありがとう
ございます。」と言ってくれないので僕から密かに疎まれています。

クラブの子は、ついつい「お久しぶりです。」と言ってしまいますが、
常連さん気分を味わいたい人にとっては歓迎できない言葉。

そのお客様は、たまにしか訪れないお店だとしても「(ついこの前
来たばっかりじゃん?)」と想っているのです。

だからここでも「いつも、ありがとうございます。」が正しい。


数回しか来ていないお客様だとしても「いつも、ありがとうございます。」
が有効です。

常連としての扱いは、
お客様を喜ばせる最高のもてなしのひとつです。

床屋さんやクラブさんだけではなく、さらにサービス業だけでもなく、
どんな業界業種にも当てはまると想います。

自分が常連だと自覚すれば、

「また来るよ」
「人に聞かれたら紹介してあげよう」
「今度、その人を連れて来るね」

という台詞が出ますし、
紹介にあたっても、

「あのお店は、お通しが素晴らしいんだよ」
「僕の友人だと言ってくれたらサービス違うと想うよ」
「親しい常連さんにしか出さない料理を食べさせてあげるね」

という台詞が出てきます。

前段の床屋さんやクラブさんの例を読んで、「レベルが低いところ
に行っている松尾さんもどうかしているよ」と想った方もいらっし
ゃるでしょう。

でも、僕もいろんなお店や会社に行きますが、格式あるホテルですら、
できてないところは想いの他、多いです。


歴史もあり、建物も重厚で、調度にも品があるホテルがあります。
僕も今まで10回以上利用させていただいています。

働いている人たちからも「自分はこの格式あるホテルで働いているのだ」
というプライドが感じられます。

全体的雰囲気が好きで、僕も満足はしているのですが、もし、この
ホテルが、些細なミスをしたら、「もう来ない」という選択をする
可能性があります。

というのは、僕を「個人」として覚えてくださらないからです。
この状態では、些細なミスを許容できないかもしれません。

「お互いに知っている」というスタッフが何人かいれば、その人の
ことを想って「ま、こういうこともあるよね」で済ませられること
でも、親しい人が不在だと、許す理由を探すのに一苦労します。

良いホテルなのに、

●予約電話の再、僕が名乗った時点で「いつも、ありがとうございます。」
が言えないのは悲しいです。パソコンの端末を叩く音の後で言われても
あまり嬉しくありません。

●フロントに到着して、僕と何度も顔を合わせているスタッフから、
「いつも、ありがとうございます。」が無いのは悲しいです。翌日の
領収書の宛名も、スタッフから「いつも通り、何々様で宜しゅう
ございますね?」と言って欲しい(^_^;)。

●前々回の宿泊明け、僕は客室ベッドの枕元に「本」を忘れましたが、
想い出してもこちらからは連絡をしませんでした。当然、ホテルから
電話連絡があると想ったからです。

しかし連絡は無かった。
本はどこに行ったのでしょう?

(ホテルとしての正しい対応に、
 様々な事情で宿泊されているお客様に対して
 「ホテル側からお客様には連絡をしない」
 ということはあります。
 でも、その人をよく観察していれば、連絡していいお客様か
 どうかの判断は、ある程度付くものだと想います)

●そして前回、「先の宿泊で客室に本を忘れたのですが、ありますか?」
と訊いてみると、忘れ物としてキチンと保管をいただいていました。


ただ、僕が気になるのは、

「松尾様がまたご来館される際の予約の電話、
 ないしは、フロントにお越しになられたら、
 前回、本をお忘れになっていることをお伝えするように」

という社内コンセンサスがあってもいいかなという部分です。

結局はマニュアル通り。
僕も多くのお客様の中の一人に過ぎないのか?


