2011年01月17日

人と同じくらいの努力で勝てますか?

ちょっと趣向を変えて
「社員への手紙」
というテーマで書いてみました。

あまたが、経営者でも幹部社員でもスタッフでも、
ぜひ、ご自分の立場とダブらせてお読みいただければと存じます。

いや、いろんな立場でお読みください。

・・・・・と書きましたが、今回の内容は、
以前、僕が取締役をしていたIT企業時代(東京の会社)に、
実際に部下全員に送った手紙がベースになっています。

創作部分が少ない分、
かなり臨場感溢れる真実の手紙となっていますので、
ご参考いただければ幸いです。

手紙を送ったスタッフの平均年齢は30歳程度でした。

そのくらいの年齢層に対する内容であることを
ご承知おきください。

また、僕は仙台から通いで毎週2日間だけ現場にいました。

仙台から東京への遠隔メールによる「手紙」であることも加味を。

なお、当時の部下たちの名誉のため記しますと、
彼ら彼女たちは、
当時も今も最高の人柄とパフォーマンスを発揮してくれています。

また文中に、労働基準法を無視したような記述がありますが、
それが真意ではないことを、
文脈から読み取っていただければ幸いです。

それでは、参りましょう。社員への手紙。

【ここから】

     「 人と同じくらいの努力で勝てますか? 」
 ふと聞きたいのは、緊張感は、そして集中力は、
 みんな、これが限界でしょうか?
 スポーツで勝つには、メチャクチャ工夫して、
 苦しい練習をするじゃないですか。
 先般の話し合いで決めたリミットは、
 昨日でしたが、まだ完成していないようですね。
 誰がそれを許したのですか?
 いや、それは僕の甘さであり、負い目でもあります。
 僕がただの甘ちゃんでいては、
 会社のためにも、みんなのためにも、
 そして自分のためにも良くないですね。
 感情を排除して、冷静に分析してみて欲しいのですが、
 もう限界で健康も怪しいし、
 家庭も振り返る余裕が無いくらいですか?
 スピードが上がり、キャパシティーが増えるということが、
 いわゆる「仕事ができる人になる」ということです。
 そこに会社が提供する仕組みがあれば最強ですので
 随時変革をしてゆきます。
 そのために「今」頑張っているのですよね?
 心のどこかに、給与分は働いているよ、という気持ちがあるなら、
 これ以上、仕事を廻すことができません。
 アウトプットが増えなければ、
 夢の実現に想定以上の時間がかかります。
 昨日と同じような今日を重ねてゆくだけでは、
 どこにでもいるサラリーマンと一緒です。
 週休二日で盆暮れ正月GWと国民の祝日を合わせると
 年間120日以上は必ず休んでいますが、
 これは3日に1回は休んでいる計算ですよね?
 「 人と同じくらいの努力で勝てますか? 」
 会社の規模や状況、収入の多い少ない、ということと、
 目の前の仕事に限りを尽くすということに
 相関関係は無いと僕は考えています。
 素晴らしい仕事をする人は、
 環境や収入に囚われるような仕事をしませんし、
 常に限りを尽くした結果として、
 人よりも高い評価と収入を得るのだと信じます。
 最終的に、市場が評価を間違うことはありません。
 市場は、その人の努力と能力と価値に応じた評価をします。
 僕は来週にも、新しい戦略・戦術をみんなと話し合おうと
 準備しているわけですが、
 今くらいのアウトプットの状況では、
 どんな作戦も「 絵に描いた餅 」になると危惧します。
 決して、もっと頑張れということではありません。
 どうしたら、もっとアウトプットを増やせるのか?
 その方法を、今日よりも明日という向上心をもって、
 みんなでキチンと話し合われているのかどうかを問いたいのですよ。
 採用をかけ、さらに人を増やしたいと思っていますが、
 今のまま人を増やしても、単に労働力が増えるだけだと思います。
 人を増やすことで、
 人が「 育つ 」チャンスを失う可能性もあります。
 スポーツで考えると当たり前ですよね。
 勝ちにこだわり、徹底的に練習し、体と心を鍛えなくては、
 結果を残すことはできません。
 メチャクチャ工夫して、苦しい練習をするじゃないですか。
 梅沢富雄さんじゃないけど「稽古不足を、幕は待たない」のです。
 ビジネスも一緒です。
 人と同じくらいの努力で勝てますか?
 もちろん当社は、仕組み発想をする会社です。
 仕組みがあれば、どんな局面においても有利だし、
 仕組みで儲ける戦略と人的ホスピタリティーが
 両輪であることは今まで通りです。
 さぁ、可能性を信じて、突き進みましょう。
 僕らは、競合も競争も無い地平に向かっているのですから。
 お客様の売上とブランディングに貢献する、
 すなわち、人の役に立つことで、当社もみんなも、
 成功を最大化できるのですから。
 ところで、僕の仕事感を記しておきます。
