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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2011年01月30日

再び「母の席に座ってください」

知識人・読書人の月刊誌と言われている『致知』は、
創刊以来32年間、書店での販売はない契約購読を貫いていますが、
僕が「父の授業」で教材に使ったエピソードを、ここに再録します。

僕は以下の話を、クラスの子供たちに、ちょっとづつ音読させてから、
少しばかりの解説をしたのです。


「その人の今だけを見て、その人のすべてを判断するな」と。


 人間のなんたるかが、パーフェクトに語られています。
 僕が、この人生で大切にしているエピソードです。
 ぜひ、何度も何度も、お読みいただきたいと想います。


【ここから】


その先生が五年生の担任になった時、
一人、服装が不潔でだらしなく、
どうしても好きになれない少年がいた。

中間記録に先生は少年の悪いところばかりを
記入するようになっていた。

ある日、少年の一年生からの記録が目に留まった。

「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。
 勉強もよくでき、将来が楽しみ」

とある。

・・・間違いだ。

他の子の記録に違いない。先生はそう思った。

二年生になると、
「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」
と書かれていた。

三年生では
「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」

後半の記録には
「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」

とあり、四年生になると
「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、
 子供に暴力をふるう」


・・・・先生の胸に激しい痛みが走った。


ダメと決めつけていた子が突然、

深い悲しみを生き抜いている生身の人間として

自分の前に立ち現れてきたのだ。


放課後、先生は少年に声をかけた。

「先生は夕方まで教室で仕事をするから、
 あなたも勉強していかない?分からないところは
 教えてあげるから」

少年は初めて笑顔を見せた。

それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を
熱心に続けた。

授業で少年が初めて手をあげた時、先生に大きな
喜びがわき起こった。

少年は自信を持ち始めていた。


クリスマスの午後だった。

少年が小さな包みを先生の胸に押しつけてきた。
あとで開けてみると、香水の瓶だった。

亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。
先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。

雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は、
気がつくと飛んできて、先生の胸に顔を埋めて叫んだ。


「ああ、お母さんの匂い!
 今日はすてきなクリスマスだ」


六年生では先生は少年の担任ではなくなった。

卒業の時、先生に少年から一枚のカードが届いた。

「先生は僕のお母さんのようです。そして、
 今まで出会った中で一番すばらしい先生でした」

それから六年。
またカードが届いた。

「明日は高校の卒業式です。
 僕は五年生まで先生に担任してもらって、
 とても幸せでした。
 おかげで奨学金をもらって医学部に進学する
 ことができます」

十年を経て、またカードがきた。

そこには先生と出会えたことへの感謝と父親に叩かれた
経験があるから患者の痛みが分かる医者になれると記され、
こう締めくくられていた。

「僕はよく五年生の時の先生を思い出します。
 あのままだめになってしまう僕を救ってくださった
 先生を、 神様のように感じます。

 大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、
 五年生の時に担任してくださった先生です」

そして一年。

届いたカードは結婚式の招待状だった。


  「母の席に座ってください」


と一行、書き添えられていた。


【ここまで】


この先生は、
この生徒によって、
本当の先生になったのだと想います。


松尾公輝


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Posted by しるばーうるふ at 20:46Comments(0)こころ

2011年01月30日

父の授業

今日は少々異色です。

 父親が、いじめにあっている息子を救うために、
 小学校に乗り込み、クラスで1時間の授業をしたという話題。

 実は、僕、松尾公輝自身の1年前の話。前代未聞の父の授業。
 
 そしてそれ以来、いじめは完全に無くなりました。

 僕はマーケッターですから、その強みを生かし、
 必死懸命に「いじめ撲滅の戦略」をプランニングしたのです。


カミングアウトすると、今はもう無くなったのですが、2009年
の夏から冬にかけて、うちの長男、当時小学校5年生が、いじめに
遭ってました。

僕としても、会社を創業して数ヶ月のときの出来事です。

とても心を痛めました。
彼も僕も。

最近のいじめというのは首謀者がいないのです。
みんなで平均的にいじめるので、いじめてる方に罪の意識は
薄いんですね。

いじめてるという自覚もなかったりするわけですよ。

とはいえ首謀者というか、目立っていじめる4、5人がいるのです
けど、彼らにしても、なかなか「現場」を押さえられないことが、
先生方の難しいところです。

現場を押さえれば先生も怒るのだけど、現場を押さえられないと
口裏を合わせられちゃって、なかなか実体化できないというのが
あるわけです。

僕は学校に何回も行って、校長先生とか教頭先生とか担任の先生
とか生活指導の先生とかと色々話して。

最後の結論は、校長先生の方から僕の提案に折れてもらいました。

「僕に1コマ授業をさせろ」


まずもって、校長先生はじめ、先生方の勇気に感謝したいと想います。
まぁ。前代未聞でしょうから。

でも、やっぱり先生方も大変なんですよね。
担任の先生なんか、軽いノイローゼになったりなんかして。

要するに、担任の先生の言うことを聞かないわけですよ、クラスの
子供たちがは学級崩壊に近い状況になっていたようです。

だったら僕にしゃべらせろという話で、何回かやりとりがありまして、
とうとう校長先生も折れてくださいました。

父親に1時間授業を任せるという。

しかも、社会見学でも何でもなく、
いじめ問題を解決するための授業です。


 僕の戦略は以下の通り。


まずもって1時間のうち、僕がしゃべるのは3分の1で、
残り3分の1、3分の1を、二人の知人に依頼したのです。

一人目は、僕の友だちであるJR病院の先生。

彼は僕のことをその教室で「尊敬する兄貴だ」と言ってくれました。
さらに、小学生の時「自分はいじめっ子」だったとも。

そして、自分には、その子をいじめているという自覚も意識も
無かったのに、周囲から注意され「不思議だった」という話しも。

これは、加害被害の境界線は曖昧であるというエピソードですね。
これで、単に、いじめは悪いという一方的な授業とは一線を画する
ことができました。

彼は社会的地位の高い総合病院に勤務するお医者さんです。
だから子どもたちの見る目が違いますよね。
その人はドクターなんだということで。

しかも彼は手品もやります。
手品もやってもらって、いじめられている子(僕の息子)の
お父さん(僕)のことを「尊敬してる兄貴」と持ち上げます。

その後、教壇に立ったのは、僕の空手の先生。

身長190センチ、体重100キロ前後、年齢も45歳と若い!
しかも全日本選手権で7回も優勝しているわけです(^_^;)。
日本一強い!

