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2012年09月09日

言葉に魂が宿る瞬間


こんにちは。

コトダマーケティングの市毛です。

前回の中鉢さんに続いてロンドンオリンピックネタで行こうかと思います。


「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」


今回のオリンピックで一番話題になった名言はコレですよね。

400メートルメドレーの決勝を前に、バタフライの松田丈志さんが、
インタビューで語った言葉です。

おそらくこの言葉には、いろんな想いがこもっていたと思います。


北島康介さんへの想い。
がんばった練習への想い。
チームワークへの想い。

感謝の気持ち、
思いやりの気持ち、
そして決意。


この短い言葉に、私たちは、そんな彼の強い想いやさまざまな想いを、
感じ取ることができました。

そして、彼らはみごと銀メダルを勝ち取ります。

想いを言葉にし、それを力にして結果につなげる。

コトダマって、まさにこういうことですよね。

言葉に魂が宿るのは、そこに「想い」があるからです。

そこにいたるまでのさまざまな「努力」があるからです。


ビジネスで使う言葉も同じだと思いませんか?

想いのこもったコピーは、人の心を動かします。


文章術やコピーライティングのテクニックなどは意味がない、とは
言いませんが、いくら学んでもそれだけでは売れません。

まずは、
商品に対する想い、
商品を使うお客さまに対する想い、

そこからすべては始まるのです。


どんなお客さまにその商品を使って欲しいのか、
その商品によってお客さまにどうなって欲しいのか、
なぜ、その商品を世に出そうとしたのか、
すべてのビジネスには、必ず「想い」があるはずです。


どうやったら売れるのか、

ではなく、

どうやったらより多くの人に喜んでもらえるのか、


そう考えることができたときに、
あなたの言葉に、魂が宿るのです。


最後に、今回のオリンピックで出会った
もうひとつの名言をご紹介したいと思います。


なでしこジャパンの岩渕真奈さんです。

銀メダルを手にした後のインタビューで、「今、何をしたいですか?」
という問いに、彼女が答えた言葉は


「練習がしたいです」


という一言。


私は感動し、一瞬にして彼女のファンになってしまいました。


銀メダルは、とてもうれしい。
でも、次は金メダルを取りたい。

この場にいられることが幸せだ。
でも、次は出場機会をもっと増やしたい。

サッカーは楽しい、おもしろい。
でも、サッカーは難しい、奥深い。


この一言だけで、
そんな、彼女の複雑な想いを想像できます。


これまで一生懸命に練習してきただろう物語と、これからもさらなる
夢に向かって努力するだろう彼女の物語が、私の頭を一瞬にして
かけめぐりました。

素直な「想い」の中から、まっすぐに出てきた言葉だからこそ、想いの
奥にある物語までもが、くっきりと浮き上がってくるのですね。


「言葉はテクニックじゃない。
 プロだから、言葉に魂が乗せられるわけではない。

 心を動かすのは、人を動かすのは、
 <想い>から生まれた言葉だけだ」


そんなコトダマーケティングの神髄を
改めて気づかされたオリンピックでした。

さて、パラリンピックもはじまりました。

もっとテレビ中継してくれないかなぁと思うのですが、メディアの
扱いは、オリンピックと全然違いますよね。

その中で、みのもんたさんが自らパラリンピックの開会式に行き、
朝のワイドショーで唯一、現地から中継していました。

みのさんのこの行動も、彼の想いが伝わってきますよね。


みのさん、さすがです。



市毛秀穗

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Posted by しるばーうるふ at 21:58Comments(0)しごと