2012年06月30日

スタッフは経営者の鏡


菜食美ずん社長の畠山さゆりです。

今回も赤裸々なネタでいきますよ!

弊社は6月決算、このままいくと前年比140パー超えの勢いです。

震災の赤字をのりこえ、積極的な業務改善にとりくんできたスタッフ
のおかげです。

社長のわだすが軌道修正に対するスピード対応をもっとも重要視したため、
みんなの動体視力があがり、小さな改善をくりかえした結果が数字に
あらわれたのでしょう。

ある人が「学生の頃は通信簿で評価されましたが、大人になると決算書が
通信簿代わりかな?と、思います。」といっておられました。

なるほど、いいこといいますね。

わだすは経営者の通信簿はもうひとつあると思っています。
ずばり、それはスタッフのクオリティです。

まあ、人材は人財といわれますから最終的には決算書につながって
いくんですけどね。

経営者の方でスタッフへの不満を口に出される方がよくいます。

「ふつうはこうするよね。」
「どうしてこんなことができないんだろう。」

理由は簡単です。


経営者に人望がないからです。


・・・きびしいですか?

でも、まさにわたしがこうだったから言えますし、まだまだ道の途中で
完成形ではありません。


「このひとのもとで働きたい。このひとの役にたちたい。」

そう思ったら、多少の無理でもしてしまうのが人間です。

わたしがスタッフの不平不満でいっぱいになっていた時代、思えば
思うほど事態はよくなりませんでした。

非常に悩んだわだすは「経営者の器以上の人はやってこないのだ」
はっと気づいたのですね。

スタッフに優秀さを求めるのであれば、自分は率先して人格を磨か
なくてはならないのだ、と。

スタッフの姿が己の器の通信簿なのだ、と痛切に感じたのです。

相手を指さして批判しているとき三本の指は自分をむいている、と
いう言葉があります。

ゲド戦記では批判や怒りなどのネガティブな感情をシャドウと表現し、
それを正面から認め、受け入れることで、ネガティブな存在が
初めて消えるといいたかった気がします。

いかに「自分が正しい」という自我(わたしは"傲慢"と訳します)
を捨てられるか、ここにカギがあると思ったのですね。

自覚した瞬間に、スタッフに関するさまざまなお試しがやってきました。

正直、つらくて苦しかったです(笑)

しかし、これを苦労ととらえず、問題と捉ええて、淡々対処しつづ
けること◎年、、、、、

気が付いたらスタッフ全員「めくれて」いたんです。( 花巻の方
言で 使えるとか有能だ という意味です)

10年かかりました。

いまは理想の状態です。

もちろん、これからもスタッフの出入りがあることは会社の宿命でしょう。

しかし、スタッフの姿は己の鏡だと理解するようになってからは
誰を恨むことなく、自分が精進するだけだとわかっていますので
いたずらに不安にかられることはありません。

起業して12年、一番うれしいことは決算の数字がいいことなんかじゃ
ありません(もちろんそれも大事ですが)

こんな素敵なスタッフがわが社で働いてくれること
それが一番の宝物だと思っております。

そして、ここまでよく頑張ってきたな、と自分をほめたい気持ちで
いっぱいです。

すべての源は自分、そして傲慢をとる。

これだけで経営は上向くこと間違いなし、これが松尾さんのいう
「やり方よりもあり方」の私なりの解釈なのですた。


今日も読んでくださり、ありがとうございます。



LOVE




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Posted by しるばーうるふ at 17:51│Comments(0)しごと
 
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