2011年04月11日

旅行を通じて日本を元気にする

 僕のお客様の中でも特に心配していた会社様が、
 震災と津波の瓦礫の中から立ち上がりました。

 土木建設の中小企業様ですが、社屋も自宅も津波で崩壊し、
 事業継続が危ぶまれていましたが、仮設事務所を立ち上げ、
 復活しようとしています。

 「土木で日本を元気にする!」

 僕は社長に熱く強く言いました。

 「今こそ、御社の経験と技術が切望されています。
  待ってました!ここから、社長の出番ですよ!」

 何のための事業なのか?
 誰のための仕事なのか?

 この未曽有の震災は、
 それぞれが、それぞれの人生と仕事の、

 深い意味と尊い価値に気づき、
 脇目も振らずに行動するための試練ではないのか?


 そう想わずにはいられません。


いつも、ありがとうございます。


さて、

新潟にある旅館さんから聞いた話です。
ここは僕のお客様であり、約300名収容の中規模旅館さん。

東日本大震災の影響で、この宿でも、ほとんどの予約がキャンセル
になりました。

でもその後、意外なお申し出が重なり、毎日50万円から100万円
程度の売上を計上することが出来てきました。

もちろん宿を保ち社員の雇用を確保するに充分な売上ではありませんが、
この局面にあって、とてもありがたいと話しています。

その内訳は、

●避難者数百名様への三食ケータリング。@1,000円
●葬祭会館からの料理発注。@7,000円~9,000円
●仙台にあるサッカーチーム少年団の練習合宿

です。

宿泊のお客様が無く、客室がガラガラであるがゆえに、自社の
ストロングポイントに気がついた事例であると想います。

 大規模ケータリングや学生合宿。
 そして会議関連。さらには趣味の集い。

 それらの分野を強めながら、
 宿泊のお客様を戻して行く。

そうすることで、僕が提案していた「集いの宿」という戦略コンセプトが
成されます。

この経験を通じて「良さや強み」に気づき行動するきっかけにして
いっていただきたいと想います。

ようやくガソリンが充足し、長距離で動けるようになったので、旅館を
中心にいろんな会社様に訪問しています。

この宿にはアポイントも無しに伺ったのですが、社長や若女将さん
はじめ、予約、売店、ネット担当の方々が、僕の来訪を心から喜んで
くれて、とても嬉しかったです。

以下、さらなるアイディアや事例も書きましたので、
ぜひ、ご参考ください。


このメルマガは宿泊業以外の経営者の方も多数お読みいただいて
おりますが、自社が社会に提供している「価値」について、常に考え
実践していただきたいと想っています。

このたびの大震災は、その大いなるきっかけです。

 事業を行うこと自体が社会貢献であり、
 仕事をすること自体が人の役に立つことそのものなのです。

宿泊業で言えば、被災されている方はもちろん、被災地にいない方
でも、日々のニュースに心を痛めています。

そんな方々に、宿は何を提供するのか?

温泉旅館をはじめとする「宿」本来の機能とは、

「心身の癒しと、さらなる元気」を提供することです。
「心の豊かさや、身体のリフレッシュ」を提供することです。

・心と身体を休めて元気になっていただく。
・飲食や旅行をすることが復興支援になる。


 「旅行を通じて日本を元気にする!」


そうした信念と自信を持っていただきたいと想います。


大災害後、1~3ヶ月という局面。

特に観光業は、被災地から離れていても旅行を差し控えるといった
自粛という経済的二次災害に見舞われます。

その局面にあっては、被災地と近隣では、避難者受け入れと工事
関係者の利用がメインとなります。

例えばある大型旅館さんでは、

●警察関連200名の宿泊を1週間。
●被災者受け入れ1日120名で4ヶ月。

といったニーズを積極的に受け入れています。

さらに、
●関東圏の各種組合数百カ所への会議や総会誘致のDM

を送るなどの活動を頑張っています。

ある小規模旅館さんでは、

●日本を元気にする宿泊義捐金プランをリリース。
●お客様リスト数千人へのDon't stop traveling!DM。

などを推進しています。

販促のアイディアとしては、名古屋にある企画会社「ウィッテム」
さんのものをご紹介しておきましょう。

http://www.witem.co.jp/

●人気ブロガ―を旅館に招待、その記事を書いてもらうPR手法。

(ここから抜粋)

