2011年01月20日
全体の0.3%の売上ロスがもたらすもの
神田昌典さんというカリスマコンサルタントがいます。
賛否両論はある方なのですが、
業界地図を塗り替えたという点で
僕は素晴らしいと想いますし、
批判する人に言いたいのは
「彼と同等の活動と成果を出せますか?」
ということです。
4年ほど前、沖縄で実施された販促セミナーに150人が参加。
受講料は60万円でしたから、
1泊2日のセミナーで9000万円ですね。
すごいことです。
現在は「社会起業」の推進に没頭されているようです。
そんな彼が、
「地元の学校に、会社が協力できることを考えよう!」
ということを言っています。
その理由は、
・子供関係、地域の話題というのは新聞に載りやすい。
・幼稚園児や小学生を招いて、
自分の会社を体験させる一日社長みたいなことをやると、
地域メディアは喜んで取材に来るでしょう。
・そうすると、子供達の親御さんや学校の先生を
ファンにできるため、非常に効果的に口コミを起こすこともできる。
というもの。
最近、僕も事例がありましたのでご報告します。
モノが売れなくなったのは、社会が成熟したためです。
と言っては身も蓋もないですが、
明らかに「充足している社会」では、
購買理由が多様化するのは必須。
そして、もっと言えば、
「安くて当たり前」の世の中になっています。
品質と価格は、拮抗する傾向にあります。
そんな中、どんな企業戦略が必要でしょうか?
僕は「共感を呼ぶ存在理由」が必要だと想っています。
そのためには「売上は結果としてついてくる」という考え方を、
オーナーはじめ全社員に徹底させることが大切です。
「売らんかな」では売れません。
経営者の心からの気づきと閃きが決め手です。
最近の事例としては、ここ1ヶ月ほど、
ちょこちょことメルマガでも書きましたが、
ご縁あって販促のお手伝いを始めた中古車屋さんの事例があります。
ここは、先日、車椅子バスケットボールへの
「車提供」を行いました。
車椅子になる原因の8割が交通事故ということで、
車屋としての社会的責任と役割を果たそうとしたもの。
当然、ニュースリリースもしたのですが、
テレビ2局、新聞1紙に取り上げていただけました。
ただ一番は、宮城の車椅子バスケットチームが、
このGWの大会、全日本三連覇をかけて試合するので、
タイムリーだったのですが。
今後は、こうした「社会性」をさらに経営に取り入れる会社が
伸びてくると感じています。
はじめは「販促」という欲があってもいいです。
でも、最終的には「貢献」という 志 になって欲しい。
・なぜ、自分は事業をしているのか?
・どうして、自分たちは働いているのか?
そうした問いの答えとして、慈善事業を行うもよし、
冒頭に書いた「地元の学校に貢献できることを探す」もよしです。
この車屋さんでは、近隣の学校、地元作家と組んで、
今後の販促展開を行います。
(企画推進は松尾君と愉快な販促チーム(^_-)-☆)
さて、宿泊施設としては、何ができるのでしょうか?
365日のうち1日だけでいいから、
その経営者の想いある貢献先を探して、
「感謝祭」として施設を開放することでもいいでしょう。
その日、売上としてはゼロかもしれませんが、
もし、「本気のイベント」ができたなら、
きっと「共感を呼ぶ」と想います。
経営的に1日の売上を捨てるのは、
全体の0.3%の売上ロスに過ぎません。
想いの強さがとんでもないPR力を生むことがあります。
「事業には人を幸せにする力がある」
今回の話題と関連して記すと、
先日メルマガに書いた「人を笑顔にする力」
(http://matsuo.da-te.jp/e398068.html)
ですが、いまだにご感想をいただきます。
長野県茅野市のお菓子屋さん「菓匠Shimizu」さんのエピソード
「夢ケーキの日」をご紹介した内容でしたが、
1億の売上が5年で3.5億になった話として
「共感」を得ているのだと想います。
(バックナンバーが無い方は、僕のブログサイトにあります)
http://kanpaimail.blog68.fc2.com/blog-entry-33.html
21世紀に入り、ビジネスのあり方は、
●狩猟型から農耕型になっている。
と同時に、
●その会社が存在している理由が結果をもたらす。
ということになってきていると実感します。
その会社が、オーナーが、スタッフが、
社会的使命を果たそうと懸命に努力している姿に
共感できるかどうか?・・・・・・
が、結果的に他社の追随を許さないほどの
ブランディングと収益をもたらす。。。
売上は結果でしかありませんが、
この時代に、「菓匠Shimizu」さんのように、
大きな設備投資など無しで、
1億が5年で3.5億円になるには、
そうした「事業をしている理由」を深く見直す必要があります。
「全体の0.3%の売上ロスがもたらすもの」
想いの強さがとんでもないPR力を生むことがあります。
ぜひ、考えてみてください。
★「商売とは相思相愛を探す旅」
株式会社 乾杯・KANPAI
http://www.kanpai-kanpai.com/
業種を問わず大好評のメルマガ↓です。
