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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2012年04月29日

利益を増やす方法はいくつある??


お幸せ様です。

非常識な公認会計士の椎木です。

先日、長男の入学と次女の入園の記念写真撮影にフォトスタジオに
行って来ました。
14時から始まり、終了は18時、半日スタジオにいました(汗)。

少子化にもかかわらず、訪れるお客様の多いこと、多いこと、びっくりしました。

しかも、最終的な金額は、予算の2倍(笑)。

どんな時代でも、お客様は存在し、そこに買いたい意欲が、必ずある
と実感しました。


前回は、

「誰にでもできるダイエット成功法と
 誰にでもできる経営成功法」

と題して、日々、経営を数値管理していくことの大切さをお話しました。

年に1回よりも、月に1回、
月に1回よりも、週に1回、
週に1回よりも、日に1回、

経営に関するデータを頭に入れて、経営環境の変化に敏感になりたいですね。


さて、

「利益を増やす方法はいくつある??」

と題して、お話していきたいと思います。


話を単純化するために、経営状態を単純化します。

売上が10,000万円の会社を考えてみます。

売上原価が4,000万円

販売費及び一般管理費が4,000万円

営業利益が2,000万円

その他の損益がないとするとこの営業利益2,000万円に税率35%を
掛けて700万円の法人税等を払います。

そうすると、最終的に会社に残る利益は、
営業利益2,000万円-法人税等700万円=1,300万円ですね。

つまり、売上10,000万円に対して残った利益が1,300万円です。

あなたの会社は、もっと利益率が高いかもしれませんし、
もっと低いかもしれませんね。
業種や会社の環境によって、かなり違うと思われます。

この利益1,300万円をもう少し増やしたい場合、どうすればよいでしょうか。

例えば、利益を1,500万円にしたい時は、

・売上を200万円増やす?
・売上原価を200万円減らす?
・リストラで販売費及び一般管理費を200万円減らす?

などなど、考えるかもしれません。

売上を200万円増やした場合を計算してみましょう。

売上高10,200万円
売上原価4,080万円(売上に比例)
販売費及び一般管理費4,000万円(固定)
営業利益2,120万円
法人税等742万円
最終利益1378万円!?

あれ!? 売上を200万円増やしたのに、最終利益は、78万円しか
増えませんでした(涙)

当然、売上を増やせば、売上原価が増えて、利益が増えれば、税金
が増えるからですね。

結果からいうと、利益を1,500万円にしたい時は、次のようになります。

売上高10,512万円
売上原価4,205万円(売上に比例)
販売費及び一般管理費4,000万円(固定)
営業利益2,307万円
法人税等807万円
最終利益1500万円

最終的には、売上を512万円増やさないと利益が200万円増えないんですね~。

なんと2倍以上!!

厳密に言えば、売上が増えれば販売費及び一般管理費も増えますので、
もっと、売上増加が必要ですね。

それでは、最初の事例に戻って最終利益を200万円増やす方法を考えて
みましょう。

売上高10,000万円
売上原価4,000万円
販売費及び一般管理費4,000万円
営業利益2,000万円
法人税等700万円
最終利益1,300万円

うーん・・・・・

法人税等を500万円に減らすことができたらどうなるでしょうか。
売上高10,000万円
売上原価4,000万円
販売費及び一般管理費4,000万円
営業利益2,000万円
法人税等500万円
最終利益1,500万円

おお、最終利益が1,500万円になりました。

法人税等を減らす場合には、売上を増やす場合と違って、そのまま
最終利益の増加に直結するのですね。

つまり、

売上をを512万円増やす努力と
法人税等を200万円減らす努力の結果は、

経営的には同じということです。

もちろん、売上を増やすのも、法人税等を減らすのも簡単ではない
話ですが、どちらも不可能な話でもありません。

経営に大切なことは、最終的に利益を増やすことです!!

