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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2013年04月07日

会社の業績を創る社内コミュニケーション


桜・満開!

全国各地が「お花見」で盛り上がっているのではないでしょうか。

いよいよ4月、新年度を迎えました。

「送別会」に「歓迎会」、「お花見」も含めて、会社や職場の仲間との
「飲み会」も多く開催される時期であります。



あなたの会社は『飲みニケーション』を実施していますか?


会社での「飲み会」は、以前に比べて減ったとはいえ、お伺いしている
旅館ホテルさんでは、会社での「宴会」を多く目にします。

会社によって「宴会」の規模や参加者の構成も各々異なりますが、
楽しく盛り上がって様子が見ているだけでも伝わってきます。


訪問先の旅館さんも、会社として年に数回「懇親会・宴会」を実施
されています。

私も「宴会」に参加させていただくこともあるのですが、老若男女
が混じって楽しく『コミュニケーション』が行われています。

・普段なかなか話す機会のない人と話ができたり、
・じっくりと話をすることで考えや思いを聞くことができたり、
・本音を聞くことができたり、
・自分の想いを伝えることができたりと、

とても有意義な、大好き時間です。



『飲みニケーション』だけではありませんが、社長と社員、社員同士の
『コミュニケーション』が多い会社ほど、活気があり、元気があります。

ということで、今回のテーマは『コミュニケーション』です。


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《「飲みニケーション」が復活!?》


あなたの会社では『飲みニケーション』は行われていますか?


職場の人と仕事帰りに一杯やって、人間関係を円滑にしていこうと
いう「飲み会」です。

『飲み+コミュニケーション』です。

20年前には、当たり前のように行われて『飲みニケーション』。

私もサラリーマン時代には、相当これに時間を費やしました。

バブル時代入社の私は、上司や先輩に毎晩のように連れていって
もらいました。会社の経費もそれなりに使えた時代ではあったと思いますが、
当時の先輩に「役付き手当て」は「飲みニケーション費」であるとの
教えをいただきました。

管理職の立場になったら、逆の立場で同じように行ってきました。

そんだけの時間を、職場で、上司や先輩と、話す機会はなかなかできないので、
大変貴重な時間で多くのことを学ぶことがでました。


しかし、

景気の低迷が続き、財布の中身が寂しくなった・・・
若者があまりお酒を飲まなくなった・・・
個人がプライベート時間を重視するようになった。・・・
会社も福利厚生にお金を使わないようになった・・・
お誘いが「パワハラ」になるのではないかと心配したり・・・

などなどの事由により、日本の職場文化でもあった『飲みニケーション』文化が
薄れ、今や死語になりかけていました。


が、

復活の兆しがあるのです。

経済番組などでも「元気な企業」が実施している取組みとして、
『飲みニケーション』が紹介されたりしています。

「職場の潤滑油」として、費用を負担してまで社員に推奨する企業が増え、
若手らの社員も支持しているのです。


『飲みニケーション』を会社が後押しする試みが相次いでいます。

・「飲食代」を会社が負担したり、補助金を出したり。
・「飲みニケーション」手当てを管理職に支給したり。
・「飲み会」の実施をルール化したり。
・「懇親会」を定期的に会社主導で行ったり。
・「社員旅行」を復活させたり。

成果主義・個人尊重主義などで職場がギスギスするなかで、公私の
悩みを話し合える「飲み会」が、職場づくりに有効だと見直されているのです。

会社は「社内コミュニケーション」の重要性を再認識、社員も
「コミュニケーション」が業務をスムーズにしたり、職場環境がよくなる
ことを理解して積極的に参加しているのです。


若手の社員も意外に求めています。訪問先の会社でも「したい」との
声を多く聞きます。


やはり、顔を合せて話す機会を持つことが重要なのです。




《接点・関わりを持つ仕組みが必要です!》


さて、皆さんはお気づきでしょうか?
20年前の時とは何かが違うということを。


そうです。

『飲みニケーション』は個々人の自主的なものではなく、「会社の制度」
として行われているのです。


・社員は面倒なことはやりたがりません。
・上司もなかなか自腹で開催していく余裕はありません。

そこで、「会社の制度」にすることで上司が部下を誘いやすくなる
仕掛けをつくっているのです。

『コミュニケーション』の質と量を増やす機会を仕組みづくりして
いるのです。

『コミュニケーション』が、会社業績向上に不可欠なのであれば、
場合によっては、いやいやでもやらざるを得ない仕組みを作ることも
必要という取組みなのです。



社長と社員、上司と部下、部署間、仲間同士、様々な間柄で、接点が
多くできることが「強い会社」をつくる要素となっています。

トヨタ自動車は、縦の組織運営に加え、部署間を横断する複数の
プロジェクトを実施し、多くの人と接し、様々な意見に触れることが
できるようにして「会社の活性化」を図っていると耳にしました。

