2011年02月13日

グリーン車に乗る理由

是非、ご自身の商売に照らしてお読みいただきたいと想います。

 何か役に立つことは無いか?
 何か閃きを得る部分は無いか?

そんな目線でお読みいただくと効果効能がきっとあります(^^)。

さて、

新幹線を利用するとき、お金が余っているわけではないのですが、
僕はグリーン車に乗ります。

仙台から東京ですと、往復で六千円ほど高い。

グリーン車の座席数比率は5%で、昭和の頃から変わっていない
そうです。新幹線の座席が100席あれば、5席がグリーン車
ということですね。

好況時でも不況時でも5%。

要するにグリーン車を利用する人は、どんな時代でも比率的に
変わらない。

では、グリーン車を利用する人は、なぜ、グリーン車を利用するのか
を考えてみたいのですが、意外にしみじみとモチベーションの上がる
結論になりました。


その前に、グリーン車を利用しない理由から見てみましょう。

「お金がないから」
「お金がもったいないから」
「お金はあっても、贅沢は敵だから」
「多少窮屈な想いをしても、そのお金を別なことに使いたいから」
「会社規則によって、グリーン車は禁止だから」

概ね、こんなところだと想います。

次に乗る人の理由です。

「座席にゆとりがあって贅沢感を味わえるから」
「じっくりと読書や仕事に集中できるから」
「出張先でのプレゼンテーションを体調万全で臨みたいから」
「セルフイメージを上げたいから」
「心に余裕を持ちたいから」

概ね、こんなところだと想います。

では、このことから何が分かりますか?

どうやら、お金があるからという理由だけでグリーン車を利用する
わけではないようです。

快適な車内で過ごすことで、自らのパフォーマンスを上げて、自分
や人に対して、何らかの成果を得ようとしている人も多いと想いま
す。

白黒をつける問題ではないのですが、僕は、グリーン車に「目的を
持って乗るタイプの人」の方が、生涯を通じた稼ぎも多くなるし、
人間関係も豊かになるのだと考えています。

出張に絡めて言うなら、ホテル代です。

出張時、宿泊補助として会社から七千円が支給されるとします。

★A君は、四千五百円のホテルを探し、浮いた差額である二千五百
円でささやかな晩酌を楽しんだとしましょう。

★B君は律儀に七千円のホテルを探し、そのまま宿泊したとします。

★しかし一方でC君は、その七千円に一万三千円を上乗せして一泊
二万円かかるホテルに泊まりました。

彼の目的は、二万円のサービスに触れることです。自分の経験値を
上げることです。

その時点で得をしたように見えるA君ですが、中長期的に見たとき、
本当に得をしたと言えるのでしょうか?

この三人の内で、仕事ができるのは誰でしょう?

また、生涯で稼ぐ金額が一番高くなるのは誰でしょう?

さらに、生涯続く多くの友人を得るのは誰でしょう?

僕は三人目のC君だと想っています。


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Posted by しるばーうるふ at 17:05│Comments(0)こころ
 
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