さらに、子どもたちの憧れと尊敬の眼差しを集める「人格」。

でも、見た目、お坊さんのように髪剃ってるし、体つきが黒人のよう、
トップアスリートみたいな体してて、日本人離れしている。

そんな彼が「いじめは卑怯だ」と言い、
さらに僕のことを「自慢の弟子だ」って言ったのです。

「○○君(僕の長男)のお父さんは、武道を学び鍛錬して、
 その精神で社会貢献をしようと一生懸命やってる男なんだ」

という話をしてくれたわけですよ。

 その二人の話しの後に、
 僕が登場するわけです。
 どう考えても、これは訊くしかないですよね。

やっぱり、授業が始まる前の子どもたちにしてみれば
「親が文句を言いに来た」というスタンスでした。

ところが、「どうやら病院の先生とか武道の先生からも
信頼されている人みたいだぞ。」という形で出てくるのです。

これはマーケティングの世界でいうと「お客様の声」ということに
なりますでしょう(笑)。

自分で自分を褒めると嘘っぽいのですが、人に褒めていただくと
信憑性があります。お客様に「この商品とかこのサービスは
素晴らしい」と言ってもらった方が100倍伝わりますよね。

さて、

いよいよ僕が登場して何の話をしたかというと、

「今日はみんなを怒りに来たけど、
 こうして顔を見ると、みんな可愛いね。
 君たちを、かけがえなく想っている親御さんがいるんだね」

という前段を話してから、最高の物語を配布し、
それを一人ひとりにちょっとづつ読んでもらいました。

そして最後に、僕が考案した「体験学習」を実施。

その内容とは、

●5人の生徒を選抜してみんなに椅子を持ってもらいます。
●6人目の生徒に対して、椅子を一人ひとり手渡すよう指示します。
●渡し終えた子に対して「君は今、椅子を渡したから軽いよね」 
●じゃあ、次の人、椅子を重ねなさいと。
●椅子を重ねられた子に対して「君が今、椅子2個持ってるから
 重く感じるよね。」
●渡した子に対して「君は椅子、手放したから軽く感じるよね。」

それを5人に繰り返して重ねてもらったのです。

結果、椅子を5つも重ねられた子は重い。

ところが、椅子を手放した方は軽いわけですよ。

「みんな、椅子1個くらいは、どうってことないって想うよね?
 ところがそれが積み重なるとやられた方はとても重いんだよ。

 だから、みんな1つひとつは大した事ないと思ってやってる事が、
 やられた方にしてみれば、それは積み重なる、蓄積するんだ。

 しかも四六時中の話でしょう。
 これが、いじめの正体だよ。」

やられた方の立場、やる方の立場、両方考えてやりなさいよという
話をしたのです。


これが「前代未聞の父の授業」のあらましです。

ポイントは、

★父親が直接「いじめは止めて欲しい」と訴えたこと。
★社会から一目置かれる立場の人たちが客観的話をしたこと。
★言葉の他に、体験的授業を通じて、伝えたこと。


そして何よりも「大人の本気」を見せたことです。
いじめが続くようなら、覚悟がある!と。


僕は企画マンです。

自分の強みを生かして、人生に寄りそいます。


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Posted by しるばーうるふ at 19:34Comments(0)こころ

2011年01月29日

出し惜しみしない主義

読者の方の中には、
「ノウハウを全部公開していいんですか?」
とご心配のメールをいただくこともあります(感謝を)。

結論を言えば、まったくご心配には及びません。

僕はみっつの理由で「出し惜しみしない主義」を貫いています。

(1)今の時代、情報を隠しておくことなどできないし意味がない。
(2)ノウハウをお教えしても、実践する人はとても少ない。
(3)実践を明文化すると、自分自身がさらに進化する。

鍛錬塾に申し込んでくるような
実践家で、勉強家で、素直な方々は、行動力がありますから、
僕の話からヒントを得て
ドンドン実践していただけると思いますが、
多くの方は実践しません。

だから、公のセミナーや、
誰もが閲覧できるブログなどにノウハウを書いても、
もとより「やる人とやらない人に分かれる」わけです。

僕がおつきあいしたいのは当然「やる人」ですが、
そうした方と巡り合うためには、
情報やノウハウをどんどん公開しようという方針なのです。

僕がしつこいくらいに標榜している
「相思相愛を探し出逢うマーケティング」
の基本は、
「情報開示」です。

自ら胸襟を開かずして、
自分の求めている方
(勉強家で実践力がありお人柄も良くて何より素直な方)
と出逢うことはできません。

そして明文化することで、自分の理解もさらに深まり、
新しいヒントや発想も浮かんできます。

「出し惜しみしない主義」は、
自分のためでもあるのです。

「出し惜しみしない主義」を、
あなたにもオススメします。


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Posted by しるばーうるふ at 10:43Comments(0)しごと

2011年01月29日

操作性社会から共感性社会へ

操作性社会から共感性社会へ。

この言葉は、以前もご登場いただいた
京都の前田めぐるさんから教えてもらいました。
価値をプロモートするコピーライター
http://www.value-p.jp/


操作性社会から共感性社会へ。。。

まさにそうですね。

何かを販売するために、何かを操作するのではなく、
共感の輪、共感の連鎖によって、事業を興してゆく。

もちろん、そんな悠長なことをしていたら、
潰れちゃうよという現実もあるでしょう。

緊急対策は必要です。

でも、最終的には
「共感で行う事業」
にシフトしていただきたいと想っております。

本当に
「やり方よりも、あり方」
だなぁと想います。

そして
「口コミは、起こすものではなく、起きるもの」
ですよね。

この本質的態度を身につけたとき、
販売促進すらも、結果的に最速最短を実現するのでしょう。

それに関連して、僕は
「営業しないことが営業」
だと考えていますし、
アドバイス業務は「売り込み」をする類のものではありません。

そして、すべての商売に言えますが
「説得が必要なお客様とおつきあいすることはお互いにとって不幸」
だと思っています。

だから僕が何かを売り込むということは生涯ありません。

喜んでいただける方とだけ、おつきあいしたいです。


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2011年01月29日

おもてなしブランド

2010年5月末に新宿で実施した
「相思相愛のホスピタリティー実践論」
というセミナーですが、
我ながらいろいろと考えさせられました。

価格競争は基本的に不毛であり、
中小企業にとって、体力勝負の先に未来は無いという、
子供でも分かる事実。

「おもてなしブランド」を形成し定着させることの重要性は、
疑う余地もありません。

でも、形成定着が至難の業であることも事実ですよね。

そこで、拠り所となる言葉を考えてみました。
 (1)理念力
 (2)発想力
 (3)微積力
 (4)バトン力

この四つの力が「昨日と違う宿づくり」の秘訣であろうと。

おもてなしの威力は絶大です。

施設は経年劣化しても、おもてなしは磨き込まれます。

磨き込まれた「おもてなし」は、
社員を癒し、顧客を元気にし、地域や社会を明るくします。

当然のことですが、
売上という数字が後から沢山ついて来ます。

「おもてなしの磨き込み」
に取り組んだときの理想のイメージは、
以下のようになると想います。

 1、スタッフのみんなが頷き、
   顧客や市場から支持される理念ができます。
 2、そしてその理念を、絵に描いた餅にしない方法が分かります。
 3、理念に共感したお客様からの感謝の言葉が、
   社員のやる気に火を付けます。
 4、自信と誇りに溢れる社員は、
   ガンガン発想し、実践し、善循環に入ります。
 5、おもてなしを体験したお客様も、
   どんどん口コミし、さらにお客様が増えます。
 6、お客様が増えれば、利益も増え、
   様々な投資も具体的にできるようになります。
 7、結果、あなたの宿は、短期間で生まれ変わるのです。

おもてなしに完成は無いし、理想論では話にならないのですが、
今日からスタートしなければ、何も変らないのも事実ですよね。


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Posted by しるばーうるふ at 10:21Comments(0)しごと

