2010年9月、松尾公輝放談会を開催し、
無事盛況にて終了しました。
「創業1年、僕が今、伝えたいこと
あなたを成功に導く、全天候型逆転思考」
というテーマで、9月10日(金)に、
宿泊業様対象とは違うタイプのセミナーを開催したわけです。
ところは、「イナトーラ」さんという新しいお店。
http://inatora.blog96.fc2.com/
ここは、宮城を中心にパスタ店、焼き物店、
ラーメン店を展開するハミングバードさんという
企業の新しいチャレンジ店舗ですね。
名前がいいです。
実は、仙台の古くからの道である
「稲荷小路(いなりこうじ)」
と
「虎屋横丁(とらやよこちょう)」
の角にあるので
「いなとーら」なんですよね。
さて、セミナー対象者の方は以下でした。
・中小企業オーナー(またはその気持ちのある人)
・アントレプレナー(起業家か、その候補者)
・デザイナー(グラフィック&WEB)
・フォトグラファー(商業写真)
・リビドー学園有志(松尾主宰のオトナの会)
そして、放談会の内容は以下でした。
・あなたのお客様と出逢うための「あり方」
・あなたのお客様と出逢うための「やり方」
・あなたが提供するものは「ステップ方式」
・取引も出逢いもすべて「フラットな関係」
・おたがいに「ハッピーでラッキーな状態」
・あなたを成功に導く「全天候型逆転思考」
ひと言で言えば、
「この日この場所で勝手にしゃべるから、
その場に居たい方だけ来てください」
ってこと。
ま~、傲慢なPRですよね。
この発想もまた「逆転思考」です(^_-)-☆
それにしても、バラエティー豊かな集まりになりました。
IT企業、人材育成会社、各種開発技術者アウトソーシング会社、
建設会社、社会福祉事業会社、ギャラリー運営会社、
WEBデザイン会社、フォトグラファー、セミナー運営会社、
ブライダルプラン会社、飲食店複数経営会社等々。
僕も刺激と閃きの時間となり、ご来場に深く感謝します。
それでは、セミナーで話した内容をダイジェストでお伝えしましょう。
くれぐれもお願いしたいのは、
是非、ご自身の商売に照らしてお読みいただきたいということです。
何か役に立つことは無いか?
何か閃きを得る部分は無いか?
そんな目線でお読みいただくと効果効能があります(^^)。
【逆転思考ヘッドライン】
●僕が創業して決定的となったものは、
今まで無料だったもの、付加価値と呼ばれ、
単独で課金できなかったものに、
値段をつけてお支払いいただくことになったということです。
すなわち、「アドバイスという無形の商品」に
お金をお支払いいただくことになりました、ということ。
パラドックスというか、これが逆転思想の原点です。
●逆転思想の喩え話として以下のことをお伝えしました。
・トイレの鍵は誰のためにあるか?
それは、人が入っているにもかかわらず、
間違って開けちゃった人が「恥をかかないため」にある。
・子供が産まれたら自動的に親なのか?
実態は、子供から学び教えられて親になってゆく。
・同じく教師免許が取れて学校に配属されたら先生?
いやいや、生徒から学び教えられて教師になってゆく。
・ミリオンセラー
「もし高校野球の女子マネージャーが ラッカーの『マネジメント』を
読んだら」はなぜ売れた?
ドラッカーのイメージとは「真逆のキャスティング」であり、
ドラッカーのマネジメントという本を長年気にしていながら
読んだことの無い人たちにとっての「入門書」だった。
・夫婦は向き合うべきか?
とんでもない。向き合ってばかりだと喧嘩になる。
夫婦は同じ目的に向かって並んで歩むものである。
・友人とつるんでセミナーに参加するべき?
それ以上に「ひとり」で参加することの方が意義深い。
・戦略や戦術が間違っている?