まぁ、僕も、いつもの僕らしく、もっとフレンドリーに接すれば、
自ずから先方様も常連としての扱いをしてくださるとは思います。

鏡の法則ですから、相手の仕草・言動・挙動は、僕の映し鏡です。

これが結論。

ではあるものの、その地域では一流と呼ばれるホテルならば、
お客様に気を使わせるより先に、ホスピタリティーの妙技を発揮して
いただきたいものですよね。


「また、来てくださいね♪」

「いつも、ありがとうございます。」


このシンプルな言葉たちに、すべての商売の本質が垣間見えます。




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2011年07月21日

パーソナルカラー診断を受けてきました


先週は、僕の主宰する「両想い販促鍛錬塾」にてメルマガを
執筆していただいている5人の中のおひとり、
市川浩子さんの「パーソナルカラー診断」を受けてきました。
http://www.i-bonvoyage.com/

実は僕は、着る服などに無関心。
(あ、でもそれなりに職業柄、見栄えは気配りしていますよ(^^))

そんな僕が、人生で初めて、自分のファッションについて考えた
記念すべき日となりました。

市川さん、ありがとうございます。

肌や目の色、顔立ちなどによって、その人に会う色や素材というのが
あるとのことで、何十枚もの生地を身体に充てていただきながら、
コンサルテーションを受けました。

結果、僕は「秋のヒト」とのこと♪
(一人一人を春夏秋冬でコーディネートする診断です)

その性向は、エネルギッシュで、オーガナイザーで、リーダー。
さらに僕の場合、内面は「夏のヒト」が混ざっているようです。

外見としては、ツィード、キャメルといった素材感と風合いで
揃えるといいそうで、色味として、僕に合った緑や茶、あるいはピンク、
さらには紫をセレクトしていただきました。

ベルトの幅は太い方がいいとか、目の色の話しなど、ライブコンサルは
やはりいいものですね。楽しかったです。

ちょっと身体も鍛え直そうかなぁ(^^)。

サマーブレンドオータムより


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2011年07月19日

クチコミを味方につける販促


「フォロワーの数だけ値引きします」とは、
ツイッターの有名事例であり、すし処さいしょさんのものです。

フォロワーが2000人居れば、2000円の値引きです。
フォロワーが3万人居れば、寿司代は無料です。

当日は損ですが、メディアの取材もあり、PR効果は抜群。
ご来店時の対応さえ熟慮できれば、リピーター獲得にも。

ただ、今回話題にしたいのは「クチコミのスピードと量」。

3万人のフォロワーを持つヘビーなツイッターユーザーが、ひと言
つぶやくだけで、瞬時に3万人に情報が伝達される時代です。

そもそもクチコミとは何なのか?

今回は、そのあたりも含め、クチコミを味方につける販促について
一考します。


クチコミを英語では、word-of-mouthと言います。

そのままですね(^_^;)

マーケティングの世界では、CGM(Consumer Generated Media)
といい、直訳すれば「生活者による情報発信」です。

ま、これもある意味そのままですね(^_^;)

最近、クチコミがまた注目されていますが、もちろんソーシャル
メディア発達に伴う現象であり、このコラムの愛読者なら
「共感性社会」というキーワードが浮かぶでしょう。

生活者からの共感を得た商品やサービスだけが、存続発展を
許される時代です。

「いいね!」と言われてナンボなんです。

さて、クチコミの何がいいのでしょう。

突き詰めれば以下のふたつです。

●お金があまりかからない。
●客観的評価で信憑性が高い。

まず前者ですが、クチコミは直接的コストはゼロです。

商売のコミュニケーション手段として、

・テレビや雑誌などへの「広告」があり、
・それにイベントやノベルティーなどを絡めた「販促」があり、
・もちろん「営業マン」によるセールスがあり、
・メディアによる「報道」があり、
・そしてクチコミがあります。

報道もお金はかかりませんが、一過性の色合いが濃いので、
それを省くと、クチコミが最も安価でしょう。

次に後者ですが、これが重要です。

「お客様の声」然り、「事例紹介」然り、であり、実際に利用した
人の声や顔や動画ほど、雄弁に商品をPRできるものはありません。

ましてやそれが「親しい人からの情報」であればなおさらですよね。

クチコミは生活者(近年では「選択者」と言う)の購買行動に強い
影響を与えやすいのです。

特に高額商品や、無形の商品の場合は、その威力の恩恵に授かり
たいと願うほどです。

このコラムを読んでいる方は、宿泊施設のオーナーさんや女将さん
も多いのですが、「持ち運びも発送もできない宿泊施設」の、環境・
料理・サービス・ホスピタリティー(おもてなし)などは、その最たる
ものでしょう。