■試旅会 >>>> 発信力のある方の「今できること」

旅行代理店が人気ブロガーをご招待する形で
東北の観光地へ旅行に行っていただきます。

ブロガーは旅行に行く前から告知して、出発から道中、
旅館から料理など、事細かにブログで報告していただきます。

※今回の場合「招待」であることは最初から告知しておいても
 いいと思います。

ブログには、招待した旅行代理店のサイトがリンクされており、
すぐに旅行の予約ができるようになっております。

発信力のある方が率先して「旅行」に出て報告する。
それを読んだ読者が(もう旅行してもいいんだ)と思ってもらえれば
いいのです。

また、観光地で積極的にOFF会というのもいいと思います。
ブロガー招待ということで、通常より割引率を高くし、多くの人を
招待いたします。

岩手の酒造会社がユーチューブで「お花見のお願い」をして、大きな
話題になりました。「自粛ムードが広がり、経済的な二次被害を
受けてしまう」と。

旅行者が増えれば、ホテル・旅館だけでなく、食材を卸す会社から、
従業員と家族、お土産屋さんにタクシーなど、様々な方が喜びます。

派手な宣伝ではありませんが、震災の際、ツイッターのつぶやきが
大きな影響力を持ったように、今は"草の根"が効きます。

もちろん発信力のある方が自費で旅行をすることが、その人にとっては
「今できること」だと思います。

個人的な意見ですが、ゴールデンウィークまでには、皆が楽しむことに
後ろめたさを感じない雰囲気になってほしいです。

(ここまで)


ソーシャルメディアの活用は、広告予算が限られている小規模企業
にとっても、研究と実践を繰り返していただきたいです。


それにしても声を大にして言いたいのは「自粛の自粛」です。

特に原発問題のある福島県は長期に渡って経営の光が見えない状況
が続きます。

宮城岩手は、それでも「復興」に向かって歩み始めたと想いますが、
福島の被災は「現在進行形」です。

今後も、たくさんの事業者が経営断念の道を取るでしょう。
そして、多くの雇用がなくなります。

僕の立場から言えば、

「自粛は止めて、積極的に経済活動をして欲しい」

ということです。

「ストップ・ザ・自粛」を僕と一緒に高らかに宣言しましょう。


仙台市内のある焼き鳥屋さんでは、
「1串1円募金」が定着しています。

焼き鳥を食べれば食べるほど、社会還元できるのです。
寄付を募るより、消費を推進した方がいいです。

★食事や旅行など、
 日常生活を普通に行うことが、
 そのまま社会貢献になるのがいいです。

以前メルマガでも書かせてもらった、
テーブルフォーツー事業。
http://www.tablefor2.org/

先進国の肥満と、発展途上国の飢餓を、ただ食事をするだけで、
同時に解決しようとする日本初の社会起業。

ランチを食べると自動的に20円がアフリカに寄付されます。
20円とは現地の子供たちの給食1食分です。

僕としては、今回のことで日本は、

「消費することが社会貢献に直結する文化国」
「購買することが寄付となる文化を持つ先進国」

になってゆくのではないかと考えています。


そしてまずもって、自粛こそ自粛してもらいたいです。
自粛する意味がまったく分かりません。

経済を回さねばなりません。
雇用を守らねばなりません。

もう、福島、宮城、岩手を中心に、何十万の人の雇用が奪われましたし、
これからも増えます。

その後ろには、沢山の家族がいます。
僕は100万人規模の失業を視野に入れています。

部分最適ばかり追求すると、
全体最適が失われ、地域や国が衰退します。

個々の企業様の戦略や戦術についても、
同時進行でどんどん考え実践してもらえるよう進めます。

旅館で言えば、
地元の人が旅館を利用することも推進してもらいます。
会議、趣味の会、日帰り旅等々。


さて、来週は岩手ツアーです。


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