 おもしろくない仕事ってあるんでしょうか?っていつも想います。
 世の中を眺めていると、
 仕事がつまらないという人たちも相当数いるようですね。
 僕は、平成元年から働いていますが、
 仕事は総じておもしろいものでした。
 以前の会社も、
 川上から川下まで携わることができる仕事内容でしたし、
 セールスプロモーションの企画書を書くための徹夜も、
 「みんなで創る」という行為に喜びを感じていたし、
 それを提案して採用され、
 効果が出たときのことを想像すると、楽しいわけです。
 だから、仕事がつまらない人の気持ちに立って
 語ることはできないのかもしれません。
 でも語るとすれば、仕事のやりがいや楽しさと
 引き換えにしてきたものもあるな~という面でしょうか。
 健康と家庭、そして老後の生活は、
 ともすれば「引き換え」られがちなものです。
 健康を害したり、家庭が崩壊したり、一生懸命働いても、
 老後の生活がままならないのでは、納得いきませんよね。
 だから僕は、自分も学び実践しながら、仕組み経営を推奨し、
 三方良し(世間、お客様、自分)を提唱し、
 健康やお金、家族や友人、時間や趣味などのバランスを
 提唱し続けています。
 ただ、とは言っても、人生の全盛期に、
 一番多くの時間を割くのは仕事です。
 その仕事がつまらなかったら、それこそ「ツマラナイ」。
 こんな言葉を知っていますか?
  ・ライスワーク(ご飯を食べるため)
  ・ライクワーク(好きだから)
  ・ライフワーク(生涯の志事=志事)
  ・ライトワーク(世の中を照らす)
 仕事には、段階や種類があるようです。
 こんなことを考えるといつも思い出すのが、レンガ職人の話です。
 二人のレンガ職人が同じ現場でレンガを積んでいたとき、
 旅人が訪ねて曰く、
 「何をしているのですか?」
 ひとりのレンガ職人は、
 「見りゃ、分かるだろ、レンガを積んでるんだよ。」
 もうひとりは、
 「教会を造っています。
  幸せなカップルがたくさんできるようにお祈りしながらね。」
 その場その時にやっていることはまったく同じ作業でも、
 5年後、10年後の、二人の「差」は、
 人生の豊かさに大きく反映します。
 「志」の違いが豊かさの違いになるのです。
 誰が言ったか、
 「つまらない仕事などない、つまらない人がいるだけ」
 否定文から肯定文に書き直しますね。
 「面白い仕事があるわけではない。
  仕事を面白くする人間がいるだけなのだ」
 仕事をして、僕たちが受け取っているものは何でしょうか?
 人の役に立つことが、しあわせの本質です。
 結論から言えば、お金だけでは無いですね。
 達成感は、幸せのメニューのひとつ。
 成長の実感は、夢そのもの。
 チャレンジは、やりがい。
 社会との接点も、仕事は与えてくれます。
 仲間やチームで困難に立ち向かう高揚感。
 人間関係の学び。
 ティーチングは、ラーンニングです。
 クリエイティブは、生きがい。
 人に感謝される尊さ。
 休暇やレジャーの嬉しさ。
 そして、知る、よろこび。
 これらは、仕事が、単に収入を得るツールではない証です。
 受け取っているものに気づくことができたら、
 感謝の気持ちが湧いてきました。
 人生のひとつの側面として
 「仕事」ということを考えただけでも
 これだけのものを享受しています。
 僕たちは、生きているということだけで、
 いろんなものを受け取っているのですよ。
 空気。水。僕たちが食する動植物。
 当たり前と言えばそれまでですが、ありがたいことに、
 生きていくために必要なものが、揃っています。
 それは、僕らの子供たちの分も含めて。
 こうした根本的なものから始まって、
 僕たちが受け取っているもののボリュームを考えたら、
 その1/10000でも、億万分の1でも返したいと思います。
 そしてこれは一事が万事。
 「世界」というものを想像しながら空を見ていると、
 本当に小さな自分を感じます。
 僕が受け取っているものの大きさを考えると、めまいがします。
 享受している、その質と量に圧倒されます。
 僕は、みんなは、この真実に対して、
 どれくらいお返しできるでしょう?
 もう、ガンガンいくしかないでしょ!(#^.^#)!
【ここまで】

ああ、2~3年前のことですが、当時を想い出してきました。

株式会社 乾杯・KANPAIのキャッチフレーズは、

「あなたと祝福の乾杯がしたい」

創業の原点が、ここにもあります。


★「商売とは相思相愛を探す旅」
株式会社 乾杯・KANPAI
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Posted by しるばーうるふ at 18:57│Comments(0)こころ
 
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