実泊された方の、お褒めのお声ほど、心強いものはありません。

そこで、クチコミをコントロールしようとする動きは、かつても何度となく
訪れました。バイラルマーケティング、バズマーケティングなど言われる
手法でしたが、クチコミは、仕組化、ツール化できるほど甘いものではない。

「売り手による買い手の操作」という意味では、今までのマスメディアと
変わらないものだからです。

しかしながら、

ここにきて、

ソーシャルメディアがそれを可能にしつつあります。

ツイッターの爆発力は、既存メディアを凌駕するときがある上、
ローカルな話題でも、店舗に人が押し寄せます。

フェイスブックの実名による信用力は、噂のレベルを遥かに超え、
人を動かすチカラを発揮します。

それにしても、もちろん操作などできません。

 ひとえに、実際の商品の良さと、
 ひらすら、企業の持つ「人柄」をベースに、
 自然発生、するものであり、
 なおかつ、クチコミが起きるだけの「価値」が求められます。

しかるに、狙って当てることは難しい側面がありますので、僕は、
僕の顧問先様には、次のふたつを提唱しています。

●小さなクチコミを数多く継続的に起こせる
 コミュニティーづくりを。

●「実際の対面×ネットのつながり」の相乗効果を。

このコラムをお読みの方は、ネット完結型のご商売は少ないと
想います。店舗があったり、人と会う仕事だったりするでしょう。

ソーシャルメディアは、人類史上初めて、将来のお客様および現在
のお客様との双方向のコミュニケーションを実現しているメディア
です。

例えばお店でイベントをやるとします。

従来だとその告知は、店内での掲示やフリーペーパーを使った
広告が担って来ましたし、クチコミのスピードも量も、ある程度の
制限を受けてきました。

でも今なら、日常的な顧客とのコミュニケーションによって、

■お客様にすら企画段階から参加をしていただくこともできます。
■今日思いついた企画を今日のうちに実行できたりもします。
■それどころか、30分前のアイディアも即時に実行に移せます。

そして日常のコミュニケーションの恩恵は、次のように現れます。

■ご来店いただいたお客様に対して、

 「先週体調を崩されていたようですが、
  元気になられたのですね。良かったです」

 などというお声掛けを行うことで、親密度が格段にアップします。

■お客様はお客様で、

 「開発に1ヶ月も苦労された新しい料理のお披露目。
  今日は何としても来たかったんですよ」

 という嬉しいことを言ってくれる関係性を築くことが可能です。


僕の販促の肝は、

どんなツールを駆使しようとも、
どんな場面だろうとも、
いつも書いているように

「お客様との会話の量を増やし、その質を上げる」

ことにあります。

ソーシャルメディア時代は、
このテーマをダイナミックに実現できる時代ですね。


「クチコミ」という、経営や販促の普遍的王道を、

是非、御社の戦略の要に据えていただきたいと想います。


 あ・・・・、絶対にソーシャルメディアを取り入れなくては
 ならないってことでもありませんので、事業内容や哲学理念
 に基づいて実践を♪



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Posted by しるばーうるふ at 17:53Comments(0)しごと

2011年07月13日

ウッフィーが大切(^^)


ウッフィーというのが、ソーシャルメディア社会では重要になる
ようです。

この言葉は、海外の著名ブログ「Boing Boing」にて記事を書いて
いる作家コリイ・ドクトロウ(Cory Doctorow)が、自身のSF小説
『Down and Out in the Magic Kingdom
(邦題: マジック・キングダムで落ちぶれて)』
の中で作り出した造語とのこと。