そのためには、

・売上を増やす
・売上原価を減らす
・販売費及び一般管理費を減らす

 という方法に加えて、

・法人税等を減らすという方法もあるのだ
 ということを加えるといいかもしれませんね。

ちなみに、税制改正の結果、平成24年度から、法人に対する税率が
下がりました。大まかな話をすると、法人税率が約40%から約35%
に5%下がりました。

営業利益が2,000万円だったら、
法人税等が100万円減りますね。

結構、インパクトありますよね。


非常識な公認会計士 椎木秀行




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Posted by しるばーうるふ at 21:52Comments(0)

2012年04月23日

2秒で決断

以下、2秒で決断してください(^^)♪

 仙台在住70歳の大経営者に、
 その会場で僕がインタビューして
 事業の真髄を引き出すスタイルの講演会です!!!

今週末27日(金)19時から。

【フェイスブックイベントページはこちら】
http://www.facebook.com/events/366674043377929/
※参加ボタンだけで申込み完了です♪

【大ぼら吹いて実現しろ!】
http://www.kitaho.or.jp/event/201204/seminar0427.html
※出力してFAXするか、申し込みフォームから入力送信♪


  


Posted by しるばーうるふ at 11:19Comments(0)しごと

2012年04月21日

3分間であなたの“価値”を教えてください


初めましての方は、初めまして! o(_ _)o

草食系マーケティング・デザイナー米谷仁です♪


『3分間であなたの“価値”を教えてください』


お客さまのところでコンサルをしているとき
それを全員にやってもらいます。


早い話が自己紹介。


しかしこれが、ほとんど全然伝わらない…

自己紹介は小さい頃から何十回とやってきているのに、
初めて会う人に対して自分の価値を
ほとんど誰も的確に伝えられないんです。


どうしてだと思いますか?


そうです「自分の価値」を入れなければならないから。


普通の自己紹介は誰でもカンタンに出来ますが
そこに自分自身の価値を入れるとなると…

「私と付き合うと、
   あなたはこんなにメリットがありますよ」

を入れると思った途端に、コトバに詰まってしまうんです。


なぜそうなってしまうのか…
話し方が下手なのか、まとまっていないからなのか…


実は自分の価値に気がついていないから、なんです!


でもね、よく考えてみてください。


自己紹介、あるいは名刺交換したときに
もしあなたの価値が相手ににガッツリ伝わり

あなたとどうしても一緒に仕事がしたい!
あなたをもっと詳しくお話を聴きたい!

もしそう思ってもらえたとしたら

これから先の仕事や商談は…完全にあなたのホームゲーム♪


あなたのペースで、やりたい放題、最高ですよね!!



それなのにほとんどの人は、
自分や会社やサービスの価値を的確に伝えられません…

これって、せっかくのチャンスを
みすみす逃しているのと同じことなんです…

コレ、もったいなくないですかぁ…



そして今度は、自己紹介をしてもらった後に

「ブレスト」という方法で、参加者全員で

その人の価値を洗い出していきます。



ブレスト…Brainstorming

 脳ミソの中に吹き荒れる嵐のようにアイデアを出し合う
 一切批判をしない約束で行われる集団発想法です。



するとどうなるか…


これでもか、もっとあるぞ、コレもアレもと
もう、出るは出るは!

言われている本人は

照れくさそうに、恥ずかしそうに
モジモジしていますが、とても温かな場に変わります。



このブレストのポイントは、3つ。



1.自分で気づかない価値を他人は知っている

2.チームの空気が温かくなる

3.言われた本人のモチベーションが上がる


そうなんです、つまり自分の価値を知っているのは
自分より他人なんです。


自分が価値と思っていることが
他の人から見たらそんなに価値を感じなかったり。

自分では当たり前と思っていることが
そこに人は物凄い価値を見出していたり。


結局、人は自分のことが一番わからない…ってこと★ (^0^;A


実はコレ、企業やお店も同じなんです。

どんな会社でも、取り扱っているサービスや商品には
絶対の自信と信頼をもっています。

だからもしかすると…

良い商品やサービスを提供していたら
お客さまは来てくれる!

