2011年01月28日

先進国の肥満と、発展途上国の飢餓

テーブルフォーツーという事業があります。

たった20円で、先進国の肥満と、発展途上国の飢餓を、
同時に解決しようとする日本発の本格的な社会起業です。
http://www.tablefor2.org/index.html

例えば、とある社員食堂で、
日本人が「テーブルフォーツーメニュー」を注文すると、
そのメニュー代金の中から20円が
発展途上国の子供たちの給食代になるという仕組。

素晴らしいと想いました。

これを、宿でやれないか?

今日は、そんな話題から、女将の写真集まで話を広げます。

TABLE FOR TWOの特長としては、
 ◆第一に、支援する側とされる側の双方にメリットがあります。
   開発途上国の子どもたちと、先進国の私たちが、
   同時に健康になれる仕組みです。

 ◆第ニに、どなたでも気軽にご参加いただけます。
   対象となる定食や食品をご購入いただくだけで、
   TABLE FOR TWOにご参加いただけます。

 ◆第三に、いつでもご参加いただけます。
   食事は、誰でも毎日必ずとるものです。
   毎日の食事を通じ、
   開発途上国の子どもたちと一緒に健康になってください。

ということで、旅連などが推進して、
宿泊施設全体でテーブルフォーツーに
参加してもいいのではないでしょうか?

必ずしもテーブルフォーツーでなくても、
やれそうなスキームですよね。

仮にテーブルフォーツーに参加するとしたら、
以下のようになるでしょう。

旅館様もホテル様も、
複数の料理メニューを提要されています。

そのラインナップに「メタボ解消メニュー」とか、
「シニア向け健康メニュー」などを加えて、
それを「テーブルフォーツー料理コース」として
ご提供いただくことは可能ではないでしょうか?

そして、そのメニューを頼むかどうかは、
エンドユーザーである旅行者やご会席をご利用になる
お客様にお任せするのです。

お客様はご自身の意思で、ご予約されます。

世界的には『もったいない』という日本語が流行るほど、
日本は、その技術力の高さだけでなく、
思想すらも注目されている国です。

メタボ解消メニューを食べた料金の中から20円が、
開発途上国に自動的に寄付されるという仕組なら、
参加する方も無理が無いし、
地球規模の活動に参加したという満足感と、
自分のメタボ解消の一挙両得です。

インバウンド(海外からの旅行者)に
支持される可能性もあります。

それを買うか、買わないかは、エンドユーザーが決めること。

それよりも
「そうした活動をしている施設である」
という善意のパフォーマンスが、
話題づくりにも貢献すると想うのです。

パブリシティーリリースについては、
以下のようなメディアがあります。
【業界紙】
  観光経済新聞
  旬刊旅行新聞
  朝日タイムズ
  月刊ホテル旅館
  日観連月報

例えば僕がいる仙台なら、
【地元紙】
  河北新報
  福島民報
  福島民友
  仙台リビング新聞
  河北ウィークリー
  朝日WILLなどのフリーペーパー
【地元電波媒体】
  東北放送
  仙台放送
  宮城テレビ放送
  東日本放送
  福島テレビ
  福島中央テレビ
  福島放送
  テレビユー福島

さらに発想を広げると、
発展途上国への寄付以外にも「社会貢献事業」はできそうです。

例えば、

「女将(若女将)さんは、一肌、脱いで ください!」企画(^^)

女将さんやマダムを、撮影し、1冊の写真集を制作します。

その写真集が売れたら、
1冊につき300円を社会貢献事業へ!ということです。

収支的な思案をしてみますと。
 ◆写真集200冊購入という仕組。書店配本も視野に入れます。
   ※売価3,000円を想定しており、200冊ですと60万円。
   撮影代、写真集代、パブリシティー代が含まれます。

 ◆そしてこれを、協賛した宿は販売します。
   200冊全部を販売すれば、事実上の協賛費はゼロになります。

 ◆販路としては、この企画の思想と志と情熱と可能性に鑑み。。。
  ①お取り引き業者様10社に、1社10冊購入いただく。
    これで100冊30万円です。

  ②売店で、テーブルフォーツーのPOPを工夫していただき、
    100冊販売。これで30万円です。
    結果、コスト負担なく、本企画への協賛をご判断いただけます。

 ◆仮に16施設様が賛同すれば、売上は960万円。
   冊数は、3200冊です。書店配本1800冊で合計5000冊。
   社会貢献金として、1冊300円を寄付ですと150万円。
 
制作費等々は800万円となりますが(見積りしていませんが)
取材、撮影、原稿制作×16施設様で約250万円。

印刷製本、16箇所納品にて550万円といったところでしょうか。

施設様のメリットは、社会貢献事業に参加できることはもちろん、
そのパブリシティー効果は大きいですよね。

きっと、地元テレビ各局、新聞社等々が取材してくれます。

僕がやるなら、宮城と福島、あるいは新潟でしょうか。

そして、写真集のクオリティーには、こだわりたいです。

部屋、風呂、料理、ロビー、そして女将さん。

女将さんの表現には、日本文化の継承をテーマに、
着物、髪結い、茶の湯、生け花、
和の立ち居振る舞い等々に加えて、
その女将さんの考え方や趣味や個人的話題までを
網羅した記事にしたいですね。

あぁ、株式会社 乾杯・KANPAIプロデュースで
やりたくなってきました(^_^;)。


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Posted by しるばーうるふ at 11:32│Comments(0)しごと
 
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