インターネットのソーシャル・ネットワーク上などで得られる
「信頼」とか「尊敬」とか「評価」といったもののようですね。

ギフト経済と市場経済という考え方があり、ソーシャルメディア
社会とは、ギブ&ギブの「ギフト経済」。

2010年「フリー」という書籍がベストセラーになりましたが、
ギフト経済とは、そうした概念で取り組むべき市場が出現したと
いうことでしょう。

与えれば与えるほどウッフィーが増えるわけです。

「利他的、社会的な行動による評価」が企業の盛衰をも握ります。


【ウッフィーを増やす5つの原則】

1、大声でわめくのはやめ、まずは聞くことから始める。
2、コミュニティの一員になり、顧客と信頼関係を築く。
3、 わくわくするような体験を創造し、注目を集める。
4、無秩序もよしとし、計画や管理にこだわらない。
5、高い目標を見つける。


【ソーシャルメディアでの発信が望まれるもの】

1、信頼の実績(考・口・行の永続的な一致)
2、誠実な人間性(企業の誠意・社員の熱意と真心)
3、願いを叶える物語(追体験できるドラマ)
4、シンプルなメッセージ(こころに届く言葉)
5、デザイン(企業姿勢やビジュアルの分かりやすさ)



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2011年07月10日

ソーシャルメディアの意図と目的と効果を


『ソーシャルメディアを
 「しっかりと早急に事業戦略に活かしたい」』

つまり、「自社でどう活かすか?」の講座。
全7回にて、いよいよ8日からスタートしました。

ソーシャルメディアでのマーケティングは、今までの販売促進の思考
ではうまく行かないようです。

販売促進は心理学と科学がベースになっていると想いますが、
ソーシャルメディアにおいては、ズバリ「人間関係」がベースとなって
います。

講座では、初回である僕の講義にて、そのあたりの概要と考え方、
さらには次にご紹介する「戦略シート」にて進めることになります。

要するに「目的と意図と効果」をしっかり組み立てた上で、
ソーシャルメディアを事業に活用しましょうということであり、そのため
の最大のキーワードは「いいね!」です。


何度も書いているように、時代は、操作性社会から共感性社会に
シフトしています。

「いいね!」と言われる「共感度・好感度の高い事業展開」を行い、
お客様からの支持を得ることが肝になります。

個人も法人も「人柄」が問われる時代なのです。

そこで、今回のソーシャルメディア講座でも、初回は「戦略=
ストーリー」の構築について、参加各企業様にファシリテートさせて
いただきながら行うことにしたわけですね。

以下、ご参考いただけると想いますので、御社のソーシャルメディア
展開にあたり、ご活用くださいませ。



中小企業の経営者、
あるいはIT担当・広報担当者のための

【全7回】今さら聞けないソーシャルメディアで売上アップ講座 
「御社のビジネス活用」完全マスター


   受講者である「あなた」の目的設定シート


 ・ツイッターで人柄を。
 ・ブログで専門性を。
 ・ホームページで商品を。
 ・そして、フェイスブックで専門性に加えてコミュニティーを♪



●ソーシャルメディアで何を達成したいですか?

理念や想いを伝えたい。

メルマガの読者を増やしたい。

ネット全体のアクセスを、今の(   )から(   )にしたい。

問い合わせや見積りを、月間(   )件にしたい。

ホームページの成約率を、今の(   )から(   )にしたい。

ネット経由(ネット原因)の売上を今の(     )から(     )にしたい。

説明会等の来場促進を、今の(   )から(   )にしたい。

誰かに話したくなるようなブランディング

お客様とのコミュニティー形成

その他


●そのために、「誰に」見せたいですか?(絆づくりのお相手)

●そのために、「何を」見せたいですか?(メインコンテンツ)

●その人の悩みや叶えたい希望は何ですか?

●あなたの商品やサービスで、
 どのように解決して差し上げられますか?

●その人が、他にも選択肢がある中から、
 あなた(会社)選ぶ「決め手」は何ですか?

●お客様からどんなことを褒められたいですか?

●今、喜ばれているサービスや演出は何ですか?
 今後進化させるとしたら?

●どんなキャラクターが適切ですか?

●例えばブログのタイトルはどうしますか?


 だとすると考えられるイベントや、
 表現すべきコンテンツは何になりますか?