そんな勘違いを起こしてしまうんです★

考えてみてください。
誰もがその腕を認めるシェフがいて、
自分のお店を開店させたとします。

しかし、どこにお店があるのかを
誰にも一切言わなかったとしたら?

もちろん、誰も行けないでしょ?

そういうことです。
良い商品やサービスは、もちろん大事。
でも残念ながら、それだけではお客さまは来てくれません。

だって似たような商品やサービスは
世の中にたくさんあるから。


あなたの商品やサービスを選ぶ理由(=価値)を

選んでもらえるようにシッカリ伝えなければ、売れません。

売り方が上手なら売れる…
もうそんな時代ではないんです。



(選んでもらうためには?)


1.まず自社の価値に気づく

2.その価値を探している人は誰なのか、探る

3.その人に向かって、伝わるように発信する



さあ、ぜひ行動しましょう!!




私・米谷仁は、売り込まずに売る草食系マーケティングデザイナー。

『自分でカンタンに出来る反応の良い販促物の作り方』

など「も」書いているブログを毎日絶好調更新中!!
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米谷仁のブログはコチラ ⇒ http://ameblo.jp/joker-yone4284/


“草食系”なので、結構ゆる~く書いていきます!


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Posted by しるばーうるふ at 22:42Comments(0)しごと

2012年04月15日

この店でこそ、お金を使いたい


本日は、ブランド・サルベージ代表
松尾公輝が執筆させていただきます♪


ケーススタディです(^^)

以下の4人になりきってお読みいただければ楽しいと想います。


(1)あなたは企業採用の面接官です。

今回は10人の応募があり、いずれも同じ資格、同じ実務経験、年齢も
環境も似たような方々でした。
さて、あなたが採用する「決め手」は何ですか?


(2)あなたはエステに通うことを決めました。

ではどこの店がいいのでしょう?広告を探し、ネットで検索し、友達にも
訊いてみますよね?
さて、あなたが最も重視するのは何ですか?


(3)あなたは新しい車が必要になりました。

そう言えば数ヶ月前に、友人から中古車屋の店長さんを紹介された
ことを想い出して電話をかけたのですが、なぜ想い出し、なぜ電話
ができたのですか?


(4)あなたにはよく行くコンビニがあります。

近くに別のコンビニもあるのに、足を運ぶのは「ちょっと遠いコンビニ」
です。その理由はあなたが一番よく分かっていますよね?
そう、そういうことなんです。


以上の四つのケースで、あなたはどう考え、どう行動したでしょうか?
これらには、お客様と出逢う方法や、絆を深める方法が詰まっています。

では解説(解決)させていただきますね。


(1)について、あなたが決め手としたのは、「この人と一緒に働きたい
かどうか?」ではないでしょうか?

あるいは、「社風に合った人かどうか?」というニュアンスだった
と想います。

つまりこれは「人柄」ということであり、別の言い方をすれば「好感度」です。


(2)で重視したのは、エステに詳しい友達からの紹介だったはずです。
特にエステは直接身体に触れるサービスですし、無防備の自分を
さらす行為ですから、「安心」できるかどうか?が決め手のひとつ。

もうひとつは、望ましい「お手入れ効果」が期待できるかどうか?
だと想います。だとすれば、実体験豊富な友人からの助言が最優先
されます。

では、その友人が、あなたにオススメしたお店はどこだったのか?
なぜ、そのお店を勧めたのか?

