創業1年、僕が今、伝えたいこと

しるばーうるふ

2011年01月24日 10:45

2010年9月、松尾公輝放談会を開催し、
無事盛況にて終了しました。

「創業1年、僕が今、伝えたいこと
  あなたを成功に導く、全天候型逆転思考」

というテーマで、9月10日(金)に、
宿泊業様対象とは違うタイプのセミナーを開催したわけです。

ところは、「イナトーラ」さんという新しいお店。
http://inatora.blog96.fc2.com/

ここは、宮城を中心にパスタ店、焼き物店、
ラーメン店を展開するハミングバードさんという
企業の新しいチャレンジ店舗ですね。

名前がいいです。

実は、仙台の古くからの道である
「稲荷小路(いなりこうじ)」

「虎屋横丁(とらやよこちょう)」
の角にあるので
「いなとーら」なんですよね。

さて、セミナー対象者の方は以下でした。
 ・中小企業オーナー(またはその気持ちのある人)
 ・アントレプレナー(起業家か、その候補者)
 ・デザイナー(グラフィック&WEB)
 ・フォトグラファー(商業写真)
 ・リビドー学園有志(松尾主宰のオトナの会)

そして、放談会の内容は以下でした。
 ・あなたのお客様と出逢うための「あり方」
 ・あなたのお客様と出逢うための「やり方」
 ・あなたが提供するものは「ステップ方式」
 ・取引も出逢いもすべて「フラットな関係」
 ・おたがいに「ハッピーでラッキーな状態」
 ・あなたを成功に導く「全天候型逆転思考」

ひと言で言えば、
「この日この場所で勝手にしゃべるから、
 その場に居たい方だけ来てください」
ってこと。

ま~、傲慢なPRですよね。

この発想もまた「逆転思考」です(^_-)-☆

それにしても、バラエティー豊かな集まりになりました。

IT企業、人材育成会社、各種開発技術者アウトソーシング会社、
建設会社、社会福祉事業会社、ギャラリー運営会社、
WEBデザイン会社、フォトグラファー、セミナー運営会社、
ブライダルプラン会社、飲食店複数経営会社等々。

僕も刺激と閃きの時間となり、ご来場に深く感謝します。

それでは、セミナーで話した内容をダイジェストでお伝えしましょう。

くれぐれもお願いしたいのは、
是非、ご自身の商売に照らしてお読みいただきたいということです。

何か役に立つことは無いか?
何か閃きを得る部分は無いか?
そんな目線でお読みいただくと効果効能があります(^^)。

【逆転思考ヘッドライン】
 ●僕が創業して決定的となったものは、
  今まで無料だったもの、付加価値と呼ばれ、
  単独で課金できなかったものに、
  値段をつけてお支払いいただくことになったということです。

すなわち、「アドバイスという無形の商品」に
お金をお支払いいただくことになりました、ということ。

パラドックスというか、これが逆転思想の原点です。

●逆転思想の喩え話として以下のことをお伝えしました。
 ・トイレの鍵は誰のためにあるか?
   それは、人が入っているにもかかわらず、
   間違って開けちゃった人が「恥をかかないため」にある。
 ・子供が産まれたら自動的に親なのか?
   実態は、子供から学び教えられて親になってゆく。
 ・同じく教師免許が取れて学校に配属されたら先生?
   いやいや、生徒から学び教えられて教師になってゆく。
 ・ミリオンセラー
  「もし高校野球の女子マネージャーが ラッカーの『マネジメント』を
   読んだら」はなぜ売れた?
   ドラッカーのイメージとは「真逆のキャスティング」であり、
   ドラッカーのマネジメントという本を長年気にしていながら
   読んだことの無い人たちにとっての「入門書」だった。
 ・夫婦は向き合うべきか?
   とんでもない。向き合ってばかりだと喧嘩になる。
   夫婦は同じ目的に向かって並んで歩むものである。
 ・友人とつるんでセミナーに参加するべき?
   それ以上に「ひとり」で参加することの方が意義深い。
 ・戦略や戦術が間違っている?
   そんなことは無い。経営者は常に正しい判断をする。
   ブレイクポイントまで行かない「行動」に問題があり、
   戦略・戦術・アイディアに責任は無い。
 ・「最高の料理を味わうには、お客様の力も必要です。
   客様のコンディションが悪ければ、料理の味は半減します」
   これは、僕の大好きなドラマ「王様のレストラン」で、
   主役の松本幸四郎さんが言った言葉です。
   実に逆説的ですが、真理ですよね。

