スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by だてBLOG運営事務局 at

2012年09月15日

関わりのスキルを伸ばす


こんにちは。

人を活かす仕組みコンサルタント 佐藤なな子です。


現在「ジュニア・エコノミーカレッジ in 仙台」という、小学5・6年生を
対象にした起業家プログラムを実施しています。

子ども達が5人1組になり、
模擬会社を設立し、商品を企画し、
実際に現金を使って仕入・製作をし、
販売実践を体験して、決算まで実施。

利益が出たら、一部を納税し、
借入は返済して、株主分配を行います。

損失が出たら、自分達のおこづかいで補てんです。


実は今回ご紹介したいのは、このプログラムそのものではなく、
子ども達が「自分力を発見」するための周囲の関わり方。


参加者である子どもの保護者を含む、周囲の大人達は全て、子どもの
成長をサポートする「サポーター」です。

「教える」事はせず、
子どもが成長する機会を大切にし、
成長する場を提供する事が前提です。


全ては子ども達自身が選び、決断し、
体験を通して様々な学びや気づきを得ていくのです。


例えば、手づくりのティッシュカバーを作って売りたい、という子どもが
いたとします。

原価は1枚20円。

売価を50円にして、300枚製作して売ります!と言った場合、
通常であれば「もっと高くすればいいのに」「300枚も1ヵ月で
作れる訳ないじゃない」と教えたり、アドバイスを言ってしまう事でしょう。

または、こだわり素材のクッキーを作って売りたい、という子どもが
いたとします。

原価は、なんと1枚150円。

売価は3枚1,000円にします!と言った場合、通常であれば
「そんな高くて売れる訳ないじゃない」「もうちょっと原価を落と
したらいいんじゃないか」と大人の意見を言ったり、大人の常識を
言ってしまう事でしょう。


しかし、このプログラムでは教えませんし、大人のモノサシを押し
つけません。子どもが自分自身で決めるのです。

最終的には、300枚を作るのにヒイヒイ言ったとしても、それも
子ども達にとっては大きな学びです。

1,000円のクッキーが、販売当日に全く売れず、当日450円
に値引きをして販売し、決算をしてみたら、赤字だった…。それも
大きな気づきになる事でしょう。


このように子ども達に「成長するための場」を提供していく事が、
周囲の大人達の役割でもあるのです。

ただし、子ども達が知らない事、わからない事は、きちんと教え、
アドバイスします。それ以外の部分は、質問されても教えることは
ありません。


「どうしたらいいと思う?」

「量り売りは、現在の状況でできるかどうか、話し合おうか」

「量り売りはできないと結論が出たみたいだけど、量り売りじゃな
かったら、他にどんな方法があると思う?」

「いま、二つのアイデアが出たけど、どちらをみんなはやりたい?
それはなぜ?」


その状況を見計って、推測し、深堀するための質問、自分で考えさ
せるための質問を多用していくのです。

私たちはビジネスの中で、部下や後輩の指導をする際に、どうしても
「教える」ことが先に立ち、「成長するための場づくり」「成長するための
機会づくり」は、疎かにしがちです。

なぜか?

それは私達、上に立つ者の関わりのスキルが低いからに過ぎません。


この子ども達の起業家育成プログラムは、実は周囲の大人達の関わりの
スキルを大いに伸ばします。

部下や後輩が成長しないのであれば、自身の関わりのスキルを伸ば
していく事が必要なのかもしれません。



佐藤なな子




★「楽しさが業績に変わる!」
中小企業の良さと強みを見つけたい方へ
http://www.kanpai-kanpai.com/brand/
ヒラメキ無料メルマガ↓です。
http://www.kanpai-kanpai.com/brand/mm.php  

Posted by しるばーうるふ at 20:42Comments(0)しごと