そうです、あなたの友人は、そのお店と、そのお店のスタッフが好き
だったからですよね。


(3)ですが、実はこの例では、あなたは、この中古車屋の店長さんと
まだ逢っていませんでした。「こんな人がいるよ」と、友人から
紹介されただけです。

でも、あなたは想い出し、そして電話を入れた。

その理由は以下です。

第一に親しい友人からの紹介だったこと。

第二に紹介されたときに、一緒に渡されたカードがあったこと。

第三に、そのカードには、コワモテのくせに人の良さそうな店長さんの
写真や、店長さんの仕事心得、趣味や家族構成、そしてその会社の
ビジョンまで書かれていたこと。

そして第四に、「お車のことで困ったら、お気軽に今すぐお電話ください」
として電話番号が明記されていたこと。

これら大きく4つの理由があります。


(4)ですが、あなたは、そのコンビニの店長さんに商売人として
好意を持っていましたよね?尊敬すらしていた。だからそこに行くのです。

●そのコンビニでは明るい声で
 「いらっしゃいませ」と言ってくれます。

●そのコンビニでは常に商品がキレイに陳列されていて、
 気が利いたPOPも「スタッフ手書き」です。

●そのコンビニのトイレのドアには
 「お手洗いだけのご利用もお気軽にどうぞ」と書かれています。

●そのコンビニでは、立ち読みを許してくれます。

●そのコンビニでは、お釣りを渡すときに、
 そっと手を添えてくれます。

●そのコンビニでは、何も買わないときでも、心からの優しい声で
 「ご来店ありがとうございました」と言ってくれます。

あなたは、これら一連のことが、ここの店長さんの人柄と誠意の賜物
であると感じています。

だから、ちょっと遠くても、「ここでお金を使いたい」と想うわけです。

「おもてなしの微積」が、

あなたに、この店でこそ、お金を使いたい、と想わせているのです。

四つのイメージトレーニングを書かせていただきましたが、いかが
でしたでしょうか?

エピソードには、何も不思議なところはありませんが、事実として、
結果がついてきています。

もちろん売上も立っていますよね。




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Posted by しるばーうるふ at 22:37Comments(0)しごと

2012年04月12日

自社の魅力再発見で売上アップ「無料」説明会

自社の魅力再発見で売上アップ「無料」説明会

4月20日(金)19時から行われる
この無料説明会は、僕、
松尾公輝がメインスピーカーですが、

三ヶ月短期実践勉強会を実際に行う講師は、

★人と会社の指名力をヒキダスプロデューサー
センダイ自由大学
後藤光正氏

★草食系マーケティング・デザイナー
感動販促研究所 所長
米谷仁氏

★利益最大化を目指す!!財務戦略マーケッター
椎木会計事務所代表・(株)いきちか代表取締役
椎木秀行

いずれも一騎当千(^^)

では、僕からの推薦文を以下に!!!

人も会社も
「人柄や物語に共感していただく」ことが
最も重要な営業戦略になっているのです。

機能や性能や新しさ、
そして価格の安さだけで勝負していても、
消耗戦になることが明確ですから、

「自社ならではの物語を紡ぎ出して、
 スタッフ、取引先様、お客様の共感を創造したい」
と願う経営者が増えて来ています。

そこで、仙台北法人会では、
もっと売上を上げたい企業様向けに、

会社の良さや魅力を再発見、再発信することで、
内外のコミュニケーションを活性化し、
自社のファンを増やし続ける仕組みを構築する
「3ヶ月短期集中実践会」を企画いたしました。

他のセミナーに100回参加するより、
この勉強会で3ヶ月みっちりやる方が
事業のスピードが上がること請合います!

赤字を黒字に。
黒字をより強力に。

この無料説明会の中身だけでも確認してください!