2011年01月29日

水鏡無私

「水鏡無私」という焼酎があるらしいですね。

僕は飲んだことがありませんが、
焼酎はともかく、この言葉に惹きつけられます。

明鏡止水の境地に立って、
無我無私の実行者となる。

でも、僕は、自ら命を投げ出した神風特攻隊でも無ければ、
人の命を救うレスキュー隊長でも無く、
尊敬する夜回り先生こと水谷修さんでも無い。

ということで、「無私」禅の考え方でもありますね。

簡単に言うと、自分を無くして、事にあたる。

本質だけを見つめて、今できることを確実に行うこと。

ウィキペディアにも、
「差別、不正、独占などを排し、物事を公正に審判し、
 あるいは偏りなく分け合うことまたはそれらの状況を
 公平と言うことがある。
 公平に物事を進めるためには、自分の利益を優先したり、
 自分の主観で判断することは避けなければならず、
 このことを指して公平無私と言う。」

かの小林秀雄氏の友人には、
真の実行家と呼べる人がいたようです。

その友人の口癖がふたつ。
 ひとつは「ごもっとも」 
 もうひとつは「ごらんのとおり」

小林氏の原文を引用すると、

  誰かが主張する意見には決して反対せず、
  みんな聞き終ると「御尤も」と言った。

  自分の事になると、弁解を決してしない、
  「御覧の通り」と言った。

  自己主張より物の動きの方を尊重してゐるものだ。

  現実の新しい動きが看破されれば、
  直ちに古い解釈や知識を捨てる用意のある人だ。

  物の動きに順じて自己を日に新たにするとは一種の無私である。

  彼の仲間の一人が、
  あの人の「御尤も」と「御覧の通り」には、
  手も足も出ない、と私に語った事がある。

  彼には、人を説得するのに、
  「御尤も」と「御覧の通り」の二た言あれば足りたわけになる。
 
ううむ、さすが論客ですね。

僕も50歳には「水鏡無私」を目指します。

あと6年です(^_^;)。


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Posted by しるばーうるふ at 10:13Comments(0)こころ

2011年01月29日

最も頼りになる人に会いたかったら

昨日、降りてきた言葉。

「最も頼りになる人に会いたかったら鏡の前に立てばいい。」

我ながら、いいコピーだな~と想います。

そう、一番頼りになる人は、あなた自身です。

今までやってきたこと、
これからやろうとしていること、
その行動とビジョンの実現において、
一番頼りになるのは自分自身です。

そうした情熱と気概を持った「あなただからこそ」、
あなたに好感を持ち、あなたを助けてくれる人が
きっとたくさん現れる!

そう、確信しております。


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Posted by しるばーうるふ at 10:04Comments(0)こころ

2011年01月29日

腰塚勇人さん

励まされたことがあります。

とても感動的な誓いを立てた人の存在に勇気をもらいました。

口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために、
耳は人の話を最後まで聴いてあげるために、
目は人のよいところ見るために、
手足は人を助けるために、
心は人の痛みが分かるために使おうと決めた人がいる。

宝地図で有名な望月俊孝さんのメルマガで
紹介されていた言葉です。

誓いの主は、『命の授業』の腰塚勇人さん。

<腰塚勇人さん>
 1965年、横浜生まれ。
 中学校教諭として、バスケットボール部をはじめ
 熱血指導で充実の日々を送っていた2002年、
 スキーで頚椎(首の骨)骨折という大事故に遭う。
 全身がまったく動かないという状態で病院に運び込まれ、
 4時間の手術の末、奇跡的に一命は取りとめる。
 手術は成功するも、手足は1週間たっても動かず。
 しゃべることもできない。
 「どうやったら死ねるだろうか?」
 そんなことばかりベッドの上で考える毎日。
 そんな中、奥さんが、お母さんが、お医者さんが看護師さんが、
 そして学校で待ってくれている生徒や先生たちが・・・
 支えとなり、励ましとなり、懸命のリハビリの甲斐あって、
 4ヵ月の入院・リハビリを経て、
 驚異的な回復を見せ、退院、職場復帰を果たす。
 このケガと入院、リハビリを通じて、
 自身の見方・考え方・感じ方が一変。

 その後、養護学校に職場を移し、体の一部に麻痺は残るものの、
 自分の命が「助けられ、生かされている」ことを感じながら、
 感謝とともに日々を生きている。
<ここまで>

・・・ということなのですが、普通に生活していたら、
とても気づけなかったことというのはあるものです。

五体満足の自分に、心から感動できているか?
言い訳ばかりして、先送りしていることはないか?
無いものに心を奪われ、あるものへの感謝を失ってないか?

そんな想いがよぎります。

そして、自分の存在や才能は
「人のためにあるのだ」という真実に気づきながら、
これからも実践してゆきたいと想いました。

人は誰でも、人の役に立つことでしか、
本当の幸せを感じることはできませんね!

いつも、ありがとうございます!


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2011年01月29日

1日2時間が1年で1ヶ月

よく「時間」について考えます。

睡眠時間8時間の人と6時間の人では、
どれだけの差があるのでしょうか?

そんなことを考えたりするのです。

実は1日2時間の違いとは、こんなにあります(~_~;)。
 ・1ヶ月で60時間。
 ・1年で730時間。
 ・日数に換算すると・・・1ヶ月で2.5日
 ・1年で30日以上。

たった1年で1ヶ月分の時間の差になります。

これ、すごくないですか?

2時間多く起きている人は、
1年でひと月以上多く○○○が出来るのです。
(○○○のところには、
 自分の好きなことを入れて読んでください(*^_^*))

10年立つと、12ヶ月=まるまる1年ですからね。

でかいです。

なぜ、そんなことを想ったかと言いますと、
前の前の会社で、実は、僕が車に乗っている時間を、
計算したことがあります。

休日も含めて平均して「1日2.4時間」だったんですよね。

要するに1日の10%です。

10年間なら、
「1年間は車中にいたんだ!!!」って話になります。

車中では、唄を歌うか、音楽を聴くか、
尊敬する人の講演テープなんかを聞いて過ごしているのですが、
1年と言えば、結構長いです。

「明けましておめでとうございます」から、
「今年もお世話になりました」までですよ。

う~ん。

ということで、そんな発想から、
自分に時間をプレゼントしてはどうかと想います。

1日のうち30分を、
「3年後の自分に対するプレゼント」として
意識して活用してみてはいかがでしょうか?

1日30分でも、1ヶ月15時間。

15時間あれば、何かを創造できますよね?

本も結構読めるし、習い事でも、趣味でもいいですね。

あと、時間が必要なときは、
「時間をお金で買う」という発想も必要です。

つまり、自分でやったら、10時間かかる仕事があったとして、
それをお金を払って「そのことが得意な人」に任せるのです。

そして確保した10時間を、
「自分が得意なこと」に使うのです。

ちょっと賛否両論あるかも知れませんが、
難関資格を取得する時間があったら、
その資格を持っている人を味方にして、
お互いが「得意な分野で協力し合う関係」を目指した方が、
時間の使い方としていいと思うのです。

もちろん、こちらが提供できる「自分の得意分野」が必要です。

それにしても「少年老い易く、学成り難し」ですよねぇ。


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2011年01月29日

ジョー・ジラードさんのように

親しい女性から聞いたのですが、ある宿に夫婦で泊まったら、
 ・ご主人さま
 ・女将さん
 ・板長さん
 ・駐車場にいた方
 ・エステをしてくれた外部スタッフの方
から、別々にお礼状をいただいたというのです。

しかも、夫婦別々にお礼状が届き、
さらにそれぞれ手書きのコメント入りです。

感激ですよね!?