 ご自身の商売に照らして、明確にしてみてください。



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2011年07月06日

すでに5社様のご参加決定(^^)


8社様限定ですが、すでに5社様のご参加決定(^^)。
ありがとうございます。

先日告知させていただきました、以下の件です。

【全7回】今さら聞けないソーシャルメディアで売上アップ講座 
「御社のビジネス活用」完全マスター

スタートアップ記念で、まだ内容を告知するサイトも無いのに、
お申し込みいただいた経営者の皆様のご期待に添いたいと想います。

※サイトは7月2日にアップしました。


それにしても、仙台あたりでは決して安くない講座料金ですのに、
それだけニーズが高いということでしょう。

とは言え、単なるセミナーではなく、参加者全員様にPCを支給
させていただき、実際の操作を行いながら実践的講座だからですね。

また、僕が、1社1社を対象にグループファシリテートさせて
いただく、ソーシャルメディアを活用した「事業戦略立案」までが
セットになっていることが大きな特徴ですので、参加料金はまったく
もって高くないです(*^^)v

『ソーシャルメディアを
 「しっかりと早急に事業戦略に活かしたい」』

つまり、「自社でどう活かすか?」の講座。

お申し込みはこちらからどうぞ♪
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=97873
自動返信メールでも、詳細が届きます。


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Posted by しるばーうるふ at 19:14Comments(0)しごと

2011年07月03日

スタッフを輝かせるニックネーム


僕の手法のひとつに、「スタッフにニックネームをつけて社内外に
発信する」というのがあります。

これは、業種により、社風により、やっていい場合と駄目な場合が
ありますし、オーナーの「性格」も関係してきます。

また、ホームページなどで、名前や顔を出したくないというスタッフ
も多いです。

でも、企業も人も、その盛衰が「人柄」で決まる時代です。

機能でも、納期でも、価格でもないところ、つまり、他社と違う
場所で商売をしたかったら、検討の価値があります。

ホームページも人気(ひとけ、人の気配)が大切。
店頭でもスタッフコミュニケーションが業績を左右。

お客様(はもちろん取引業者様も)から、親近感を持っていただく
ことが、強力なプロモーションになることは想像できるでしょう。

本日は、ひとつの事例をお伝えしますね。


僕が敬愛、尊敬するマーケターで、今、一緒に志事(仕事)を
させていただいている米谷仁さんという方がいます。

◆草食系マーケティングデザイナー【米谷仁】ブログ◆

アメブロ→http://ameblo.jp/joker-yone4284/
ここにも→http://www.kanpai-kanpai.com/brand/bracon.php#bc01

彼のお客様で、仙台で2店舗を経営するエステサロンさんがあるの
ですが、僕も期間限定で販促サポートすることになりました。

スタッフニックネームをつける等は、目的と意図とテーマに添って
のことですので、ホントは諸々やっている中のひとつの役割でしか
ないのですが、以下に紹介してみますね。

スタッフミーティングでの各人へのヒアリングで導き出した
ネーミングです。一人につき候補をふたつ。

今回は落語研究会出身の僕が命名しました。


――――――――――――――――――――――――――
佐々○由○店長(本店)
――――――――――――――――――――――――――
●楽しさ与えるNo1「速攻少女一本勝負」(速攻少女隊隊長)
●楽しさ与えるNo1「目元クッキリ白黒ハッキリ」

※楽しさを創り出して店内を明るくする店長。
 ハッキリとした性格で、竹を割ったようです。

――――――――――――――――――――――――――
○谷理○さん
――――――――――――――――――――――――――
●リアクションNo1「美容の雑学千手観音」
●リアクションNo1「シャンパレスの一休さん」

※お肌と身体の「知識袋」であり、絶妙な喩え話を用いての
 接客で、お客様の信頼と安心を得ています。
 

――――――――――――――――――――――――――
小○優○さん
――――――――――――――――――――――――――
●アフターNo1「めんこがられガール」
●アフターNo1「マダムキラー小山」