●日時:4/20(金)19:00~20:00

●会場:〒980-0804仙台市青葉区大町1-1-30
   新仙台ビルディング3階会議室
 (1階に七十七銀行芭蕉の辻支店さんが入っているビルです)

●主催/(社)仙台北法人会
www.kitaho.or.jp

※参加には事前のお申し込みが必要です
↓   ↓   ↓
■三ヶ月実践勉強会の「無料」説明会【4月20日(金)】
http://www.kitaho.or.jp/event/201204/3months_annai.html 

(お問い合わせ)TEL.022-263-0151
(メール)info@kitaho.or.jp







【フェイスブックイベントページ】
http://www.facebook.com/events/337049013010428/
(シェア拡散激しく希望♪)

★説明とコーディネート
株式会社 乾杯・KANPAI
代表取締役 松尾公輝  


Posted by しるばーうるふ at 06:39Comments(0)しごと

2012年04月08日

会社を活性化する横断プロジェクト


本日は、桜満開の福岡より、渡辺元伸がお届けします。

4月を迎え、「組織変更」もされて気持ち新たに「新年度」運営を
スタートされた会社も多いと思います。

皆さまの会社は「会社一丸」となって邁進されてますでしょうか?

今回は「コミュニケーショ」&「コラボレーション」で組織運営を
活性化する『横断プロジェクト』について話をしたいと思います。



【官僚主義・事なかれ主義・縦割り主義】

多くの会社に存在する「組織運営」が引き起こす弊害です。

ほとんどの会社は「営業部」「開発部」「総務部」といった職能別
の組織構成となっていますが、小さな会社でも、いわゆる「大企業病」
に罹っているケースを目にします。

多くの場合は、業務(担当)の細分化・ポスト(役位)づくりのために
「組織」をつくっています。結果、スタッフ数がそれほど多くないのに、
数多くの「組織」が存在しています。

「本部」があり、その中にいくつかの「部」があり、「部」は複数の
「課」で構成され、更に「係」があるという状況で、課の構成員
がほとんどいなかったりもしています。

結果、セクショナリズムが発生して部門間の連携が悪くなることで
情報の分断・意思疎通不足・協力などの融通の希薄など、会社運営
に多くの弊害をもたらしています。

・取組がバラバラで行われ、会社全体としての統一や団結がない。
・情報共有ができておらず、最良のサービス提供ができていない。
・情報連携、意思疎通の不足から、ミスやクレームが生じている。
・責任の擦り付け合いが行われ、物事の改善がなかなか進まない。
・気づきの相互指摘がないため、よくない事象が放置されている。
・各組織で要員を確保するため全体の陣容(人件費)が拡大する。
・各組織がバッファを設けるため物事の処理に時間を多く要する。

                        などなど


【現場は、組織間の「コミュニケーション不足」解消を求む!】

「ES(従業員満足度)アンケート」や業務改善の「現場ヒアリング」
を実施すると、必ず、現状の問題点として「部署間のコミュニケーション
不足」、改善点として「部署間のコミュニケーション強化」が
上位項目で挙がってきます。

意外なほど、現実の組織では協力や相乗効果が働いていないです。

スタッフ全員が意識をして「コミュニケーション」を図ればよいこと
なのですが、実態としては「組織の壁」がそれをできない状況に
しているのです。

「風通し」の良い組織風土とするために、多階層あった組織を簡素化
してフラットにしたり、組織の統廃合で組織の数を大きく減らして
改革を実行した会社もありますが、簡単にできることではありません。

●重要なことは●

最も効果的で重要なことは、「組織」を変更することではなく、
スタッフみんなが話し合える・協力し合える状況をつくることです。

マイナスとなる弊害を取り除き、1+1=3以上となる相乗効果を
発揮できるようにすることです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この問題を解決して、『活気』ある会社づくり、スタッフの『モチベーション』
アップを図ることに成功した会社で取り組んだ手法を紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【組織運営の潤滑油、『横断プロジェクト』!】