彼女は
「また泊まりたい宿ベスト3に確実に入る!」
と言っていました。
(この話はまた別の機会に書きたいと思います)

この世には不思議なことなど何もないと思っています。

成功すべくして成功し、失敗すべくして失敗するのです。

あなたは、ジョー・ジラードさんのように、
その熱い想いを、いつか、誰かが受け取ってくれ、
きっとお客様になってくださり、
さらにたくさんのお客様をご紹介いただける!という
千分の一、万分の一の可能性にかけていますでしょうか?

僕はかけています。

そんな想いを込めて、
「誰かの役に立って欲しい」という気持ちで、
いつもメルマガを書かせていただいております。

「あなたに会えて良かった」
と言っていただけるように
志事をさせていただいております。

ジョー・ジラードさんは、
自分のやり方やあり方、考え方を伝えた多くの人たちから、
「それはあなただからうまくいった」
「たまたまラッキーが重なった」
「僕にはできません」
「そんなやり方、とても信じられません」
と言われ続けたそうです。

でも、彼は「疑うな」と言います。

「現に目の前に私という証拠があるじゃないか?」・・・・・・と。


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2011年01月29日

記憶定着と想起率アップ

僕の販促手法特徴のひとつは、
記憶定着と想起率アップです。

お客様との会話を増やし、質を高めるために、
あらゆることを行い、他社と区別された記憶定着を図ります。

例えば
「昨日、秋保温泉に泊まって来た」
と人は言いますが、
「○○旅館に泊まって来た」
と固有名詞はなかなか言ってくれません。

それをどう解消して記憶定着させるか?です。

また、想起率アップ。

お客様がリピートしない理由は
「単に忘れるからだ」
という拍子抜けした真理があります。

いざというとき(宿泊業であれば旅行しようと想ったとき)に、
頭に浮かぶ3社に入ることができるかどうか?が勝負です。

それにしても、僕って、 出し惜しみ無しだなぁ。


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Posted by しるばーうるふ at 09:24Comments(0)しごと

2011年01月29日

★おしゃれ女子まつり2011・イケメンカフェパーティー★

愛する女性からとびっきりのお知らせがきました。


★おしゃれ女子まつり2011・イケメンカフェパーティー★

2月11日(金・祝)建国記念日に、仙台で話題のイケメンが大集合!!
自分イチオシおしゃれをして、ステキ男子と楽しもう♪

バレンタインスイーツ&ドリンクブッフェ。
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お申し込みはコチラ↓↓
http://www.artbridal.co.jp/event/20110211.html

【よくある質問】

Q.出会い(婚活)パーティーではないのですか?

A.今回は、女性を元気にしたい!楽しんでほしい!というイベントです。
  元気でパワフルな女性も、恋愛や婚活にちょっと疲れている女性も、
  美味しいスイーツを食べて、素敵な10人のイケメン君にエスコートされて、
  ウキウキと女子力をアップしてほしい!そんな願いを込めたパーティーです。

Q.年齢制限はありますか?

A.ありません(^o^)
  女性であればOK!未婚既婚も問いません。
  現在、20代~50代の幅広い年代の方からお申込があります。

Q.おしゃれに自信がありません・・

A.今回のドレスコードは「自分イチオシおしゃれ」です。
  いつも着ているお気に入りのファッションでOKです!
  おしゃれに自信がなくても大丈夫!みんなそうですから(^_-)
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  自分の中のキレイを見つけて、もっとキレイになっちゃいましょー!

仙台市内のオシャレなレストランから選抜した、
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Posted by しるばーうるふ at 09:16Comments(0)しごと

2011年01月28日

先進国の肥満と、発展途上国の飢餓

テーブルフォーツーという事業があります。

たった20円で、先進国の肥満と、発展途上国の飢餓を、
同時に解決しようとする日本発の本格的な社会起業です。
http://www.tablefor2.org/index.html

例えば、とある社員食堂で、
日本人が「テーブルフォーツーメニュー」を注文すると、
そのメニュー代金の中から20円が
発展途上国の子供たちの給食代になるという仕組。

素晴らしいと想いました。

これを、宿でやれないか?

今日は、そんな話題から、女将の写真集まで話を広げます。

TABLE FOR TWOの特長としては、
 ◆第一に、支援する側とされる側の双方にメリットがあります。
   開発途上国の子どもたちと、先進国の私たちが、
   同時に健康になれる仕組みです。

 ◆第ニに、どなたでも気軽にご参加いただけます。
   対象となる定食や食品をご購入いただくだけで、
   TABLE FOR TWOにご参加いただけます。

 ◆第三に、いつでもご参加いただけます。
   食事は、誰でも毎日必ずとるものです。
   毎日の食事を通じ、
   開発途上国の子どもたちと一緒に健康になってください。

ということで、旅連などが推進して、
宿泊施設全体でテーブルフォーツーに
参加してもいいのではないでしょうか?

必ずしもテーブルフォーツーでなくても、
やれそうなスキームですよね。

仮にテーブルフォーツーに参加するとしたら、
以下のようになるでしょう。

旅館様もホテル様も、
複数の料理メニューを提要されています。

そのラインナップに「メタボ解消メニュー」とか、
「シニア向け健康メニュー」などを加えて、
それを「テーブルフォーツー料理コース」として
ご提供いただくことは可能ではないでしょうか?

そして、そのメニューを頼むかどうかは、
エンドユーザーである旅行者やご会席をご利用になる
お客様にお任せするのです。

お客様はご自身の意思で、ご予約されます。

世界的には『もったいない』という日本語が流行るほど、
日本は、その技術力の高さだけでなく、
思想すらも注目されている国です。

メタボ解消メニューを食べた料金の中から20円が、
開発途上国に自動的に寄付されるという仕組なら、
参加する方も無理が無いし、
地球規模の活動に参加したという満足感と、
自分のメタボ解消の一挙両得です。

インバウンド(海外からの旅行者)に
支持される可能性もあります。

それを買うか、買わないかは、エンドユーザーが決めること。

それよりも
「そうした活動をしている施設である」
という善意のパフォーマンスが、
話題づくりにも貢献すると想うのです。

パブリシティーリリースについては、
以下のようなメディアがあります。
【業界紙】
  観光経済新聞
  旬刊旅行新聞
  朝日タイムズ
  月刊ホテル旅館
  日観連月報

例えば僕がいる仙台なら、
【地元紙】
  河北新報
  福島民報
  福島民友
  仙台リビング新聞
  河北ウィークリー
  朝日WILLなどのフリーペーパー
【地元電波媒体】
  東北放送
  仙台放送
  宮城テレビ放送
  東日本放送
  福島テレビ
  福島中央テレビ
  福島放送
  テレビユー福島