※お客様から食事に誘われることが圧倒的に多い彼女。
 喜び上手だから、食べさせたい、買ってあげたい。

――――――――――――――――――――――――――
○間○織さん
――――――――――――――――――――――――――
●実体験No1「ひとり暮らしのポチョ」
●実体験No1「低反発プリンセス」

※独自の触感でお客様を癒す神の手を持っています。
 ポチョポチョした手のひらにファン多し♪

――――――――――――――――――――――――――
沼○恭○さん
――――――――――――――――――――――――――
●早朝元気No1「出逢いの語り部カウンター」
●早朝元気No1「美人すぎる江頭8:30」

※すべてのお客様との出逢いを記憶している受付のお姫様。
 朝のテンションは某お笑いタレント並み、でも美人(^^)

――――――――――――――――――――――――――
○野香○さん
――――――――――――――――――――――――――
●マニアックNo1「ミセス達筆職人」
●マニアックNo1「美と健康のアルチザン」(職人って意味)

※黙々といいシゴトをする彼女は職人さんのよう。
 筆の達者な若奥様です。

――――――――――――――――――――――――――
○藤直○店長(モ○○レ店)
――――――――――――――――――――――――――
●シックスセンスNo1「号泣マイケルジャクソン」
●シックスセンスNo1「涙のビューティーアクトレス」

※美貌に加えて、感性の豊かさも随一。
 ビューティーアーティストであり、アクトレス。

――――――――――――――――――――――――――
赤○○子さん
――――――――――――――――――――――――――
●カッコよさNo1「男勝りなシャン番長」
●カッコよさNo1「宝塚夢組トップスター」

※立ち居振る舞いがとにかくカッコいい。
 クールに見えて、でも内面は200%女の子。

――――――――――――――――――――――――――
相○美○さん
――――――――――――――――――――――――――
●ドレスコードNo1「清楚&パーティー」
●ドレスコードNo1「ひとりシルク・ドゥ・ソレイユ」
           (別案/清らかなコルテオ)

※「いいち○」や「伊○衛門」のCMに出てくるイメージ。
 それでいてファッションはシルク・ドゥ・ソレイユ(^^)

――――――――――――――――――――――――――
藤○絹○社長様
――――――――――――――――――――――――――
●お役立ちNo1「今日もニコニコsilky mama」
●なんとかなるNo1「嘘をつけない越冬つばめ」
●負けず嫌いNo1「とにかくやってみる渡○真知子」
●無敵さNo1「酒と笑いと美と健康の女神」
●フレッシュNo1「熱しやすくなお熱しやすいマダムK」

(社長だけ多めに考えさせていただきました(*^^)v)


ま、読んでいるだけで楽しい感じになってくだされば嬉しいです。

僕の考えに長く触れている人は分かると想いますが、ニックネーム
の意図は、「お客様との会話の量と質をアップさせること」です。

また、スタッフが、仕事に前向き、で情熱と遊び心を持って、
そして真摯に取り組んでいることを、社内外に表現します。

「意味が分からない」とか無粋なことは言いっこなし(^_^;)。

それがキッカケで会話が弾めばいいし、ネーミングに込められた
愛情や情熱や人柄、そしてお客様への姿勢が垣間見れたらいいのです。

今回は、スタッフ自己紹介を「楽しい動画」に収録して、ネット
公開する他、個々人のオリジナル名刺をお作りすることになり、
進行しています。


これらの活動。

実は、先々月から僕らコンサルタント有志が進めている、
「商売のヒントが生まれる売上回復応援企画」の一環。

震災を受けた仙台宮城の地元企業様に、勇気と元気を差し上げたく、
3社様の新しい成功事例を作っているというわけでございます。


「何を、どう考え、どう実践して、結果を求めたか?」


発表は9月!(できるかなぁ(^_^;))

復興応援として、この販促企画への取り組み公開を良しとして
くださった3社様のためにも、ガンバリマス!



★「商売とは相思相愛を探す旅」
株式会社 乾杯・KANPAI
http://www.kanpai-kanpai.com/
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Posted by しるばーうるふ at 21:07Comments(0)しごと