2006年08月26日

「身体に聞くしかねーな」

「身体に聞くしかねーな」



口と身体。

正直なのはどっちか?


もちろん、身体ですよね。いや、変な意味じゃなくて。


「百聞は一見にしかず」

「百見は一考にしかず」

「百考は1行にしかず」



う~ん、本質をついた格言三連発ですね。

百、考える暇があったら、ひとつ、実行しろと。


ご存知のように、僕はフルコンタクト(直接打撃制)系の空手をや
っています。(知ってた?)

しかも、投げ・締め・間接技ありの、総合格闘系の空手です。

年寄りの冷や水で、30歳を越してから始めたわけですよ。


今、格闘技もかなりメジャーになってきたので嬉しい限りですが、
僕の所属する団体は、一般的にはまだちょっとマイナー。
でも、マニアの間では、「実は、最も実践的」と評される大道塾と
いう団体です。

ま、それは、仙台西支部のHP
http://osada-dojo.com/top/top-f.html
にその詳細は譲るとして、上記の格言に沿って言えば・・・


 「すごい蹴りだと100回聞くより、1回見たら?」

 「人のやる腕がらみを100回見るより、1回深く考えてみたら?」

 「100回考察するより、ローキック1回受けてみたら?どんだけ
  痛いか分かるから」


ちょっと、無理な言い回しですが、そういうことです。


例えば、ストレートパンチひとつとっても。

・どこの筋肉を使うのか?
・狙い当てる場所は?
・何回連続で打てるのか?
・次の日どこが痛くなるのか?
・どのくらい練習すれば身体に染込む?
・相手との相対的距離とステップは?
・足の裏の皮、どの部分が剥けちゃう?
・カウンターをもらわない間の取り方は?
・どの程度のスピードとパワーとタイミングが必要?
・それで、相手にダメージを与えられる?

まぁ、何千何万通りもあるわけですよ。

でもこれは、聞いて、見て、考えて、分かったふりをしていても屁
のツッパリにもならないわけです。

せいぜい、酒のツマミになる程度。


つまり、身体を教育しなければ「実践で役に立たない」のです。


だから、


「やってみる」しかないのです。


そう、


「身体に聞く」しかないのです。


なにしろ、本当に体は正直ですよ~っ。
(実感こもってるでしょ)





今日のラブサプリ



 「実体験だけが真実のデータです」


いざというとき、体験したことしか、役に立ちませんよね。

だから、練習・テスト・失敗・練習・テスト・小さな成功~の繰り
返しを沢山しましょう。


人間関係でも、仕事でも、家庭でも、「いざというとき」が必ず来ます。

また、津波・地震・火事などの災害や暴力事件も、何もかも含めて、
「いざというとき」は必ず来ます。


そのときのために、実験できるときに、沢山の体験しておきましょう。


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Posted by しるばーうるふ at 14:48│Comments(1)からだ
この記事へのコメント
「百聞以不如一見 百見以不如一考 百考以不如一行」を作ったのは誰か?

ことわざ「百聞は一見に如かず(百聞不如一見)」は漢書(趙充国伝)の中の言葉で、
この意味は「何度繰り返し見ても一度実際に見ることには及ばない」です(注1)。
この「百聞不如一見」の後に「百見以不如一考 百考以不如一行」と加えた造語を
誰かが作りました。
誰がこの造語を作り、どのように広がっていったのかを知りたいのですが、
ご存知ありませんか。ご存知でしたら紹介していただけませんか。
誰から聞いたかを教えていただければうれしいです。

検索サイト「Google」において
キーワード「百聞 一見 百見 一考 百考 一行 」、
期間1980/1/1~2008/12/31として検索し、
「百聞は一見に如かず、一見は…」と続く造語を紹介したサイトを抽出したところ、
200サイトありました(注2)。
最初のものは2000年の学校の広報誌でした(注3)。
「これも私の造語の1つです。」と記載のあるものは1サイトで企業社長のものでした(注4)。
この200サイトのうち連絡できるものについて本メールを送付させて頂いています。
回答いただければ嬉しいです。


(注1)漢書(趙充国伝)の一文
「百聞不如一見、兵難?度、臣願馳至金城、図上方略」

(注2)
検索期間           : 件数
1970/1/1~1999/12/31 : 0
2000/1/1~2000/12/31 : 1
2001/1/1~2001/12/31 : 3
2002/1/1~2002/12/31 : 3
2003/1/1~2003/12/31 : 7
2004/1/1~2004/12/31 : 12
2005/1/1~2005/12/31 : 29
2006/1/1~2006/12/31 : 28
2007/1/1~2007/12/31 : 49
2008/1/1~2008/12/31 : 69

(注3)なるたけ旬の春日丘をと・・・春日丘PTA新聞「はるかぜ」
http://www.vega.or.jp/~sokonsha/Kasugaoka/pta_news2.htm

(注4)実践!書く力:JFEホールディングス社長 數土文夫
http://president.jp.reuters.com/article/2008/10/21/64A6F7C8-9416-11DD-A183-F8213F99CD51-1.php

(参考)「百聞不如一見」の最初の引用
新聞雑誌-一三号・明治四年(1871)九月
「右は所謂百聞不如一見の理にして最も易簡?経の開智明識手段に付」
(出典:日本国語大辞典 第二版 第十一巻(2001年11月10日発行)小学館)
Posted by 日下部太郎 at 2009年10月12日 10:32
 
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