さらに発想を広げると、
発展途上国への寄付以外にも「社会貢献事業」はできそうです。

例えば、

「女将(若女将)さんは、一肌、脱いで ください!」企画(^^)

女将さんやマダムを、撮影し、1冊の写真集を制作します。

その写真集が売れたら、
1冊につき300円を社会貢献事業へ!ということです。

収支的な思案をしてみますと。
 ◆写真集200冊購入という仕組。書店配本も視野に入れます。
   ※売価3,000円を想定しており、200冊ですと60万円。
   撮影代、写真集代、パブリシティー代が含まれます。

 ◆そしてこれを、協賛した宿は販売します。
   200冊全部を販売すれば、事実上の協賛費はゼロになります。

 ◆販路としては、この企画の思想と志と情熱と可能性に鑑み。。。
  ①お取り引き業者様10社に、1社10冊購入いただく。
    これで100冊30万円です。

  ②売店で、テーブルフォーツーのPOPを工夫していただき、
    100冊販売。これで30万円です。
    結果、コスト負担なく、本企画への協賛をご判断いただけます。

 ◆仮に16施設様が賛同すれば、売上は960万円。
   冊数は、3200冊です。書店配本1800冊で合計5000冊。
   社会貢献金として、1冊300円を寄付ですと150万円。
 
制作費等々は800万円となりますが(見積りしていませんが)
取材、撮影、原稿制作×16施設様で約250万円。

印刷製本、16箇所納品にて550万円といったところでしょうか。

施設様のメリットは、社会貢献事業に参加できることはもちろん、
そのパブリシティー効果は大きいですよね。

きっと、地元テレビ各局、新聞社等々が取材してくれます。

僕がやるなら、宮城と福島、あるいは新潟でしょうか。

そして、写真集のクオリティーには、こだわりたいです。

部屋、風呂、料理、ロビー、そして女将さん。

女将さんの表現には、日本文化の継承をテーマに、
着物、髪結い、茶の湯、生け花、
和の立ち居振る舞い等々に加えて、
その女将さんの考え方や趣味や個人的話題までを
網羅した記事にしたいですね。

あぁ、株式会社 乾杯・KANPAIプロデュースで
やりたくなってきました(^_^;)。


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タグ :旅館ホテル


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2011年01月28日

美少女図鑑

新潟に来ることが常になって久しいのですが、
この地は、あの伝説のフリーペーパー「美少女図鑑」
発祥の地です。

やや4年前に創刊し、
あっと言う間に46都道府県で展開、
北京・上海版も決定という超絶のビジネスモデル。

地方から発信される新しさ
「クールローカル」を原則としたこの無料雑誌は、
各地方による地方の女の子のための情報誌です。

設置して3日~7日で無くなる「幻のフリーペーパー」。

ちょっとしばらくは、目が離せませんよね。

僕もこんな事業がしてみたいです。

アイディアとしては
「女将の写真と日本文化の発信雑誌」

誰かスポンサーになってくれるよう企画を詰めます(^^)


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2011年01月28日

必要な売上を確保する逆転思考

いつものように、是非、
ご自身の商売に照らしてお読みいただきたいと想います。

 何か役に立つことは無いか?
 何か閃きを得る部分は無いか?

そんな目線でお読みいただくと効果効能があります(^^)。

僕の思考方法の鍵は「逆算」にあります。

今日はふたつの事例をご披露しましょう。
 ●DM発送リストを増やして増客しようという試みについて。

 ●6000万円の売上目標を達成するために必要な成約数は?

上記案件に対して
「必要な売上を確保する逆算思考」
で取り組んでいますので、
そのケーススタディをご高覧いただきます。

さらに、月初月中月末での「差額対策」も肝要です。

必要な、それぞれの数値目標に対して、
現時点でどうなのか?
そして、その差額に対して、
誰が、どこの部署が、いつまでに、
どのように対応してゆくのか?

その「差額対策の概念」を持ち込む意味でも、逆算思考は大切です。


ひとつめは、とある旅館さんでの月1回の経営会議での話題。

仲居さんがお客様に、
「イベントやお得なプランのご案内をDMしても宜しいですか?」
と聞き、DM発送リストを増やして増客しよう
という試みについて議論されました。

そのときに15人いる仲居メンバーで、
月の目標を50人という設定でいいかとの話しになり、
僕が提案したのは、
「仲居さん一人ひとりが、
 月間何組のお客様を受け持つかを詳らかにしてください。」
ということであり、
「接触組数10組に対して、
 何組にDM送付許可をもらえそうか?」
を出してもらったのです。

その宿は、月間5000人、
組数平均にして
(時期によりますし、個人客と団体客では対応も反応も違いますが)
1000組に対応していましたので、
仲居さんひとりにつき月間60組のアベレージと仮説しました。

いろいろな要員はあっても、
確率的な数値で、10%とした場合、6組。

15人いますから、90人の送付リストはできるでしょう
ということになりました。

もちろん、1組につき1通のDMリストではなく、
1グループで住まいを異にする人たちの
旅行である場合も多いわけですから、
切り良く100リストを目標としました。

その他にも、パーミッション(送付許可)をいただける工夫は、
宿帳やアンケートなどを通じて複数行っているので、
送付リストは、もっと増えます。

まぁ、今日の主旨に戻すと、
「目標数値とは、接触できる分母から割り出す」
というのが原則です。

仲居さんの長に伺いました。
「10組と会話を交わせば、何人の許可が得られそうですか?」

彼女の感覚では(先月の経験値も含めて)
10組中3組は自信があるとのこと。

まぁ、実際は、接客係各人の基礎レベルが違うし、
時期により客層が違いますから平均して10%かと推察。

逆算すれば、必要な数値を獲得するために、
分母をどのように増やすかです。

つまり、
「100人からDM発送許可を得るために、
 月間1000組にアプローチする」
という話しになりますよね。


ふたつ目は、とある営業会社の事例です。

こちらも僕の顧問先様ですが、
BtoC(生活者直接販売事業)の商材をどのように拡販するか?
という課題でした。

僕が立てた仮説は、必要な売上を確保するために、
単価から逆算した成約数です。

その商材の単価は200万円。

6000万円の売上目標を達成するために
必要な成約数は30件となります。

では、この30件という顧客開拓に必要な分母は?
ということになるわけです。

しかも半年で達成しなくてはなりません。

では、1ヶ月に必要な接触数はどうなると想いますか?

僕が、総合的に判断して立てた仮説は、
毎月300人への接触です。

半年で1800人。

この中から、定期的(毎月)に情報誌配送許可、商談の許可を
いただける人を16%確保するのが目標値となります。

すなわち300人ですね。

その中で、
(この商材と地域と価格と販売方法とツールと提供会社の信用ならば)
10%の確率で成約できるという仮説にしました。

300人の10%は30人。
6ヶ月で180人。

内、30人の成約。分母から割り出すと、成約率1.6%です。

100件アプローチして1人~2人の成約を目指すわけです。

そして、この仮説を実行・検証・仕組化することで、
単価200万円で6000万円の売上を達成するということです。

情報発信の分母を確保するため、
 ※キャッチフレーズ考案
 ※お客様の声の収集と活用
 ※ホームページリニューアル
 ※名刺改定
 ※ブログ開設
 ※メルマガ配信
 ※イベント実施
 ※毎月のニュースレターの発信
という裏付けとインフラを整えます。

ここまでやると、情報発信力は今までの数十倍になりますし、
受け皿もできることになります。

ここまでやると、
見込み客との出逢いは「進化レベル」でアップします。

「月間300人と接触し、30人と面談し、5人とご縁を創る。」

これをまた逆にすると、

「月間5人の成約を獲得するために、
 30人の面談が必要なら、接触分母は300人」

実際は、月間接触数は300人より、もっと多くできそうです。

まぁ、そんな思考回路を持てば、差額対策が機能します。

さらに、個人のスキルや才能、
時の運任せにしない「実績」を獲得するためのツールになります。


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2011年01月28日

売上は名前で決まる!

