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2012年01月29日

実現指南!手取り足取りソーシャルメディア文章術


こんにちは、
コトダマーケティングの市毛です。

今日のテーマは、「ソーシャルメディア文章術」。

フェイスブックやツイッターで、何を書いたらいいかわからない、
という相談、最近よくうけます。

そういう人たちの多くは、セールスレターや、チラシと同じように、
何か宣伝しなきゃ、とか消費者の得する情報を載せないと、とか、
そんなことを考えて、ネタがないと思ってしまっているケースが多い
ように思います。

セールスレターやチラシは、売るためのツールなので、そこに消費者が
買いたくなる魅力的なメリットを掲載する必要があります。

しかしソーシャルメディアは、売るためのツールではありません。
むしろ、そこで売ろうと思うと失敗してしまうツールです。

ソーシャルメディアの世界はあくまでも「日常」です。

その日食べたものですとか、ふと考えたことなどを、みな、書いてる
わけです。そこにアクの強い広告的情報が流れてくると、違和感を
感じてしまいます。

ソーシャルメディアにはそもそも、広告的文章はそぐわないのです。

ソーシャルメディアは、コミュニケーションを目的として生まれ、
発展してきました。

ですから、企業がソーシャルメディアを使う場合、チラシやセールス
レターのように、売り込むことではなく、顧客と話すこと、絆を結ぶ場
だと認識することが大切です。

私たちは、ふだんおしゃべりをすることで、この人とは馬が合う、
とか、どうも感覚が違うな、などと友達を判断します。

それがソーシャルマーケティングの神髄です。

書いてあること、つぶやいていることを見て、この企業は感じがいい、
とか、信用できそうだ、などと顧客は判断し、ファンになっていくのです。


私は、企業でツイッターやフェイスブックを始めるお手伝いをする時、
まずは自分で「中の人」になり、しばらく実演します。

見本を見せるわけです。

その手法を、ちょっとだけお教えします。

まずは、「キャラクター」をつくります。

企業やブランドのイメージや、スタッフの人格などを参考に決める
のですが、たとえば、「美味しい物好きで、あたらしもの好きで、
行動的な女性」などとざっくり決め、担当のスタッフと話しながら
イメージをふくらませていきます。

着ている服はこんな感じで、こんな雑誌を読んでいて、などとやるのですが、
これけっこう盛り上がります。

そして、実際のお得意様などを思い浮かべて、その人に語りかけると
考えて書くのです。

顧客の喜ぶこと、興味のあることを書くべきですからね。

あるホテルで、ツイッターのお手伝いした時には、東京から引っ越してきた、
あたらしもの好きで自然志向、スイーツ好きでお酒好きのOLといった感じで
キャラクター設定し、家族で一度来たことがある小さいお子様のいる、
あるおかあさんをターゲットに語りかけることにしました。

もちろん、ホテルの宿泊プランの紹介などもしましたが、その周辺の
知られざる名所や地元ならではの食べ物の紹介、お子様が喜ぶ
お祭りやイベントの実況などもしました。

シェフが料理を仕込んでいる様子や、スタッフが食事会場を準備している
様子を、写真や動画でちらっと見せて、もてなしの心をさりげなくアピール
したり、

その日出すスイーツを一口試食して、感想を書き、全部手作りである
ことをアピールしたりもしました。

バーなどの施設を紹介するときは、キャラクターの好きな場所として、
プライベートでもよく利用する、と書いちゃうわけです。

このカクテルが好き、だとか、この席からの夜景がたまらないなどと
具体的に書くのがコツでもあります。

キャラクターや語りかけるターゲットを細かく決め、意識して書いていると、
そのうちに、書く内容や、書き方、口癖などが自然に決まってきます。

そうなると、もうネタはどんどん浮かんでくるようになりますよ。

親しみやすい話し言葉で書いて欲しいのですが、ただ気をつけて
ほしいのは、あまりなれなれしい言葉遣いになりすぎないこと。

やはり、相手はお客様です。

くだけすぎずに、敬語を意識したていねいな言葉を使うべきです。

このホテルでは、立ち上げから約一ヶ月で、こちらからフォローする
ことはほぼせずに、約2000人のフォロワーができました。

こちらからフォローしたのは、関係者と私の知人で拡散を期待できる人、
数人だけです。

それ以外は、私の「おしゃべり」をいいなと思っていただき、ホテルの
ファンになってくれた人というわけです。

「おしゃべり」を通して、
ホテル(ブランド)の「人格」を判断し、

楽しそうだ、信用できそうだ、と思い、
もっと深く知りたい、行ってみたい、と

人々の気持ちが動いていく、

ソーシャルメディアによるマーケティングは、
そうして達成されます。

時間をかけて、信頼の絆をつくっていき、その結果として、売上げに
貢献できるというツールです。

一旦始めたら、結果をいそがず、じっくり、根気よく、続けていくこと、
おすすめいたします。


市毛秀穗

フェイスブック=http://www.facebook.com/hideo.ichige
ツイッター=http://twitter.com/hideppo




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Posted by しるばーうるふ at 23:11Comments(0)しごと