「接点」「関わり」を持つこと、「関心」を持つことが、「チーム運営」
「業務遂行」、そして「会社業績の向上」へと大きな威力を発揮して
いくのです。



それはアンケートなどの結果にも表れています。

弊社では、「従業員満足度(ES)調査」をいくつかの会社で実施している
のですが、人間関係を良好にしている会社が、「従業員満足度」も高く
「顧客満足度」も高くなるという結果です。

「ESアンケート」では、「給与が安い」「休日が少ない」という項目で
不満があっても「会社全体に対する不満足」にはそれほど大きな
影響を与えないのですが、

「人間関係が悪い」「職場の風通しが悪い」「コミュニケーション不足」と
不満を感じている場合は「会社全体に対する不満足」に大きく影響し、
会社を辞める要因にまでなっている、との結果で出てきます。

大概、どの会社でも同じような傾向が現れています。



『コミュニケーション』、「接点・関わり」を持つことが大事!

経営者の方々は十分に理解していることでしょう。


ポイントは、その実践のために積極的に手を打っているか、どうかです。
会社運営には、『コミュニケーション』ができる仕組みを会社が
つくっていくことが必要なのです。

「メール」や「情報共有システム」による情報発信や情報共有だけでなく
「顔」をあわせて「話す」といったアナログ的なものを。




《もちろん、『飲みニケーション』だけではありません》


会社での『コミュニケーション』手段は、
「飲みニケーション」だけではありません。

社員みんなが同じ方向を向くには「接点を持つ」ことが重要、考えの違いを
知ることが重要、お互いに関心を持つことが重要であると考え、
業務の中でもその機会を積極的につくることができます。


社長の想いや経営方針を社員に浸透させていくための機会として、

・経営研究会 
・月例社員大会  
・全社員勉強会  など

部門間の情報連携や情報の共有、会社一丸運営の機会として、

・部門間ミーティング 
・プロジェクト  
・朝礼  など


他、日常運営の「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」のあり方も変ってきます。

社員はミスやクレームを隠したがります。

会社にとっては、報告・連絡・相談を怠ったために起こるクレームの拡大や
改善されない事象が会社にとっての損害が大きいと捉えると、
「報告」がされるようにしなければなりません。

だから、

「クレームをおこしても個人を攻めない」
「報告を怠った場合には個人を攻める」

という運営スタンスが必要となってきます。


更には、「個人面談」の実施・「サンクスカード」取組みも訪問先の会社では
効果を生み出しています。

「個人面談」の実施は、社長と社員が1対1で「コミュニケーション」が
できる機会です。

社長が想いを伝え、会社が求めるていることを伝える場もであり、
結果だけでなくプロセスや方針共有の状況を確認したりすることができます。

「サンクスカード」の実施は、社員全員が常に「感謝」の気持ちを持ち、
関心を持つことを目的に実施しているのですが、他人から見られている、
人から評価されるということで、社員のガンバリ度合いが明らかに
増しています。



「チームとしてのまとまり」を醸成するためには、様々な形で、機会で
『コミュニケーション』が図れる仕組みを会社が構築していくことが
必要なのです。


質も重要ですが、何よりも量(回数)です。


「歓迎会」「新年度進発大会」等
4月の『コミュニケーション』の場は設定されていますか?


「今から」の設定でも遅くはないですよ。


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『飲みニケーション』は、「会社運営」において大変有効な
『コミュニケーション』の機会です。

参加している社員さんを見ると、ストレスの発散の場にもなっている
ようにも思えます。よいことではないでしょうか。

会社としては、「飲酒運転は絶対にしない!」を徹底するように、
お願いをします。



また、『飲みニケーション』を会社は、気持ちよく提供したいものです。

以前、働いていた会社でもあったのですが、

・数千円ですが会費の徴収がありました。
 会社行事で強制的な参加なのに会費徴収?

・せっかくの場なのに、社内会議室でお弁当? 
 社員は「残念」に感じてしまいます。

社員は、この楽しい『コミュニケーション』の機会を活かし、その金額以上の
働きをすることでしょう。

ぜひぜひ、どんと振舞ってください。


『コミュニケーション』の質と量が、活気に満ちた、元気な会社を
創っていきます。



スリーエス創研・渡辺元伸




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Posted by しるばーうるふ at 20:36Comments(0)しごと