その手法の1つが『横断プロジェクト』の実施です。

・会社として、組織間を跨って効果的な「コミュニケーション」が
 できる場(形)を仕組みとして創りました。

・縦組織で日常業務が行われている中で、組織の隔たりを排除して
 協力・団結して取り組む「横串」の仕組みを創りました。

それまで、経営者は言っていました。

「現場は何を考えているかわかならい」
「各現場に改善取組みの意識が感じられない」

それまで、現場は言っていました。

「会社が目指している方向性がよくわからない」
「意見を言いたくても言えない」
「意見をすると、悪口・密告に受け取られる」

そこで、社長が座長を務める「業務プロセス改善プロジェクト-
ネクスト・ステージ」を立ち上げて、様々な改善取組みを実効的
に構築・実施して成果を出し続けています。

今では、上記のような発言を耳にすることはなくなりました。


「プロジェクト」が‘発展的解消’ということに途中で終わり、
失敗するケースもよくあったとのこと。きちんと、継続して成果を
出して「成功」するために・・・、以下のことを実施しました。


<「プロジェクト」実施のポイント>です♪

■実施に際してのポイント

・「プロジェクト」に経営者も参画、会議にも必ず参加する。
・組織長の部長や課長だけでなく、現場社員でメンバー構成。
・定期的、持続的なミーティングの開催が可能な環境を設定。

■最初に時間をかけて実施したこと

・「目標」のすり合わせをきちんと行った。
 -プロジェクトを実施する[目的(なぜ)]を明確にした。
 -目的達成のための[具体的成果(物)]を明確にした。
 -手段が目的とならぬように[成功の定義]を明確にした。
・プロジェクト運営に関する「ルール」を決めた。
 -愚痴の場ではなく「どうすればできるか」に集中する。
 -「決まったこと」を確実に実施し、毎回進捗報告をする。

■スムーズに運営ができるように実施したこと

・「経営理念・経営ビジョン」を[目的]に組み込んだ。
・手段が目的とならぬように[成功基準]を目標として設定。
・「数値目標」だけでなく、はりあいがでるような
 「数値目標以外の目標」も[成功基準]に盛り込んだ。
・「目標」はやや高めに設定をした。
・組織が協業する「コラボレーション」も意識して企画した。

■実施中に際してのポイント

・[目標]を具体化して「達成」にこだわり続ける。
・自由な発想や意見が言える場をつくり続ける。
・実現のための「行動ステップ」を明確し続ける。

運営に際しては、各々が違う役割と責任を負っているので、時には
「対立」も発生します。

その中で、お互いに「目標達成」に向けて、意見を出し合うこと、
そして一致団結することに、大きな意味があるのです。


●「やる気」が必ず成功を導く●

有名なコンサルティングの会社が入って、立派な経営戦略や改善提案
を実施しても成功に至らないケースが多々あります。

何故なら、「やらされている感」が強く、自分達のモノになっていない
からです。

同じように、経営者が「やれ!」という仕事のオンパレードでは、
スタッフの「モチベーション」は高まりません。

「やれ!」と言われたことをやることが「目的」となってしまい、
その結果に対する責任感も小さいものとなります。

一方で、自分で「やる!」と決めたものは、考え方が変わるだけで
なく、行動も変わる、結果を創り出します。

・様々な創意工夫や協力をしながら進めるようになります。
・責任を積極的に持とうとするようになります。


『横断プロジェクト』の実施(成功)で・・・

・調整し、助け、協力し合うことが、
 「楽しい」「おもしろい」という気持ちが芽生えました。
・組織に広がる信頼感が生まれました。
・全員で成し遂げる「一体感」、
 結果を生み出す「達成感」を体感する機会が増えました。



経営は「人」です。「人」が行うものです。

現場から「やる!」という意思を引き出すことができれば、
マル(○)なのです。

現在、紹介した会社では、業務改善の「ネクスト・ステージ」として、
【1人ひとりが数役をこなす「マルチタスク化」】【組織単位で
相互業務遂行を行う「オールラウンド化」】に取組んでいます。

「会社一丸」として邁進し続けるためには、
「コミュニケーション&コラボレーション」の
仕掛けづくりが大切となります。

これは、社内に限らず、取引先・パートナー先にも重要な「あり方」
ですね。我々「ブランドサルベージ」も実践しています。




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