僕の会社名は、
 「株式会社 乾杯・KANPAI 」

乾杯の由来は、
 
 ・乾杯とは、ひとりではできないこと、出会いに感謝を。
 ・乾杯は、お祝い事のあるときに行うものであること。
 ・乾杯をしているとき、人はみんな「笑顔」だなぁと想うこと。
 ・乾杯の多い会社にしたい、お客様の笑顔が見たい。

そんな気持ちで名づけました。

僕の願いはただひとつ。

   「あなたと祝福の乾杯がしたい」

ただ、それだけです。

・・・・・ということで、
鍛錬塾でご一緒している中山マコト先生の著書。

「名前買いを起こせ」素晴らしい!内容です。

この16冊目の著書にも、
当社の名前と意図と由来をご紹介いただいたというわけで(^^)。

中山先生の評価では、
「親和性」というキーワードを絡めて紹介されていました。

つまり、

「僕のお客様が日常的にいつも聴く言葉」

というわけですね。

僕のお客様は、宿泊施設様ですから、飲食を伴います。

全国で、今日も、僕の会社名が、
喜びと共に口にされています。

覚えやすいし、クチコミしていただきやすい。

その意味も含めて、
「言葉のバトン」としてリレーされやすい。

「あなたと祝福の乾杯がしたい」
という
「想いや志」
が伝わります。

我ながら、いい言葉だなぁと(^^)。

「名前買いを起こせ」
▼表紙の「書」はあの武田双雲さん
http://amzn.to/bGqqxh

そう、中山マコト先生の16冊目の著書です。
オススメします。

もっと、中山マコト先生の本を知りたい!と言う方には、
こんな本たち↓があります。
 http://tinyurl.com/2b37n5v


★「商売とは相思相愛を探す旅」
株式会社 乾杯・KANPAI
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2011年01月28日

「なぜ、両想いがいいのでしょうか?」

今日もいつものように、是非、
ご自身の商売に照らしてお読みいただきたいと想います。

何か役に立つことは無いか?
何か閃きを得る部分は無いか?
そんな目線でお読みいただくと効果効能があります(^^)。

今回は僕の専売特許である
「相思相愛という思想」
について書かせていただきます。

さて、恋も仕事も「両想い」がいいですよね(^_-)-☆

相手がスタッフでも、お取引様でも、お客様でも、
何しろ、相手に喜んで欲しいわけですよ。

お互いに。

これほど素晴らしいことはないです。

 ・自分の商売にあったお客様なら喜ばせ甲斐があります。
 ・好きなお客様だからこそ、配慮も手間も苦になりません。
 ・お客様に限らず、好きな相手なら仕事も楽しくなります。
 ・当然、無理難題、クレームなどとは無縁です。

そして、満足したスタッフやお取引先様、お客様は、
「クチコミ」をしてくださり、
次々と新しい出逢いとなる「紹介」も頻繁にしてくださいます。

逆に言えば、相思相愛でなければ、お互いに不幸。

両想いのお客様との出逢いをどう創ってゆくかが、
事業そのものだとすら想います。

だから、
 ・何のために事業をしているのか?と、
 ・誰のために事業をしているのか?を、
キチンと踏まえ、
「あり方」を見据えて「やり方」を工夫してゆくのがいいのです。

ドラッカー博士曰く、「経営とは顧客の創造である」では、

~あなたのお客様は誰でしょうか?~

相思相愛を詳らかにするには、適切な質問だと想います。

 「ご自身の商売に照らしてお読みいただきたいと想います。」

では、廻りくどいようですが、僕の口グセから。
(このメルマガの愛読者なら耳にタコと言われそうですが、
 あらためて羅列してみますね。)

 ●商売とは相思相愛を探し出逢う旅です。
  「競争より、協奏」
  「やり方より、あり方」
  「集客じゃなく、来客」
  「クチコミは起こすものじゃなく、起きるもの」
  「条件で買われるより、理念への共感で買っていただこう」
  「勘定より感情で商売しよう」
  「決意に意味は無く、行動あるのみ!」
   (決意なんて誰でもできる。行動する人が稀だから成功する)
  「真の営業とは、売らないこと」
  「自分の顔は、人が観るためにある」
  「感謝の反対は当たり前」
  「愛情の反対は無関心」
  「成功の反対は何もしないこと」
  「ストロング20世紀からクリエイティブ21世紀」
  「広告より広報」
  「人から言われただけではダメで、本を読んだだけでも全然ダメ。
   自ら行動して、火傷(失敗)をするのが一番効果あり」
 ●共感商売を! 

う~む。

僕の「逆転思考」にも筋金が入ってきましたねぇ(^^)。

さらに最近は、
「やるのは僕ではありません。あなた方です」
という恐ろしい台詞も連発しています。

でも、僕の志事は、「結果」を出すことですから、
真実を言わなければなりません。

だから、こんなことも言います。

「少々重いダンベルを相当回数、上げ下げしてもらいますよ。」

つまり、ビジネススキルも、筋肉と一緒で、
負荷をかけないと太く強くならないということです。

狙いは、お客様ご自身が、
自分でできるようにして差し上げること。

僕の顧問契約は「半年が基本」です。

いい加減なコンサルタントに「年間契約」などをされると、
引き延ばしに逢います。

未解決の問題を先送りするだけです。

半年となると、僕もお客様も「本気」になります。

時限装置付なのですから当たり前です。

そこにパワーが生まれます。

僕は自分の価値を、次のように捉えています。

「御社の夢の実現ですが、社長の力ならば、
 僕が関与しなくても3年でできるでしょう。
 ただ、僕が関与すれば、1年で達成できる可能性があります。
 僕の価値は事業のスピードアップです。
 その『時間』に投資してみてください。」

