2012年03月25日

強制タイムライン化対応


こんにちは
コトダマーケティングの市毛です。

フェイスブックページの強制タイムライン化、一部で大騒ぎになって
いたようですが、何が、どう変わって、管理者は何をしなきゃいけないのか、
を簡単に整理してみましょう。

フェイスブックページをお持ちの方は、アクセスすると、新デザインへの
切り替えのお知らせメッセージが、出ていると思います。

プレビューをクリックすると、どう変わるのか、どんな風に見える
のか確認できます。

ちなみに、
現在のフェイスブックページはこんな感じで、
https://www.facebook.com/menulabo

タイムライン化された新デザインはこんな感じです。
http://p.tl/Bvk1-

見ていただいたついでに「いいね!」を押してもらったりすると、
私、飛び上がって喜んじゃいます。

ちなみにどちらも、私が管理・運営に関わっているページです。

さて、何が変わるのかというと、情報が時系列に表示されることと、
「カバー」と呼ばれる大きな写真がつけられること。

これは見た目ですぐにわかりますよね。

担当者がまずすべきは、カバー写真の選定。

これだけ大きいと、この写真でブランディングができます。

見たお客様に、会社の強みをイメージさせる写真を選んで下さい。

先ほど見ていただいた水月ホテル鴎外荘のカバー写真は、「おもてなし」の
いい宿なんだな、となんとなくイメージできますでしょ。

だったらここで商品情報やキャンペーン情報などを告知しちゃえば、
かなりインパクトある訴求ができるんじゃないか、と考えたあなた、
さすがです。

が、しかし、残念ながらそれは禁止されちゃってます。

フェイスブックは、この場所は、宣伝やクーポン、広告用ではない
として、次のような禁止事項を設けています。

(1) 価格表示や購買への誘導
「40%OFF」 「ダウンロードはこちら」など

(2) 連絡先の記載
「URL」「メールアドレス」「住所」など

(3) フェイスブック上での行動喚起
「いいね!ボタンやシェアボタンに向けて矢印を描くこと」など

(4) 行動の呼びかけ
「今すぐゲット」「友達に教えよう」など

上記は禁止ですので、気をつけてくださいね。

効果的に使いたいところではあるのですが、規約違反にならない程度で
うまくやりましょう。

ちなみに日本語インターフェイスで、カバー写真を選択しようとすると、
「カバー写真にテキストを使ってはいけない」と出てくるのですが、
これは、規約や他のガイドラインには出てこないので、
そう気にしなくてもいいかもしれません。

次に、あまり語られてませんが、
意外と重要だなと思える変化が「メッセージ」です。

個人ページと同じように、
メッセージのやり取りができるようになります。

つまり、ファン一人ひとりと企業やブランドが対話できるようになる
わけです。

これはマーケティング上、いろいろな使い方ができそうですよね。
リサーチやクレーム対応やそれこそDM的なことまで。

しかし、一方で運用上の手間は増えます。

受け取ったメッセージに対応するためのルールやフローを事前に決めて
おく必要があると思われます。

運用上無理だということであれば、管理者用パネルの「権限の管理」で、
「メッセージ」のチェックを公開前に外しておいた方がいいでしょう。

そして、マーケッターたちが、一番騒いでいたのが、ランディング
ページの指定ができなくなること。

いわゆる「ウェルカムページ」の設定ができなくなります。

フェイスブックページに訪れた人がまず目にするのは、常に、先ほど
見ていただいた(水月ホテル鴎外荘の方)タイムラインページに
なります。

多くのマーケッターが、「いいね!」を獲得する手段として、ウェルカム
ページを設定していたわけですが、その手法は、今後使えなく
なります。

しかしユーザー視点から見れば、ウェルカムページは、うっとおし
かったり、めんどうだったりしたのも事実で、そういう意味では歓迎
すべき改善の気がします。

しかし、逆にマーケッターが喜んだ変化もあります。

記事を「トップに固定」したり、横一杯に大きく表示する「ハイライト」
という機能が追加されました。

やりかたは簡単で、カーソルを各記事に合わせると、右上にアイコンが
表示されるのですが、その☆印をクリックすれば「ハイライト」に、
鉛筆のアイコンから「トップに固定」を選べば、トップに固定されます。

「トップに固定」にすると、後からどれだけ新しい記事を投稿しても、
7日間は一番上に表示され続けます。

キャンペーンやイベント告知などには、うまく使えそうですよね。

「ハイライト」はとにかく目立ちますから、特売情報だったり、新商品の
告知だったり、多くの人に見ていただきたい情報には効果的です。

フェイスブックは、販促ツールではなく、コミュニケーションツール
だと前にも書きましたが、ファンと会話をしながらブランドを強化
していくには最強のツールだと思います。

今回の変化は、そのための武器が、いろいろ追加されていると私は
思います。

商品の価値を企業が決めていた時代は終わりました。

今は、消費者がそれぞれに価値を語り、それが伝播していきます。

その伝播スピードに拍車をかけているのが、フェイスブックをはじめ
とするSNS。

フェイスブックページは、その新しい時代の価値づくりに、企業が
加わることのできるほぼ唯一のツールだと私は思っています。


ぜひ有効に活用してみてください。


市毛秀穗

フェイスブック=http://www.facebook.com/hideo.ichige
ツイッター=https://twitter.com/hideppo




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Posted by しるばーうるふ at 21:57│Comments(0)しごと
 
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