2008年04月28日

未解決な感情

それは、インナーチャイルドの話です。

あなたが子どもの頃、主に、両親に対して、

「理解できなかったこと」
「悲しかった記憶」
「寂しかった思い出」
「くやしかった出来事」

があったとして、それが当時、どうしても咀嚼できなかったとしま
しょう。

例えば、「両親の離婚」などがそれにあたります。
子供心では、理解の外にある出来事でしょう。

そうしたとき、その「未処理の感情」は、どうなるのでしょうか?
この「未処理・未解決な感情」は、実は・・・・

 「いつの日か、必ず解決してやる」

と決心され、潜在意識の引き出しにしまい込まれます。

そして、数十年後、驚くことに解決を求める先は、当時の、
当事者(親)ではないのです。

この問題が浮上してくるのは、パートナーとの間です。
自分の両親との間に浮上しません。

自分の心の問題が投影されるのは、パートナーか、
パートナーの親に対してです。

父親との関係、母親との関係で、未解決な感情の解決を求められる
のは、「恋人」や「結婚相手」あるいはその「親」なのです。

ご興味があれば、永田兼一先生の著書「愛をまなぶ心を学ぶ」
「愛を実らせる人々」をお読みください。

永田先生はこれを「人生のワナ」と名づけています。
この罠は、実に巧妙で、そして様々な種類があります。

●本人の自覚がないまま、
●感情の二重構造に気づかず、
●相手を誤解したまま別れるカップルが多い。

こわいですね。



Posted by しるばーうるふ at 23:45│Comments(0)
 
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