え~と。

僕のことばかり言っているように見えますが、
「ご自身の商売に照らしてお読みいただいていますか?(^_^;)?」

そこが大切です。

もとい、いつも毎回偉そうなことを書いたり、
言ったりしていますが、僕が「偉い」わけではなく、
役割と使命に基づいてのこと。

いつも、少々キツイことをお客様にお願いするのは、
結果を出すことが僕の「志事」だからであり、

 ・各人の努力は、その人を決して裏切らないし、
 ・各人の体験は、その人にとって将来の宝になる。

という信念があるからです。

僕の志事は、
販売促進におけるコミュニケーションデザインですが、
最近の流行りは「考、口、行の一致」。

つまり、顧問先様が、
考えていること、言っていること、やっていること、
を合致させるのもまた、大いなる志事です。

ちなみに僕は「謙虚な方」とのおつきあいを望みます。

謙虚でないと、人の話しが耳に入りませんよね。

「あなたは何をしてくれるのか?」
といった態度では、その人も会社も伸びません。

何かを提案したとしても、
できない理由を並べたてるだけでしょう。

「あなたをキッカケとして、
 自分たちに何かできるかを考え抜き実践したい!」

これが正しいあり方です。

やり方なら、いくらでもお答えします。

21世紀は「謙虚な人と会社」の時代です。
21世紀は「感謝と愛のある人と会社」の時代です。

だから僕が、株式会社 乾杯・KANPAIが、
おつきあいするタイプは決まっています。

ドラッカー博士曰く、
 「あなたのお客様は誰か?」

株式会社 乾杯・KANPAIのお客様は、
勉強家で、実践力があり、人柄がいい人の経営する会社です。

これは、スタッフでも、お取引先様でも、
お客様でも変わりません。

「勉強家で、実践力があり、人柄がいい」

これは僕自身が、当然ですが、
誰よりも心掛けていることでもあります。

商売の不変絶対の鉄則は「相思相愛」です。

「両想い」であることだけが、新しい価値を創造します。


…………………………………………………………………………
 「ふたたび、あなたのお客様は誰か?」
…………………………………………………………………………
まぁ、今日は、誤解されそうなことを書いてしまいましたね(^_^;)。

想いとしては、
「ご自身の商売では、どうなりますか?」
ということと、
「自身を熱く語ることで、共鳴・共感する人が現れますよ」
ということを言いたかったのです。

相思相愛、両想いのキーワードは

「共感」

です。

お客様のプロファイリング(顧客想定)については、
地域や年齢、職業や立場、性別や家庭環境などといった、
いわゆる20世紀の
マーケティング的セグメント発想になりがちです。

もちろん、それはそれで結構ですし、
やっていただきたいのですが、それをやるためには、
まず自身の「あり方」を突き詰めるのが先。

好きなお客様とつきあうということは、
嫌いなお客様とつきあわないということでもあります。

ここが、勇気のいるところですね。

今日も、ありがとうございます。


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2011年01月28日

Think Globally, Act Locally.

ドラムカフェ・インターナショナルさん。

チームビルディング、
企業活性化を行う世界トップクラスの企業のひとつですすが、
その日本法人は「仙台」にあります。

僕のお膝元ですねぇ(^^)

2010年5月の旅館ホテル販促鍛錬塾インタビューCDは、
株式会社ドラムカフェジャパンCEO星山真理子さん。

テーマは、
「世界企業の地方発信」

僕の好きな言葉に、
「Think Globally, Act Locally.」

世界規模の思考で、身近に活動せよ。。。というものがあります。

僕が尊敬する花巻の、
とある社長さんの「意訳」(だと想う)を記せば、
「世界的な視野をもち、自分のできることから始める」
ということです。

星山社長は、なんと2年前まで主婦でしたが、
海外が好きで、通訳の仕事もしていたのです。

その仕事で出会ったドラムカフェの創始者
「ウォレン・リーベルマン」に深く感銘を受け、
同時に、彼から日本法人の設立を要請されます。

行動力のある彼女はすぐさま「南アフリカ」に!

本場のドラミングに触れ、その不思議な魅力と、
国境も世代も超えた
「共鳴のチカラ」
「高揚と一体感」
そして日本での使命に目覚めたのです。

「あと10年20年もすれば、世界的な問題に対して、
 世界中の人たちが協力しなくてはならない時が来る。
 そのとき世界各地のドラムカフェが、大いなる使命を果たしたい。」

創業者の想いと、人柄に、彼女は帰国後数ヶ月で会社を設立。

半年の活動準備期間を経て、2010年3月から本格稼働しているのです。

インタビューでは、
 ●世界企業ドラムカフェの事業とは?
 ●どのような想い、きっかけで会社を創ったのか?
 ●どんなサービスを、どんな手法で提供しているのか?
 ●創業9ヶ月目の苦労と喜びを振り返る。
 ●チームビルディング(企業研修)とイベント促進。
 ●「マシンガンクエスチョン」
などをお聞きしました。

全世界的に名だたる企業が採用
ドラムカフェによる職場づくり・地域づくりドラムカフェとは?

映像はこちらクリック
 http://www.drumcafe.jp/video.html

マンデラ元南ア大統領、クリントン前米大統領、
ブッシュ米大統領、ブレア前英首相など世界のトップリーダーや、
イギリス王室、ハリウッド俳優、
各国の企業のトップの前で演奏する企業です。

企業研修でも、サウスウエスト航空、スターバックス、
シェル石油など、全世界的に名だたる企業が
このドラムカフェを採用してます。

CEOの星山さんは若くて素敵な女性であり、
僕に言っていただければ、いつでもご紹介可能で~す。



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2011年01月28日

1万人の1泊より、100人の100泊

「バリアフリーの旅を創る」
という本があります。

2000年6月発刊の本ですから、少々古いのですが、
良き本に出逢えたことを嬉しく想います。

房総の素晴らしい宿のオーナー様から、
お勧めの本としてご紹介いただきました。

まずもって、著者の高萩徳宗という方の
「お人柄」に惹かれます。

成功とは、優れた人格を持つことだ・・・と考えるからです。

この本を読んで、
 ●パラリンピックツアーでの、不登校の子供を持つ母親の吐露に、
  アクアラインを走るバスの中で涙しました。
 ●全盲のお客様をスマートにもてなした
  サンフランシスコのキュートな(だと確信する)
  ウエイトレスに会いたくなりました。
 ●天使の都と言われるバンコクに行って、
  タイという国の「優しさ」に触れてみたくなりました。
 ●「1度でいいから、温泉に入りたい」と言っていた
  88歳のお年寄りの逸話の清々しさに感動しました。

この本では、行政、民間、個人について、
バリアフリーというキーワードの元、
福祉施設、宿泊施設、旅行業者等々に対する、
様々な現実を分析し、いろいろな提言が書かれています。
(2000年6月発刊現在)

そして何より、高萩さんの、
情熱と志と可能性を強く感じる本でした。

 「1万人の1泊より、100人の100泊」

彼の信念は、素晴らしい!僕の事業も、
100人中99人からNOと言われるかもしれない。

しかし、たった1人でも
「君は素晴らしい!」
と言ってくださるお客様のために、
最善を尽くそうと想っています。

「ビジネスとは、相思相愛の相手を見つける旅」
です。

僕はふと思いました。

努力しても報われないこともある。

しかし、成功した人で努力しなかった人はいない。

施設面(ハード)を改善するのは時間もコストもかかる。

しかし、おもてなしの心(ハート)無きところに
何をしても意味はない。

心のバリアフリーをベースに、
自分が今できる精一杯をやることが大切ですね。

良い本でした。ありがとうございます。

ベルテンポ・トラベル・アンド・コンサルタンツ様
http://www.beltempo.jp/

高萩徳宗様オフィシャルサイト
http://www.beltempo.jp/takahagi.HP/index.html

以下、アマゾンの紹介文から。
内容(「BOOK」データベースより)
 数年後、「旅のバリアフリー」はかなり完成に近い状態に
 なるのではないかと期待している。
 旅行中、茶髪の女子高生がお年寄りに席を譲ってくれたり、
 パンチパーマの怖いお兄さんに車イスの介助を
 気持ちよく手伝ってもらって、それを感じる。
 旅をする人も受け入れる人たちも、いまは試行錯誤のときなのだ。
 では、何が欠けているのか。
 どこから手をつければ最初の一歩が踏み出せるのか
 ―そんな悩みを解決するヒントになれば、と、
 著者の実体験をもとに本書は書かれた。