そんなことは無い。経営者は常に正しい判断をする。
ブレイクポイントまで行かない「行動」に問題があり、
戦略・戦術・アイディアに責任は無い。
・「最高の料理を味わうには、お客様の力も必要です。
客様のコンディションが悪ければ、料理の味は半減します」
これは、僕の大好きなドラマ「王様のレストラン」で、
主役の松本幸四郎さんが言った言葉です。
実に逆説的ですが、真理ですよね。
●セミナーで好評だったネタ【その1】
メール文章の書き方が、意外なほど好評でした。
僕が実際にクライアント様に打ったメール文章は以下です。
【A】
――――――――――――――――――――――――――――――
僕とのキャッチボールを大切にしていただければ嬉しいです。
○○さんの営業上の悩みを具体的に把握すればするほど、
精度の高いアドバイスができます。
人と人の間には、腕2本文の距離があるので、
お互いに手を差し出すことで、握手ができ、いいアイディアも生まれます。
――――――――――――――――――――――――――――――
実は上記の文章、以下のように書きがちです。
【B】
――――――――――――――――――――――――――――――
僕とのキャッチボールを大切にしてください。
○○さんの営業上の悩みを具体的に把握できなければ、
精度の高いアドバイスもできません。
人と人の間には、腕2本文の距離があるので、
お互いに手を差し出さないと、握手ができず、いいアイディアも生まれません。
――――――――――――――――――――――――――――――
「○○しなければ、○○できません」というより、
「○○すれば、○○できます」という言い回しの方が、
断然前向きであり、配慮と知性がありますよね。
例にある文章、実は、頭のいい人ほど
【B】の言い回しをしてしまう傾向があるようです。
気をつけましょう(^^)。
●セミナーで好評だったネタ【その2】
逆さ言葉です。
集客←→
感謝←→
愛情←→
成功←→
ストロング←→
理念←→
答えはずっと後ろに入れます。
ちょっと意地悪をしますが、この話しをしているときが、
一番メモを取っている人が多かったのですよ(笑)。
●結局言いたかったことは?
我ながら言いたかったことは、
「同質化競走」は止めましょうということかなと想います。
同質化競争とは、
「他人と同じことを、よりうまくやろうとする競走」
です。
僕が事業を始めてから言い続けているのは、
商売とは相思相愛を探し出逢う旅であり、
「競争より、協奏」
「やり方より、あり方」
「クチコミは起こすものじゃなく、起きるもの」
「集客じゃなく、来客。集めるじゃなく、集まる」
共感商売を!
ということのなのです。
上記はすべて、逆転思考ですよね。
そしてトドメの逆転思考は以下です。
幸せの正体とは、人の役に立つこと。
「あなたがいてくれて良かった」と言ってもらうことが幸せの正体。
人を幸せにするには、まず、自分が幸せであればいい。
ただ、自分が幸せを感じるためには、
まず先に、人の役に立ち、人を幸せにする必要があり、
これを「幸せのパラドックス」と呼んでいる。
by松尾公輝
セミナーの目玉は、
僕の事業の構造と仕組と考え方にあったわけですが、
それは参加された魅惑的女性11名様と、素敵な紳士11名様、
全22名様(募集は20名様)の特権なので、
この場では書けませんです。
ご容赦を(^_^;)。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます!
補足(蛇足?)ですが、
僕はこの10年以上、何かを売り込んだことがありません。
売り込みや説得が必要な方を、
お客様として認識しなかったからだと想います。
但し、こうした逆転思考は、
よく理解して実践しないと「両刃の剣」であり、
傲慢不遜の焼き印を押される可能性があります。
でも、正しい使い方をすれば、ストレスフリーの事業が構築できます。
【本文にある「逆さ言葉」の答えです】
集客←→来客
感謝←→当たり前
愛情←→無関心
成功←→何もしない
ストロング←→クリエイティブ
理念←→条件
どれも味わい深いですが、特に最後の「理念」は大切です。
スペック勝負、価格勝負の先にある未来より、
理念や哲学の先にある未来がいいですよね?
人は、勘定より、感情で、モノを買います。
★「商売とは相思相愛を探す旅」
株式会社 乾杯・KANPAI
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