●セミナーで好評だったネタ【その1】
 メール文章の書き方が、意外なほど好評でした。
 僕が実際にクライアント様に打ったメール文章は以下です。
 【A】
  ――――――――――――――――――――――――――――――
  僕とのキャッチボールを大切にしていただければ嬉しいです。
  ○○さんの営業上の悩みを具体的に把握すればするほど、
  精度の高いアドバイスができます。
  人と人の間には、腕2本文の距離があるので、
  お互いに手を差し出すことで、握手ができ、いいアイディアも生まれます。
  ――――――――――――――――――――――――――――――
 実は上記の文章、以下のように書きがちです。
 【B】
  ――――――――――――――――――――――――――――――
  僕とのキャッチボールを大切にしてください。
  ○○さんの営業上の悩みを具体的に把握できなければ、
  精度の高いアドバイスもできません。
  人と人の間には、腕2本文の距離があるので、
  お互いに手を差し出さないと、握手ができず、いいアイディアも生まれません。
  ――――――――――――――――――――――――――――――
 「○○しなければ、○○できません」というより、
 「○○すれば、○○できます」という言い回しの方が、
 断然前向きであり、配慮と知性がありますよね。
 例にある文章、実は、頭のいい人ほど
 【B】の言い回しをしてしまう傾向があるようです。
 気をつけましょう(^^)。

●セミナーで好評だったネタ【その2】
 逆さ言葉です。
  集客←→
  感謝←→
  愛情←→
  成功←→
  ストロング←→
  理念←→

 答えはずっと後ろに入れます。
 ちょっと意地悪をしますが、この話しをしているときが、
 一番メモを取っている人が多かったのですよ(笑)。

●結局言いたかったことは?
 我ながら言いたかったことは、
 「同質化競走」は止めましょうということかなと想います。
 同質化競争とは、
 「他人と同じことを、よりうまくやろうとする競走」
 です。
 僕が事業を始めてから言い続けているのは、
 商売とは相思相愛を探し出逢う旅であり、
 「競争より、協奏」
 「やり方より、あり方」
 「クチコミは起こすものじゃなく、起きるもの」
 「集客じゃなく、来客。集めるじゃなく、集まる」
 共感商売を! 
 ということのなのです。
 上記はすべて、逆転思考ですよね。

そしてトドメの逆転思考は以下です。
 幸せの正体とは、人の役に立つこと。
 「あなたがいてくれて良かった」と言ってもらうことが幸せの正体。
 人を幸せにするには、まず、自分が幸せであればいい。
 ただ、自分が幸せを感じるためには、
 まず先に、人の役に立ち、人を幸せにする必要があり、
 これを「幸せのパラドックス」と呼んでいる。
                      by松尾公輝

セミナーの目玉は、
僕の事業の構造と仕組と考え方にあったわけですが、
それは参加された魅惑的女性11名様と、素敵な紳士11名様、
全22名様(募集は20名様)の特権なので、
この場では書けませんです。

ご容赦を(^_^;)。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます!


補足(蛇足?)ですが、
僕はこの10年以上、何かを売り込んだことがありません。

売り込みや説得が必要な方を、
お客様として認識しなかったからだと想います。

但し、こうした逆転思考は、
よく理解して実践しないと「両刃の剣」であり、
傲慢不遜の焼き印を押される可能性があります。

でも、正しい使い方をすれば、ストレスフリーの事業が構築できます。

【本文にある「逆さ言葉」の答えです】
 集客←→来客
 感謝←→当たり前
 愛情←→無関心
 成功←→何もしない
 ストロング←→クリエイティブ
 理念←→条件

どれも味わい深いですが、特に最後の「理念」は大切です。

スペック勝負、価格勝負の先にある未来より、
理念や哲学の先にある未来がいいですよね?

人は、勘定より、感情で、モノを買います。


★「商売とは相思相愛を探す旅」
株式会社 乾杯・KANPAI
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