2011年01月24日

コインの裏を見ろ!

コインには裏と表があります。

そして人生にもそれはあてはまります。
愛情、成功、感謝の「反対語」ってご存知ですか?

物事にはすべて裏と表があります。

いえ、いずれも表であり裏であると言えます。

ただ、そのことに気づいて行動している人は意外なほど少ない。

あなたは、昨日と同じことをしているにも関わらず、
昨日よりもいい結果を得ようとしていませんか?

それは論理的にも矛盾していますし、
昨日したことを、今日、
もっとうまくやろうとしても高が知れています。

あなたの会社では、他社と同じような商品を、
同じようなやり方で販売して、
他社よりもいい結果を得ようとしていませんか?

これもまた矛盾の壁に遮られて結果につながらないでしょう。

勘定が「感情」に左右されるように、
物事には表と裏があります。

そしてそれに気が付いている人は少ない。

いや、気づいていても行動する方法も分からないでしょうし、
むしろ「行動する気すらない」ように見えます。

でも実は、そこにこそ「宝物」が埋まっています。

それこそ、ピッカピカの金貨がざっくざくです。

宝物であるコインの表と裏を知ることで、
自分自身のオペレーションシステムを書き換え、
「仕事と人」「お金と物と時間」「お客様と情報」についての
最新のアプリケーションを起動することができます。

「普通の人」は、 変化を嫌い、
昨日と同じことをしたがります。

そして、行動を変えずに、
結果だけを、昨日より良くしようと足掻いています。

多くの企業が、昨年と同じことをして、
昨年より業績を上げようという
「理屈に合わない矛盾したこと」
をしています。

普通の人も多くの企業も、
先送り、先延ばしの「 習慣と常識 」の中にいます。

そして、本人も会社も、それに気がついていません。

やる前から、頭の中だけで、
勝手に結果を予測して着手しません。

愛情の反対語は「無関心」であり、
成功の反対語は「何もしない事」であり、
感謝の反対語は「当たり前」です。

こうした知識は、頭で分かってはいても、
経験を伴わず、腑に落ちないでいる人や、
過去の事例にしがみついて変化しない企業は、
日常の生活や今までの商習慣の中で、
「自らが望まない方向」に向かっていることに
気が付くことがありません。

待っているのは「緩慢な死」です。

「知っていると、やっているの違い」

本当に理解している人が少ないと感じています。

「経験に勝るものなし」と言いますが、
確実に実践している人は少ないと感じています。

自分でトコトンやれば分かるのですが、やる前に、
 ・自分だけの経験則が邪魔します。
 ・知っているという気持ちが邪魔します。
 ・本やセミナーで得た知識が邪魔します。

僕は販促の世界で生きていますが、
つくづく「世の中に不思議は無いなぁ」と想います。

昨日と同じ今日を過ごす多くの人たち。

昨年と同じチラシを打ち、昨年と同じDMを出し、
昨年と同じCMを流し、昨年と同じ雑誌に出稿し、
昨年と同じWEBサイトを活用して、
昨年と同じターゲットに
昨年と同じプロモーションをかけながら、
昨年以上の「収益」を達成しようとしている
大いなる矛盾に気がつかず、
他社と同じ客層に、
他社と同じような戦略で、
他社と同じ販促手法を使いながらも、
他社とは違った「成果」を上げようという
矛盾に満ちた感情を正当化して生きています。

昨日と同じことをしていて、
昨日よりもいい結果を得ようという考え方って、矛盾ですよね。

他社と同じような商品を、同じようなやり方でやって、
他社よりいい結果を得ようとするのは、矛盾しています。

ほぼ、運まかせです。

だから、待っているのは「緩慢な死」だと言うのです。

世の中には不思議は無いと想うのです。

「そうやれば、当然そうなるよね」の世界です。

企画会議で多数決が正しいなら、
世の中、ヒットメーカーだらけになります。

みんなが(ある意味で)間違っているから、
成功者とのコントラストが生まれるのです。

多数決で言えば、普通の人の「常識」が勝利しますが、
普通だからこそ、大きな成功を手にしていないという事実に
気がつかなければなりません。

常識に縛られ、周囲を見渡して、
「みんなも売上が低迷しているから、うちもそれでいいんだ。」
・・・という日々を送ります。
(ちなみに成功とは、良き人格を身につけることかなと)

人生とは、事業とは、相思相愛を探し、出逢う旅です。

そのお店、その施設、そのサービスを

「 必要としている人 」
「 好きだと言ってくれる人 」

が必ずいます。

誰ひとり買わない商品を作ることの方が難しいのです。

ひとりのお客様もいない事業を創る方が難しいのです。

素晴らしい言葉を紹介しましょう。

 「力のある者は頭のいい者に使われ、
   頭のいい者は金持ちに使われ金持ちは夢のある者に使われる」

あなたは、力のある者になりたいのですか?

頭のいい者になりたいのですか?

お金持ちに?

夢のある者に?

一番いいのは、お互いに立場を自覚して成功させ合うことです。

ミッション、ポジショニング、
カテゴリー、コンセプトをフォーカスし、
それぞれの情熱と志と可能性を信じて、
自分の視界に映るすべての人の笑顔を守るために行動しませんか?

そのために、コインの表裏が一体であることを、
深く知る必要があるのです。

  「商売とは相思相愛を探し出逢う旅」
  「競争より、協奏」「やり方より、あり方」
  「クチコミは起こすものじゃなく、起きるもの」
  「集客じゃなく、来客。集めるじゃなく、集まる」

僕がいつも言ったり書いたりしているフレーズは、
コインの裏側を表現しています。

そしてそれは一体なのですよね。


★「商売とは相思相愛を探す旅」
株式会社 乾杯・KANPAI
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Posted by しるばーうるふ at 09:58│Comments(0)しごと
 
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