http://www.kanpai-kanpai.com/service01.html
賛否両論はある方なのですが、
業界地図を塗り替えたという点で
僕は素晴らしいと想いますし、
批判する人に言いたいのは
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ということです。
4年ほど前、沖縄で実施された販促セミナーに150人が参加。
受講料は60万円でしたから、
1泊2日のセミナーで9000万円ですね。
すごいことです。
現在は「社会起業」の推進に没頭されているようです。
そんな彼が、
「地元の学校に、会社が協力できることを考えよう!」
ということを言っています。
その理由は、
・子供関係、地域の話題というのは新聞に載りやすい。
・幼稚園児や小学生を招いて、
自分の会社を体験させる一日社長みたいなことをやると、
地域メディアは喜んで取材に来るでしょう。
・そうすると、子供達の親御さんや学校の先生を
ファンにできるため、非常に効果的に口コミを起こすこともできる。
というもの。
最近、僕も事例がありましたのでご報告します。
モノが売れなくなったのは、社会が成熟したためです。
と言っては身も蓋もないですが、
明らかに「充足している社会」では、
購買理由が多様化するのは必須。
そして、もっと言えば、
「安くて当たり前」の世の中になっています。
品質と価格は、拮抗する傾向にあります。
そんな中、どんな企業戦略が必要でしょうか?
僕は「共感を呼ぶ存在理由」が必要だと想っています。
そのためには「売上は結果としてついてくる」という考え方を、
オーナーはじめ全社員に徹底させることが大切です。
「売らんかな」では売れません。
経営者の心からの気づきと閃きが決め手です。
最近の事例としては、ここ1ヶ月ほど、
ちょこちょことメルマガでも書きましたが、
ご縁あって販促のお手伝いを始めた中古車屋さんの事例があります。
ここは、先日、車椅子バスケットボールへの
「車提供」を行いました。
車椅子になる原因の8割が交通事故ということで、
車屋としての社会的責任と役割を果たそうとしたもの。
当然、ニュースリリースもしたのですが、
テレビ2局、新聞1紙に取り上げていただけました。
ただ一番は、宮城の車椅子バスケットチームが、
このGWの大会、全日本三連覇をかけて試合するので、
タイムリーだったのですが。
今後は、こうした「社会性」をさらに経営に取り入れる会社が
伸びてくると感じています。
はじめは「販促」という欲があってもいいです。
でも、最終的には「貢献」という 志 になって欲しい。
・なぜ、自分は事業をしているのか?
・どうして、自分たちは働いているのか?
そうした問いの答えとして、慈善事業を行うもよし、
冒頭に書いた「地元の学校に貢献できることを探す」もよしです。
この車屋さんでは、近隣の学校、地元作家と組んで、
今後の販促展開を行います。
(企画推進は松尾君と愉快な販促チーム(^_-)-☆)
さて、宿泊施設としては、何ができるのでしょうか?
365日のうち1日だけでいいから、
その経営者の想いある貢献先を探して、
「感謝祭」として施設を開放することでもいいでしょう。
その日、売上としてはゼロかもしれませんが、
もし、「本気のイベント」ができたなら、
きっと「共感を呼ぶ」と想います。
経営的に1日の売上を捨てるのは、
全体の0.3%の売上ロスに過ぎません。
想いの強さがとんでもないPR力を生むことがあります。
「事業には人を幸せにする力がある」
今回の話題と関連して記すと、
先日メルマガに書いた「人を笑顔にする力」
(http://matsuo.da-te.jp/e398068.html)
ですが、いまだにご感想をいただきます。
長野県茅野市のお菓子屋さん「菓匠Shimizu」さんのエピソード
「夢ケーキの日」をご紹介した内容でしたが、
1億の売上が5年で3.5億になった話として
「共感」を得ているのだと想います。
(バックナンバーが無い方は、僕のブログサイトにあります)
http://kanpaimail.blog68.fc2.com/blog-entry-33.html
21世紀に入り、ビジネスのあり方は、
●狩猟型から農耕型になっている。
と同時に、
●その会社が存在している理由が結果をもたらす。
ということになってきていると実感します。
その会社が、オーナーが、スタッフが、
社会的使命を果たそうと懸命に努力している姿に
共感できるかどうか?・・・・・・
が、結果的に他社の追随を許さないほどの
ブランディングと収益をもたらす。。。
売上は結果でしかありませんが、
この時代に、「菓匠Shimizu」さんのように、
大きな設備投資など無しで、
1億が5年で3.5億円になるには、
そうした「事業をしている理由」を深く見直す必要があります。
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Posted by しるばーうるふ at 13:55│Comments(0)
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