2011年05月08日
旅館のソーシャルメディア活用法
Web支援室を運営している「後藤としのぶ」さんという方がいます。
通称「仙古堂さん」と言います(^^)
仙古堂さんとはもう6年以上のおつきあいだと想うのですが、最近
また頻繁にやりとりをさせていただくようになりました。
原因は、東日本大震災。
つながりはもちろんソーシャルメディアです。
仙古堂さんは、知る人ぞ知るWEBのエキスパートで、システム
エンジニア出身のWEBマーケッターです。
とてもマニアックな方なのですが、時代は彼に追いついてきたよう
ですね。
ビジネスシーンでも、もはやソーシャルメディアは無視できなく
なりました。
アメブロ、ツイッター、フェイスブック
情報発信、認知スピード、接触人数アップの面で、もはや既存
メディアが太刀打ちできない分野です。(もちろんメディアミックス
してゆくわけですが)
僕がよく行く新潟でも、とびきりのマーケッターがいますが、その
方との話しはまたの機会に。
本日は、ソーシャルメディアを活用した旅館のプロモーションにつ
いて考えてみます。
ちなみに、仙古堂さんのアカウントは以下。
Twitter :http://twitter.com/senkodo
facebook:http://www.facebook.com/toshinobu.gotou
仙古堂さんのノウハウは素晴らしく、僕も彼と組んで様々チャレンジ
をしようとしています。
大変失礼な言い方になってしまいますが、僕から見て仙古堂さんは、
超高性能のツールです。
(人を道具扱いしてしまいますが、実はアナログ人間の僕から見る
と、彼はターミネーターみたいな存在です(笑))
もちろん宿泊施設様のプロモーションにも活用できます。
例えば僕が、
●GOALは初夏以降の宿泊予約(問い合わせ)の拡大。
●認知を広げたい地域は北関東の人たち。
●目玉は、冷え性に効能がある温泉と、
レトロなレストランでの田舎料理、
そして方言いっぱいの温かい接遇。
などと言うオーダーを出しますと、
★ツイッターを、旅館用に新規作成。
★既存のアメブロをカスタマイズして
メッセージボード設置し、記事下に問い合わせバナーを置く。
★Facebookは、既存アカウントのまま活用。
★Facebookページは、旅館用を新規作成。
★ツイッターに関してはフォロワー数の増加作戦を。
(主に北関東、当初目標2000人)
などと言った制作イメージをすぐに出してくれます。
それに合わせて、僕も再度、
●訴求内容を考慮した新しいタイトルを考え、
●メッセージボードや、Facebookページに入れるべき内容の
テキストをまとめて、
●GOAL(目的)に合わせた画像を準備する。。。
という感じでキャッチボールすると、早ければ1週間~10日ほど
で、ブログ×ツイッター×フェイスブックのページ制作が完了し、
すぐに連動してスタートできるわけです。
もちろん、以下のような情報も瞬時に取れるので、有効な予測が
立てられます。
例えばツイッターなら、2011/5/3現在の宮城県データは、
仙台市(17701)、石巻市(430)、大崎市(312)、名取市(214)、
多賀城市(188)、塩竈市(137)、黒川郡(126)、柴田郡(115)、
宮城郡(109)、岩沼市(76)、東松島市(74)、白石市(59)、
亘理郡(59)、角田市(34)、遠田郡(30)、合計(19664)
となります。
これら対象の人へ「ほぼ完全なクチコミがネットから起きるような
情報伝達(PR)」を考えて行くことになります。
何度も言いますが、仙古堂さんはマニアックなので、少々メルマガ
では書けないような裏技も多数ご存知であり、僕も「正しい商売の
範囲」で活用するよう依頼をかけることも。
いろいろな施策を施せば、今までのアクセスが1日100人だった
サイトに、300~500人の訪問を期待できるのです。
チャレンジは始まったばかりですが、地域や属性をある程度選んで
誘導させていただけますので、成約率が極端に落ちることもないと
想っています。
仮に試算してみますと、
1日100アクセスで成約率0.5%、予約単価3万円の宿なら、
1日の売上は1.5万円ですから、月にして45万円ですが、
アクセスが300になり、成約率がやや落ちて0.3%になったと
しても、売上は81万円が見込めます。
実践報告はまた致しますが、いずれにしても「仮説・実行・検証・
仕組化」ですから、期待されるレベルの成果が出るまで頑張ります。
さて、とは言え、また想いを新たにしたこともあります。
つまり、どんなにテクニカルで有効な販促手法があったとしても、
発信するコンセプトや内容に魅力が無ければ想うような結果は出ない
と言うことです。
◆目指したいゴール
◆その施設様の「良さや強み」
◆お客様になっていただきたい客層イメージ
◆情報発信できる社内体制、等々。
やはり、問われるのは、結局のところ「中身」ですよね。
★「商売とは相思相愛を探す旅」
株式会社 乾杯・KANPAI
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Posted by しるばーうるふ at 22:17│Comments(0)
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