2011年01月16日

ザ・情報誌(ライクレター)

やり方より、あり方。
狩猟型の集客より、農耕型の来客。
クチコミは起こすものじゃなく、起きるもの。
商売とは相思相愛を探し出逢う旅である。

これらは、あなたにはお馴染みのフレーズだと想いますが、
こうした「伝えたいこと」を「伝える」には
いくつかの方法があります。

僕はメルマガというメディアが自分に合っているので、
メルマガをメインに発信しています。

ひところ、
「メルマガの時代は終わった」
というマーケッターも多かったのですが、
僕のスタンスは、
「自分に合っているかどうか」
を重視しますので、
外野で何を騒がれてもいいと想い続けています。

SNS、ツィッター、Facebook・・・・・。

新しいメディアは次々と出てきますし、
それを使いこなすことも、とても重要ですが、
とっかえひっかえでは効果はでません。

いろいろトライしながらも、
柱となるものを変えずにひとつ持っておくことが肝心です。

ちなみに僕は
(個人的なものも含め)複数のメルマガを執筆しており、
それは、もう6年以上続いています。

バックナンバーも600本に迫る勢いです。

継続は力というより、継続「こそ」力だと実感します。

さて、こうした情報発信の中で、
どうしても外せないツールがあります。

それは「情報誌」です。

情報誌と書きましたが、
他にもニュースレターなどと呼ばれるものを指しています。

「みとめの3原則」で著名で、僕も何度もご一緒している
モエル株式会社の木戸一敏先生は、
独自の切り口で「あなたレター」と呼称しています。

いずれも目的はひとつ。

「お客様との絆を深める」

ことです。

少し補足すれば、まだお取引の無い方(見込み客)に、
はじめのご縁をいただくために、
自社や自分を知っていただく。

あるいは、一度でもご縁のあった方(既存客)をファンにし、
継続してお取引いただくために制作して配布、
またはDMする独自メディアを
情報誌(ニュースレター)と言うのです。

販促主体のDMとは違い、
売り込み色はほとんどないものです。

もはや、ラブレターと言ってもいいかもしれません。

あ、松尾独自の言い回しとして「ライクレター」にしましょう。
(以下、ライクレターで統一します(^^))

立ち止まって考えてみれば分かりますが、
売り込みのDMを毎月のようにもらうのと、
お客様視点の耳より情報を定期的にもらうのと、
どちらがいいでしょうか?

目的は売り込みではなく、絆づくりです。

結果として、あくまで結果として売上数字につながります。

絆とは、すなわち「信頼関係・親近感」ですから。

信頼関係、親近感は、見込み客を顧客に、
既存客をファンに変える力をもっています。

そうした現象を引き起こす最有力ツールがライクレターですが、
経験上、その目に見える効果を発揮するまでには、
半年から1年程度の時間がかかります。

ここにシンプルですが絶対的な落とし穴があります。

有益で楽しいネタつくりの壁と、
継続するための仕組みづくりの壁が立ちはだかるのです。

見込み客や既存客に有効だと確信に至るまでのハードルですね。

時間が無い、ネタが無い、効果が無いという
ネガティブな要素に負けて、
実践しきれない会社が大多数です。

でも、だからこそやる価値があります。

品質や価格などスペック勝負をしている人達を尻目に、
やった人の商売だけが好転するのです。

ライクレターを出すと、
 ・両想いのお客様が増えます。
 ・成約率が上がります。
 ・クチコミや紹介も増えます。

なぜなら「想起率」が各段にアップするからです。

想起率とは「そのときが来たら、
真っ先に思い出していただける」確率のことです。

また、「両想い」というのがポイントです。

その会社やオーナーやスタッフのことを
「好きだ」と言ってくださるお客様が多いと、
商売は楽しいし、お店は繁盛しますよね?

ライクレターにあるコンテンツが、
それを可能にします。

では、どんな内容が好ましいのでしょうか?

以下をご参照ください。
 1、お客様の生活が豊かになるような話題
 2、扱っている商品の豆知識やアドバイス
 3、社長の日常や信条等を紹介するコラム
 4、直近に購入されたお客様の新鮮なお声
 5、会社の思想・志・テーマ・コンセプト

失礼にあたらない程度に、タイトルやキャッチや文体が、
フレンドリーであることも大切です。

お客様と親しくなり、
商売をもっと楽しくしたいと願うのであれば、
ライクレター発行を検討されたしと想います。

でも、くれぐれも、
レターの発行が目的にならないようにご注意を。

レター発行は、手段です。

発行の目的は、絆づくりであり、
会社のビジョンに共感いただき、
お客様と一緒に、豊かな未来を創造することです。


★「商売とは相思相愛を探す旅」
株式会社 乾杯・KANPAI
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タグ :旅館ホテル

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Posted by しるばーうるふ at 22:05│Comments(0)しごと
 
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