誰かを許せないという心が人生を台無しにしている

しるばーうるふ

2006年11月25日 20:01



誰かを許せないという心が人生を台無しにしている


僕は折を見てこのテーマをコラムにしています。

「誰かを許せない」ということは、結局は、
自分自身の人生を台無しにすることと同義です。


・奥さんの言葉が許せない。
・夫の行動が許せない。
・上司の態度が許せない。
・取引先の担当が許せない。


仕事と家庭は密接にリンクしています。

ただでさえ、込み入った生活の中、
「誰かを許せない」という「心」ほど、
大切な人生にとっての打撃はありません。


すべて一事が万事ですが、以下、「夫婦というくくり」で
ある程度限定して書くと・・・


「どちらがより多くの犠牲を、家族のために払っているか?」

というせめぎ合いなんですよね。

どちらも「言い分」があるんです。


でも、言い出せない。

ちょっと冷めて言うと、



「お互いに干渉しないことで、なんとか夫婦(カップル)
 の衝突を避けている」


という人たちが、結構多いのではないでしょうか?


ということで今回は少々真面目に。



これを解決する方法論として、

■献身
■尊敬
■感謝
■残心
■共有
■視線
■優先
■未来
■成長



以下、書ききれませんが、ポイントだけ書くと・・。


■献身

 妻(夫)や子供への愛情を明確に「行動で示す」という
 ことです。
 決して言葉だけでは駄目だと思います。

■尊敬

 尊敬されるような行動様式を身に付けると同時に、
 相手の考えや、行動を尊重するということです。

■感謝

 すべてに感謝し、身の回りに起こる事に「何かの意味」
 を感じるということです。
 感謝できるという気持ちだけで、幸せの大部分は手に入る
 のではないでしょうか?

■残心

 今、ここに居なくても、誰かの存在を感じられるかどうか、
 あるいは感じてもらえるかどうかという存在感です。

■共有

 何事も勝手にやらないことです。目的や感情をシェアする
 ことは、心の平安にとって非常に大切ですから。

■視線

 目を合わせること。そしてお互いの言葉にうなづくこと。
 どんな局面でも、無視することは最大の罪です。
 
■優先

 プライオリティー(優先順位)を常に確認しあうことです。
 そして、それは、時と場所と場合によって、変化していい
 と思います。

■未来

 ビジョンと言ってもいいと思います。
 現在位置を確認し、どこに向かおうとしているのかを
 お互いに理解したいものです。

■成長

 過去に受けた傷にケリを付けない限り、その人の成長は
 有り得ません。
 同じスピードで成長していける関係こそ理想だし、
 人生という旅の醍醐味ですね。


いろいろあると思いますが、生涯ピュアなだけの関係で
いられたら素敵とはいえ、なかなかそうもいきません。


そこには、愛のメソッドが必要になります。


・・よね?



そして、上記は、仕事はじめすべての事にリンクしてます。


  「どうせなら、いい気持ちで!」


今、幸せな気持ちで過ごす日々を送ってますか?


「誰かを許せない」ということは、結局は、自分自身の人生
を台無しにすることと同義です。


それは、もったいないことですね。

 

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