内容(「MARC」データベースより)
 旅がしたいと思っても、
 情報やきっかけがなく諦めてしまう障害者や高齢者たち。
 受け入れる体制にない旅行会社。
 今の日本に何が欠けているのか。
 旅のバリアフリーのための提言を、実体験をもとに綴る。

著者 高萩徳宗
 旅は最高の心のリハビリです。
 バリアフリー(障壁の除去)は、
 単に段差やトイレの問題だけではありません。
 人と人の心のバリアが取り除ければ、
 障害があってもなくても旅が楽しめる環境に
 一歩でも近づくのではないでしょうか。
 障害がある方だけではなく、ご高齢の家族がいらっしゃる方や、
 ホテル・旅館などの施設経営者、旅行業に携わる方、
 福祉を学ぶ学生さんにもぜひお読み頂きたいと思います。


★「商売とは相思相愛を探す旅」
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Posted by しるばーうるふ at 10:07Comments(0)しごと

2011年01月27日

本来の使い方とはまた違う使い方

やりとりの中で、
京都の才媛:前田めぐるさんから、いいネタをいただきました。

◆前田めぐるさん http://www.maedameguru.com/

彼女は
「日経毎日10分発想法」
というコラムやメルマガを配信していて、
僕が今回教わったのは、東鳴子温泉のネタ。
(僕のお膝元宮城の話題なのに、
 京都の方から教えられるとは・・・(^_^;))))。

どんなネタかの前に・・・・。

ブレーンストーミングを考えた
アレックス・F・オズボーンさんが作った発想法で
「オズボーンのチェックリスト法」というのがあります。

有名ですからご存知の方も多いですよね?

その中で「転用」という項目があり、

 ・新しい使い道は無いか?
 ・他分野への適用はできないか?

という考え方なのですが、これこそ、今回のネタです。

あ、彼女に興味があれば、以下をどうぞ!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
バリューのタネ。日経毎日10分発想法
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
登録はこちら(バックナンバー閲覧も)
http://archive.mag2.com/0000163625/index.html


このブログは、宿オーナー向けですが、
ここ数ヶ月は他の業種業態の経営者や
ビジネスパーソンも多くなってきたので、
ちょっと予備知識を書けば・・・、
宿の客室って、その日売れなければ挽回できない商品なのですよ。

その日の部屋を「在庫して明日以降に販売」することはできないのです。

例えば10室あったとして、
10日で100室販売可能なわけですが、
これを100%販売するには、
日々10部屋埋めないとダメなわけです。

昨日売れなかった3部屋を、
今日の10室と合わせて13部屋として
売ることはできないのです。

おわかりですよね?

さて、めぐるさんから教わった日経新聞の事例です。

僕の言葉で書き直してみましょう。
――――――――――――――――――――――――――――――
宮城の東鳴子温泉にあるNPO法人「東鳴子ゆめ会議」が
始めた事業が面白いです。
「旅館の空室を仕事場として売り出す」ってもの。
クリエイターや起業家に「第二の仕事場」として
週単位、月単位で貸し出すもので、
宿としては「空気を泊めるより収益になる」わけですね。
以前は農業・漁業をベースに
「多くいた湯治客」で賑わっていましたが、
そのベース売上が激減。
空室のまま日々が過ぎ去るようになってしまった
現状に対するビジネスアイディアです。
和室の一角に机とイスを設置し、インターネットも使い放題。
そして、何と言っても「温泉入り放題」(^^)。
何かのプロジェクトやキャンペーンのプランニングに
集中して取り組まなければならないときとか、
僕でも活用してみたいサービス。
お値段はというと、1ヶ月74,000円(食事は無し)。
宿からすれば、湯治素泊まり1泊3,000円とした場合の、
約25日分の売上に相当するわけですから、いいですよね。
それに「パブリシティー効果」も見逃せません。
何しろ、日経にも掲載されたのですからねぇ。
大したもんです。
――――――――――――――――――――――――――――――

この「転用」という考え方。

 ・新しい使い道は無いか?
 ・他分野への適用はできないか?

あなたの事業でも使えますよね?

宿であれば、ロビーラウンジなど、
機能だけに囚われることなく、
例えば地元クリエイター
(フォトグラファーやイラストレーターのみならず、書道家や俳人)の
作品展示を月替わりで行うとか。

レストランであれば、
アイドルタイムに地元主婦向けの「料理教室」を開講するとか。

車屋さんであれば、広い展示場を、
地域のダンスチーム練習場として提供するとか。

ビデオレンタル屋さんであれば、
例えばクリーニング店と組んで、
相互にビデオ返却や予約や衣服預かりをするとか。

「本来の使い方とはまた違う使い方」
を意識すれば、
新しいサービス、新しいキャッシュポイントを
生むことができそうですよね。

あまり稼働していない、人、モノ、おカネ、情報、空間、云々。

ありませんか(^_-)-☆?

めぐるさん、発想の元、ありがとうございました~。

ちなみに「オズボーンのチェックリスト法」は、
ネットに転がっていますが、一応、転記しておきますね。

 1.転 用  新しい使い道は?他分野へ適用はないか?
 2.応 用  似たものはないか?何かの真似はできないか?
 3.変 更  意味、色、働き、音、匂い、様式、型を変えれないか?
 4.拡 大  より大きく、強く、高く、長く、厚くできないか?
         時間や頻度などかえれないか?
 5.縮 小  より小さく、軽く、弱く、短くできないか?
         省略や分割できないか?何か減らすことができないか?
 6.代 用  人を、物を、材料を、素材を、製法を、
         動力を、場所を代用できないか?
 7.再利用  要素を、型を、配置を、順序を、因果を、
         ペースを変えたりできないか?
 8.逆 転  反転、前後転、左右転、上下転、順番転、
         役割など転換してみてらたどうか?
 9.結 合  合体したら?
         ブレンドしてみたら?ユニットや目的を組み合わせたら?

上記、言い方を整理すると。。。
 
 ・他に使い道がないか?
 ・他に似たものをさがしてみたら?
 ・変えてみたら?
 ・拡大したら?
 ・縮小したら?
 ・置き換えたら?
 ・配置や並びを換えてみたら?
 ・逆にしたら?
 ・組み合わせてみたら?

この原稿、事前にめぐるさんに送ったら、

「あなたの第2自習室として弊店をお使いください。
 2時間たったら、追加オーダーをお願いします」

とアイディアフラッシュを追加いただきました。

「第2自習室にしてください」という切り口。

こんな喫茶店のオーナーとは、僕は話が合うでしょうねぇ。


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Posted by しるばーうるふ at 11:23Comments(0)しごと